昨晩の米国市場は、投資家大注目のFOMCの定例会合でFRBは予想通り、利上げの一時停止を決定致しました。
過去1年余り続けてきた利上げをいったん停止し、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジは5-5.25%で今回の政策決定は全会一致となりました。
市場も今回のFOMCでは利上げ停止を織り込んで買いが入っていたことやFRBパウエル議長はその後の記者会見で「ほぼすべての参加者が年末までにいくらか利上げするのが適切になるだろうと考えている」と今後インフレが加速となれば利上げ再開を示唆しました。
2023年内にあと2回の利上げを示唆するなど米国の金融引き締めは終盤を迎えていますが、利上げ打ち止めの時期はずれ込む恰好が失望されNYダウは一時400ドルを超える下落、売り一巡後は議長が次回会合での利上げ実施を明言しなかっかことから徐々に買戻し入り下げ幅縮小となりましたがNYダウは終値33,979.33ドル、前日比-232.79ドル、ナスダック総合指数は引き続きエヌビディアなど半導体株が買われ終値13,626.48ポイント、前日比+53.16ポイントとなりました。
米国市場の動きを筆者はこう見る!
FOMCでは市場予想通りではありましたし、FRBパウエル議長もタカ派よりに聞こえなかったところはありましたが、ここ最近で先回りの買いが続いていましたので利益確定売りが入りました。
材料出尽くしとなるか…というより米国市場は今週末メジャーSQとなります。トリプルウィッチングと呼ばれる株価指数先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つのデリバティブ取引の取引期限満了日(決済期日)が重なる日ですし、過去米メジャーSQは高確率で下落しているという傾向があります。
日本はメジャーSQは問題なく通過しましたが、やはり米メジャーSQは注意が必要かと思います。
日経平均株価は円安進行も下支え!16日には日銀金融政策決定会合!
日経平均株価は、直近上昇の反動もあり目先の利益を確定させる売りに押され、寄付きは小幅反落でのスタートとなりました。売り一巡後は押し目買いで徐々に下げ幅を縮小し前場の中ごろにはプラス圏に浮上するなどおおむね堅調な動きを見せましたが、引けにかけて売りが入り日経平均株価は終値33,485.49円、前日比-16.93円、TOPIXは終値2,293.97ポイント、前日比-0.56ポイントとなりました。
新興市場はスタンダード市場は、値上がり583銘柄、値下がり660銘柄、東証グロース市場は値上がり176銘柄、値下がり328銘柄となりました。
日本株の動きを筆者はこう見る!
FOMC通過もですが、空売り比率がここ3日40以下でしたのでそろそろストンと落ちるかと思っていましたが円相場が円安に振れたことが、輸出株などの株価支援要因となり輸出関連や半導体株が買われていましたね。
国内では16日にも野党が岸田内閣に対する不信任決議案を16日に衆院へ提出する意向を固めた様ですので、解散総選挙で株高という期待の買いも入っていたという感じはあるかと思います。
16日は日銀金融政策決定会合がありますが、これは大規模金融緩和を現状維持でしょうし、サプライズはないかと思います。
もしかすると解散総選挙という流れになれば、まだ短期的な日本株の上昇余地は高そうではありますが、引け後に岸田総理は「今国会の会期内では衆議院を解散しない」と発言していますので、解散期待での買い圧力が売りに回る可能性を考えますと株価が落ちる事は想定しながら取り組むのが宜しいですね。
※「PR yahooファイナンス1位の実績!STOP高銘柄を多数提供実績!ここの急騰期待銘柄は必見ですよ!」
好決算で株価2倍超えも狙えそうな小型株がありましたので記載致します。
億トレサラリーマンの注目銘柄 イオレ(2334)
イオレは東証グロース上場、PER60.9倍、PBR7.64倍、配当利回り--%、時価総額52.4倍
2001年に、当時W杯ブームで盛り上がっていた日本で「サッカーに関する事業で社会貢献を!」という目的で創業、以来20年間、インターネット市場の変革とともに歩み、コンテンツ・インフラツール・アドテクノロジー・HRテックなど社会に必要とされるソリューションの提供、グループコミュニケーション支援「らくらく連絡網」運営や求人、広告配信事業を主力とする企業です。
同社のテーマですが「SNS」 「専門サイト」 「インターネット広告関連」 「求人情報」 「ソーシャルメディア」 「スマートフォン」 「求人広告」 「携帯電話向けソフト」 「NFT」に該当します。
同社の保有ブランドは「らくらくアルバイト」 「らくらく連絡網」 「ガクバアルバイト」 「ピンポイント」 「pinpoint」
時価総額52億円ながら売上高が前期比34.2%増の47億8400万円!中期計画通りなら株価2倍超えも!
5月12日の決算発表では、コミュニケーションデータ事業は、当社の優位性の一つであるデータとテクノロジーを組み合わせて収益を上げていく事業として、「らくらく連絡網」、「らくらくアルバイト」、「pinpoint」及び「他媒体広告」を含めており、当事業年度は代理店戦略の強化やアライアンスの推進を行い、データの拡充と有効活用を図り、
「HRデータ事業」は、顧客が求人業界であり、当社が培ってきた求人広告分野におけるノウハウとテクノロジーを組み合わせた事業として、「求人検索エンジン」、「HR Ads Platform」及び「ジョブオレ」を含めており、当事業年度は「」HR Ads Platform』を重視し、新規求人メディア連携やATS連携の強化を図った結果、求人検索エンジンなど各事業で、これまで不確定要素があったため売り上げに含めていなかった案件が想定以上に好調に推移、23年3月期決算を発表し、収益が従来予想から上振れして着地。
続く24年3月期業績も売上高が前期比34.2%増の47億8400万円、営業利益が同63.3%増の9000万円と好調な見通しとしています。配当予想は引き続き無配ではありましたが、中期経営計画では2026年は売上53~75億円(+150~+200%)、営業利益2.5憶~9.1億(今期比+450%~+1650%)としています。
新規事業1つ目のペット関連事業はペット旅宿泊予約者前年比約+200%(今後は更に売上高284.5%成長見込み)
新規事業2つ目Web3.0事業はNFT販売代理事業目標値+980%達成、ゲームギルド流通総額+375%達成(NFTをギルドで運用することでシナジー効果を得て収益積み増し予定、具体的な収益数字が非公開のため今後の化け要素の1つ)
今後2030年までに市場規模20倍になるとされるNFTゲーム市場でも大きな伸びを観測されており、これが上手くいけば爆発的に伸びていく可能性も十分です。
さらにポケカルは旅行業免許取得後の8月から本格稼働しており700万人登録のらくらく連絡網、ペット旅とのシナジーが期待できます。
同社の全事業が右肩上がりで成長しており、新規事業も利益が上がりだし好調であること、決算&中期計画を考えましても伸びしろは非常に高いです。
決算で急騰後に一旦売りが入りましたが、今後の業績もですが小型株ですので上手くいけば、まだここから株価2倍も狙える銘柄と言えるのではないでしょうか。
※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。
株情報サイト&メルマガ情報
橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。
高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。
グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。