大型連休の最終日ですが今回は長い連休でしたので骨休めするには十分な時間でしたね。
日本が連休中に米重要イベントが重なっていましたのでどうなるか…興味深く見守っていましたが、FOMC、アップル決算、雇用統計を通過となりました。
米国市場の動きを筆者はこう見る!
FOMCの結果は!FRBパウエル議長は次回で利上げが打ち止めになる可能性を示唆!
火曜、水曜、木曜、金曜とイベントが重なっていましたがまずFOMCですが、市場予想通りの0.25%の利上げを決定、次回で利上げが打ち止めになる可能性も含ませて市場に大きな混乱が出ない様にFRBパウエル議長は配慮した発言をしていましたね。
同議長はFOMC後の会見では「毎回の会合ごとに入ってくるデータを評価する」と発言をしていましたが次の会合までの様々な指標や金融情勢を踏まえ、その都度判断していくということです。
今回の声明では、しばらく利上げを続ける可能性が高いという文言が削除されており「今回で利上げ打ち止め」の可能性が示唆しています。イベント通過で出尽くしの動きとなり一旦株価は下振れとはなりましたが、「次回会合で利下げの可能性は低そうですが、年後半は利下げが進む」という動きになりそうです。
中小銀行の破綻に対しても、「銀行セクターの状況は3月上旬以降、全体として改善してきた」と前向きな評価をしており、破綻した3つの銀行の預金は保護され、ファーストパブリックの破綻処理も「深刻なストレスに終止符を打つための重要な一歩」としています。
中小銀行が与信基準を引き締める必要性を感じており、それが経済に与える効果や金融システムの状況を注視していくとしており、銀行への配慮もしっかりしていましたので投資家に安心感を与える内容と言えます。
アップルはインド市場の開拓が好調!売上高と利益が市場予想を上回る!
GAFAMに決算も出揃いましたが、アップルの決算は売上高と利益が市場予想を上回り、最大900億ドルまで自社株買いを増額したほか、四半期配当を1株0.24ドルに増配も併せて発表しています。
経済の先行き不透明感や家電業界の不振にもかかわらずiphoneの販売が増加、インドなど比較的新しい市場で売り上げが好調でした。
ティムクックCEOはロイターのインタビューで「ブラジル、インド、メキシコでの新規顧客向け売り上げが非常に好調だった」と語っています。
中国市場は全体の売上高の減少よりも大幅な減少となっていますが、今後関係性もさらに難しくなっていきそうですので、人口が増えている新興国で伸びてきているというのは今後の期待がもてますし、粗利益率見通しは44-44.5%で、市場予想の43.7%を上回っていますので今後の見通しにも期待がもてますね。
4月雇用統計の結果は雇用者数と賃金の伸びがいずれも加速!
4月雇用統計は非農業部門雇用者数は市場予想18万5000人増に対して25万3000人増。失業率は市場予想3.6%より低下して3.4%と再び数十年ぶりの低水準となっています。
労働需要は依然として利用可能な労働者の供給を大幅に上回っていますが平均時給の上昇率が3%程度に落ち着いてきますと、インフレ圧力も平常時に近づいてくる見込みはあります。
金融不安の再燃で景気後退への懸念が強まる中、堅調な雇用情勢が改めて示され、FRBの「利上げ打ち止め」や「早期利下げ」の期待が若干後退する内容ではありましたが、景気への不安後退となったのが評価される動きとなりました。
日本が休場の間にNYダウ、S&P、ナスダック総合指数共に一喜一憂しての乱高下となっていましたが、雇用統計で一気に巻き返しています。
米国市場の問題としては、イエレン財務長官が、議会で債務の上限を引き上げるか上限の適用を停止しなければ、6月1日にも債務不履行に陥る恐れがあるとの見通しと発言はしていましたが、これは毎度の茶番ですし、米国がデフォルトするわけはないと思っています。
日経平均株価は3万円に向けて大きく前進する可能性は十分!著名投資家ウォーレンバフェットも買いを継続!
日本株の動きを筆者はこう見る!
大型連休を終えて来週からの相場はどうなるのか?まず米重要イベントを通過して日経平均先物はFOMC通過後に大幅に下落していましたが、雇用統計を通過して29000円台に再び戻しています。
重要イベント前でしたのでポジションを整理した投資家も週明けから買いで入ってくる見込みは高いです。任天堂、トヨタ、パナソニック、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、NTTといった寄与度の高い企業決算が控えています。
今、日本株は強い上昇トレンドに入っていますが、ソフトバンクグループ以外はそこまで問題ないのでは?と思っています。
楽観視はしない方がよいと思いますが、日本株が上昇する切っ掛けとなった著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが6日株主総会を開きましたが…
投資先である日本の総合商社と「一緒に事業をするのを期待している」と協業に前向きな姿勢を示しており、さらに「日本での投資は完了していない。これからも日本企業の投資先を探していく」とも述べています。
こういった部分も海外投資家の買い越しの要因となりそうですので、日経平均株価3万円は十分可能性はあると言えるのではないでしょうか。
※「PR yahooファイナンス1位の実績!STOP高のギックス(9219)を配信実績!ここの急騰期待銘柄は必見ですよ!」
決算シーズンのピークとなる来週ですが、好決算期待&出来高増加して急騰する見込みの高い銘柄を記載致します。
億トレサラリーマンの注目銘柄 システムズデザイン(3766)
システムズデザインは東証スタンダード上場、ホンダ向けを軸とする企業向け情報システムの企画、開発から運用までをトータルにサポートするSI(システムインテグレーション)サービスと、税金・給与などのデータ入力、保険コールセンターのBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を主力とする企業です。
同社のテーマですが「ソフト・システム開発」 「コールセンター」 「ビッグデータ」 「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」 「アウトソーシング」 「システムインテグレーション」 「IT関連」 「人工知能」 「Society5.0」に該当します。
同社の保有ブランドは「クレイオ」 「クレイオ・ナレッジサーチ」 「楽々フレームワーク」 「楽々Framework」 「Kleio」 「Kleioナレッジサーチ」となります。
依存先はPCA (11.7%)となります。
時価総額29.4億円ながら業績抜群!割安・高配当銘柄で人気化すれば桁替えの期待も十分!
同社ですが企業のテレワーク環境の整備などのワークスタイルの変革や、生産性の向上、競争力強化のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが浸透してきていることから従業員の在宅勤務や時差出勤等を推進しつつ、継続案件や新規案件の受注確保、低採算案件の収益性の改善、人材育成及び採用活動への投資などに注力したことから2023年3月期第3四半期は2ケタ増収・大幅な増益、連結業績予想の上方修正を発表をしています。
2023年3月期の期末配当予想も、1株当たり15.00円を予定していましたが、2023年3月期の業績が大きく伸長する見込みであることや、株主還元の更なる拡充等を総合的に勘案した結果、普通配当として1株当たり5円増配し、20円とすることを発表しています。
特にシステム開発事業につきましては、主要顧客のシステムリプレースに伴う案件受注が上期に集中し、大きく業績を牽引していますので、5月12日の決算も期待は高いとみています。
東京大学大学院医学系研究科との間で、医療経済学やデータサイエンスの手法を応用した新たな疾病予防プログラムの事業を普及させるため、情報技術などを基礎に、その運用管理に関わるシステムの共同研究契約を締結しています。
出来高も増加してきていますが、決算期待も高く、PER8.9倍、PBR0.69倍と割安&配当利回り2.38倍としっかりだけに、ここから強い上昇トレンドに入り「桁替え」となる可能性も高いとみています。
※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。
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