昨晩の米国市場は、過去最高値更新と凄まじい勢いの上げとなっていますね。
FRBがこの日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場の事前予想通り、政策金利の誘導目標を5.25~5.50%で据え置きとなりました。3会合連続で利上げを見送ったわけですが、その後のパウエル議長は会合後の記者会見で「FOMC参加者は追加利上げの選択肢を排除することは望んでいない」とは語っておりますが、会見の内容を改めて見ても、「ハト派的な転換を裏付けるものだった」と言えます。
NYダウは終値37,090.24ドル前日比+512.30ドルとなりました。ナスダック総合指数は、半導体のエヌビディアやネットフリックス、利下げ観測を背景に米長期金利は急速に低下から割高感のある銘柄も買われ、終値14,733.96ポイント、前日比+200.57ポイントとなりました。
米国市場の動きを筆者はこう見る!
FOMCの経済見通しでは24~25年にかけてインフレが徐々に鎮静化する一方、実質成長率は緩やかな減速にとどまり、失業率は大幅には上昇しないという軟着陸シナリオを維持した。こうした見立ても株式投資家のリスクオン(選好)につながったと言えます。
市場は既に利上げは終わったと見て強気の買いが入ったわけですが、初の3万7000ドル突破ですが、まさに年末高という動きが米国市場には見られています。ただこれで材料が一旦出尽くしたところもありますので、クリスマス休暇を考えても売り物は出そうなところがありますね。
自民党派閥の政治資金パーティーによる裏金疑惑から政権不安&急速な円高を嫌気して日経平均株価は下落!
本日の日本株は、堅調な米国市場と相反する動き、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、東京地検特捜部が、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)からパーティー券収入のノルマ超過分のキックバック(還流)を受け、裏金化していたとされる所属議員側を一斉に聴取する方針であることが関係者への取材で判明したことや、岸田政権の顔役が相次いで辞任、更迭といった政権への不安、そして急速な円高という悪材料から輸出関連を中心に売りが入りました。
日経平均株価は終値32,686.25円、前日比-240.10円、TOPIXは終値2,321.35ポイント、前日比-33.57ポイントとなりました。
東証プライムの値上がり銘柄数は404銘柄、値下がりは1,220銘柄、スタンダード市場は、値上がり330銘柄、値下がり1130銘柄、東証グロース市場は、値上がり165銘柄、値下がり362銘柄と全市場値下がり優勢となりました。
日本株の動きを筆者はこう見る!
今まで円安で支えられていた!という部分は確かにありますので急速な円高進行は輸出関連などにマイナス要因となったわけですが、これだけ米国市場が一辺倒に上げている中で下落…
まあ誰もが分かってる話ですが、増税メガネと揶揄されていた岸田政権、さらに自民党での裏金疑惑ですからね。海外投資家は政治不安というのは非常に嫌がりますし、国内の投資家もこれだけ上値が重たい…という部分でやれやれ売りに繋がっていると言えます。
特捜もこれまでは秘書らが主な聴取対象だったが、派閥幹部や議員本人にも広げる。安倍派では直近5年間で総額5億円が裏金に回された可能性があり、聴取対象は数十人に上る様ですので、まだまだ問題が噴出してきそう…さらに最大で不記載額が5000万円規模に上る議員もいるとされ、特捜部は議員本人の刑事責任まで判断する様ですので不安要素となりますね。
簡単に解決する問題ではないですし、岸田政権の支持率が17%と下げが止まらない…もはやスパッと辞めてくれた方がいいんですけどね。
億トレサラリーマンの注目銘柄 太陽ホールディングス(4626)
東証プライム上場、PER14.9倍、PBR1.75倍、時価総額1816億円
携帯電話やパソコンなどのIT機器やデジタル家電、車載用電子機器などあらゆるエレクトロニクス製品に利用されるプリント配線板の表面保護や半導体実装で用いられるレジストインキ(絶縁材インキ)で世界首位、世界でシェア6割を誇る企業です。
化学を土台とし、エレクトロニクス事業に加え、医薬品事業を新たな成長の牽引役と位置づけており、19年には第一三共グループから高槻工場を取得し医薬品の製造受託ビジネスにも進出しています。
同社のテーマは、プリント基板、フレキシブルプリント基板、インキ 液晶部材・部品、DX、 LED部材・部品、医療・医薬品、抗がん剤、電子材料、セルロースナノファイバー、中国関連、化学、宇宙、ドローンに該当します。
エレクトロニクス事業で販売数量が増加で業績好調!チャートは相場無視の強い上昇トレンド!
直近の業績を見ますと24年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の151億円から176億円(前期比10.2%増)、売上高予想も1017億円から1036億円(同6.4%増)に上方修正を発表しています。
円安に推移したことにより業績にプラスの影響はありますが、同社の想定為替レートを見ますと↓
当期期中平均為替レート:1米ドル141.3円
前年同期期中平均為替レート:1米ドル133.5円
当期第1四半期期中平均為替レート:1米ドル138.1円
現在の円高進行はありますが、為替レートとしては、問題ないと言えます。
太陽ホールディングスは、株式会社JPX総研及び株式会社日本経済新聞社が共同で算出する「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に初めて選定!
日経インデックス400は、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に 求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される株価指数ですので、これに選定されたといのうは優良企業の証とも言えます。
VR・ARといったXR技術に強みを持つエクシーズを子会社のファンリードが株式譲受!新たな取り組みの期待も!
子会社のファンリードは、株式会社エクシーズの全株式を2023年8月31日に譲受しておりますが、大手製造会社向けの基幹系システムの開発・運用、VR・ARといったXR技術に強みを持つエクシーズとの協業・連携を通じて、事業を強化するとしていますので今後の材料も期待がもてそうですね。
各証券会社が強気判断!いちよし証券では目標株価4200円!!
又、いちよし証券ではレーティングを「A」とし目標株価3700→4200円、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、レーティングを「強気」とし目標株価3200→3600円としています。直近の乱高下の相場でも強い上昇トレンドを続け上場来高値を更新中!非常に強い動きとなっていますので億トレ注目銘柄として記載致します。
「億トレサラリーマンのここではかけない特別銘柄をLINEで配信しています。宜しかったらLINE登録お願いします。」
株情報サイト&メルマガ情報
橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。
高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。
グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。