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NYダウは破竹の11連騰!日本株は重要イベント前で様子見姿勢!億トレ注目銘柄アーレスティ(5852)

昨晩の米国市場は相変わらずNYダウが強いですね。

企業決算への期待や7月のPMI(製造業購買担当者景気指数)が市場予想を上回ったことを好感しました。市場では今週開催のFOMCでFRBの0.25%利上げは織り込み済み、今回の利上げが最後になるとの観測が高まっており金利上昇への過度な警戒は和らいでいることや本格化を迎える米主力処の決算を見てもそこまで懸念されるほど悪い内容ではなく、米国景気はこれから緩やかに回復するのではないかとの期待から買いが入りNYダウは11日の連騰となりました。

NYダウは終値35,411.24ドル、前週末比+183.55 ドル、2017年2月以来6年6カ月ぶり、昨年2月以来の高値となりました。ナスダック総合指数はテスラやアルファベットなどが買われましたが、半導体株は若干売りが入り終値14,058.87ポイント、前週末比+26.06ポイントとなりました。

米国市場の動きを筆者はこう見る!

今週はFOMCはありますが、そこは予想通り0.25%となるでしょうが、FRBパウエル議長が現行サイクルでの利上げが終わりに近いとの見方をすると予想されていますのでこの期待からの買いが入っていると言えます。ただ米主要企業の4~6月期決算発表が相次ぎGAFAMの一角マイクロソフト、アルファベットなどIT大手の決算がありアルファベットは前回の決算では、収益の柱の広告収入は2四半期連続の前年同期比マイナスとなっていました。

個人的には、経済が上向きという見方がありますので広告事業も回復していると見ています。ですが市場予想通りでも全体的に買われすぎているという部分がありますので、やはり注意は必要かと思います。

そしてChatGPTの火付け役となったマイクロソフトも主力のクラウドサービス事業の鈍化が続いていますが、マイクロソフトがコケると生成AI関連も株価下落につながる可能性がありますので油断はできないところかと思います。

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日本株は日米欧の中央銀が金融政策決定会合を控えて様子見姿勢強まる!

日本株は米国市場の上昇を背景に寄付きは買い優勢のスタートとなりました。原油価格の上昇から原油株が買われていましたが、やはり重要イベントが控えていますので寄付き後は持ち高調整の売りが入り下落、その後は買戻しも入りましたが日経平均株価は終値32,682.51円、前日比-18.43円、TOPIXは終値2,285.38ポイント、前日比+4.2ポイントとなりました。

新興市場はスタンダード市場は、値上がり691銘柄、値下がり551銘柄、東証グロース市場は、値上がり190銘柄、値下がり309銘柄とまちまちな展開となりました。

日本株の動きを筆者はこう見る!

日経平均株価を見ると昨日買われていたので売りがでるのも仕方ないところはありますが、今月に入り上値抵抗線に頭を押さえられています。この抵抗線を上抜ければ上げ足を加速し一気に節目の33,000円を回復して、先月高値を視野に入れた動きとなることが予想できますが、重要イベントを市場予想通りに通過できるか…というところですね。

ただ押し目買いは強い動きですので、市場予想通りで下げたならばそこは買いという目線で見ています。

個別株ではOPEC加盟国とロシアなど非加盟の有力産油国で構成する「OPECプラス」が減産方針を継続する見通しやサマーシーズンでガソリン需要の高まりから原油価格が上昇、これを好感してINPEX(1605)、ENEOS(5020)など原油高メリットの高い銘柄が買われています。チャート的にどれも上昇トレンドに入って動きとなっていますね。やはりこういった時はわざわざ出遅れ銘柄を狙うより原油高メリットの高い本命を攻めるべきですのでINPEX(1605)が良さそうと思っています。

今日の億トレ注目銘柄ですが年初来高値更新となったアーレスティ

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億トレサラリーマンの注目銘柄 EV(電気自動車)関連銘柄 アーレスティ(5852)

アーレスティは東証プライム上場、PER17.6倍、PBR0.34倍、時価総額195億円

1961年に上場、ダイカスト(溶かした非鉄金属の合金を、精密な金型に高速・高圧で注入し、瞬時に製品を成形する鋳造技術)の大手、自動車向けを中心にダイカスト製品、アルミニウム合金地金、フリーアクセスフロアパネル、ダイカスト周辺機器の製造を展開する企業です。

同社のテーマですが「クリーンルーム」 「自動車部材・部品」 「アルミニウム」 「ダイカスト」 「EV」「中国関連」「インド関連」に該当します。

アーレスティは自動車受注量の回復!業績急回復でPBR0.3倍の超割安株!

同社は直近の決算で、各国・地域の自動車会社向け受注動向の変動に合わせた操業日数や人員体制等の機動的な調整、社内の遊休設備の活用等による設備投資の抑制等による生産体制の効率化等に継続的の取り組みをして、生産体制の効率化効果に加え、半導体不足の緩和、エネルギー価格等の高騰を受けた主要顧客との価格改定や費用補填交渉の妥結も加わり、前期大幅赤字からは黒字転換、当連結会計年度通算でも営業損益、経常損益で少額の黒字を計上、年間配当金も前期比5円増の15円を計画となっています。

今後についても半導体不足の再燃、中国市場における日系自動車会社の現地メーカーとの競争激化、米国市場の景気後退影響等のリスクを注視していく必要がありますが、業績の回復基調は継続すると予想しています。

同グループでは、中期経営計画においては自動車の電動化の加速やカーボンニュートラルなどの外部環境変化を踏まえ、「低コストで生産性の高いものづくりの確立」「生産時のCO2排出量の削減」「電動車向け部品中心の事業ポートフォリオへの転換」を戦略の柱に据えて、売上高の確保、生産性の向上、稼ぐ力の強化に取り組んでいくとしています。

PBR1倍以下のアーレスティは東証の改善策要請での思惑も十分!

東証では恒常的にPBR1倍を下回った水準にある企業について改善策を要請している状況にありますが、同社は会社解散価値の4分の1程度まで大きく売り込まれており、中期的な経営戦略強化や株主還元などに取り組むことから水準訂正に向けた思惑があります。

同社も取得総数90万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.47%)、取得総額5億円を上限(取得期間は5月19日から12月31日)とする自社株買いの実施を発表しています。

何よりも世界的に自動車の回復、そしてEV(電気自動車)への取り組みを強化しており、海外では米国、メキシコ、中国、インド、タイに拠点を置き、アジア展開を加速させ、中国では広州に続き合肥に生産拠点を開設しています。

経済の急成長が期待できるインドという部分の魅力もありますし、ダイカストの北米セグメントにおける収益回復も期待がもてます。現状の株価を見ても年初来高値を更新して勢い抜群、週足、月足を見ますとまだまだ伸びしろも高いと言えます。

今の位置から株価2倍を狙える銘柄の一つと見ていますので億トレ注目銘柄として記載致します。

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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。

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