相場雑感と注目銘柄

日本株上昇!マザーズが大幅反発!1月31日の相場雑感と注目銘柄

本日の相場雑感

今週も宜しくお願い致します。

先週末の米国市場は週末に記載しました〝来週は日本株反発の期待!来週の相場展望と注目銘柄【4047】関東電化工業〟にも記載しましたが、アップルやクレジットカードのビザの決算が好感されてNYダウは終値34,725.47ドル、前日比+564.69ドル。

ナスダック総合指数は長期金利の低下を受けて、ハイテク株が買われ終値13,770.57ポイント、前日比+417.77ポイントと反発となりました。

米国市場の上昇からも買い優勢のスタートと見てましたが、国内で新型コロナウイルスの感染者が急拡大、東京都では日曜でも1万5895人と過去最多でしたので、日本政府の規制が不安視されて寄り付きは売られる展開。

売り一巡後は値を戻す動きとなりましたが、岸田文雄首相が緊急事態宣言を発出を検討していないと述べた事から、目先の不安心理が後退となり日経平均株価は急反発。午後一時には27134.57円まで買われ、日経平均株価は終値27,001.98円、前週末比+284.64円、TOPIXは終値1,895.93ポイント、前週末比+19.04ポイントとなりました。

心理的な節目である27000円を回復となりましたが、国内の決算も良好なものが多いですからね。そして今日は海運株が業種別値上がり1位となっていましたが、【9104】商船三井が22年3月期業績見通しと配当予想の大幅上方修正していましたからね。

業績は抜群なのは予想していましたが、純利益を前期比7倍の6300億円としたほか、期末配当を750円に引き上げ年1050円とする見通しこれはかなりのものですね!これだけの高配当となると株価はまだまだ上がりそうとは思いますし。3月に向けての配当狙いも入ってきそうです。

商船三井は8770円で1000株、【9101】日本郵船も500株購入してみましたが、バリュー株に資金投入を考えてもまだ上がると思っています。

そしてもう…ダメぽ…となっていた新興市場も切り返してジャスダック、マザーズ共に上昇!やっと反発したという感じですが、上昇しても単発というパターンが多いので、一喜一憂せずに警戒しながらいくべきですね。

記載していた【4714】リソー教育も素直に買われて終値408円、チャートも上にいきそうな感じありますね。

オミクロン型の感染から思惑買いが入っています【3604】川本産業は急落。本日もハイカラで結構利益だせました。5日線割り込みましたし、やっぱコロナ増えてると言ってもマスクはどこでも手に入りますからね。案の定です。

マザーズのIPO銘柄はDX関連の【4261】アジアクエストは下落。法人向け入退室管理及び監視カメラシステムの提供の【4264】セキュアは上昇。

注目していました【6524】湖北工業は一段高。予定通り6000円割れで拾ってからスルスルと株価は上昇。この1銘柄だけで50万円以上利益だせました。

【4125】三和油化工業も上昇となりましたね。この銘柄は工業産業廃棄物を再資源化するリユース・リサイクル事業と中々ポテンシャルが高い銘柄です。テーマもですが、リチウム電池用電解液の受託製造という強みもありますからね。こういった内容の良い銘柄はやっぱ押し目買い有効ですね。

再生可能資源であり、食糧とも競合しない非可食バイオマスを原料として、バイオ燃料やグリーン化学品を製造する新規産業の【9212】グリーン アース インスティテュートは、急騰して急落。1300円近辺が底になっていますので、もう一段下げあったら拾います。

半導体関連もしっかりと反発しましたが、【8035】東京エレクトロンは上昇、【6920】レーザーテックは上昇、上方修正発表の【6857】アドバンテストも上昇。

【6723】ルネサスエレクトロニクスは上昇、【6890】フェローテックは上昇、【7433】伯東は上昇、小型の半導体銘柄【6336】石井表記も上昇。好決算発表の【6323】ローツェも上昇と見事に反発しましたね。

引け後に【6920】レーザーテックが決算を発表、上期営業利益は6%増、受注高及び受注残高予想を上方修正。【7433】伯東が決算を発表していましたが、4-12月期(3Q累計)経常が2.5倍増益で着地・10-12月期も2倍増益と両銘柄とも良い内容でしたが、半導体は好決算は当たり前という感じですので、判断は難しいですが、ストーンと落ちる様なら拾ってみます。

私の知り合いのプロトレーダーが注目しているメタバース関連の【8783】GFAは終値96円と上昇変。今年はメタバース関連は大注目のテーマですので引き続き注目はしています。メタバースでは【3083】シーズメンも注目していますが、終値1000円台に回復していますね。

【2158】FRONTEOは急騰、投げたら今日はしっかり…まあしょうがないですね。

第二のフロンテオと言われている銘柄で、【3853】アステリアは上昇。AI関連は有望テーマですので注目です。とりあえず815円での打診しましたが、しっかり利益だせました。

【4412】サイエンスアーツは下落。本当下落早いので吹いたら売る。という取り組みでいきます。

【1783】アジアゲートはウルフ村田さんの煽りでとんでもない動きとなっていますが、今日は引けにかけて売られていましたが、終値91円。また突っ込むところあったら少し買ってみようかな。と思っています。

【5915】駒井ハルテックは小幅高。2200円が底値という動き。2200円近辺まで落ちたら拾ってみます。

注目銘柄で記載した【6912】菊水電子工業は決算で出尽くしとなって急落。内容良いので、打診してみました。

【6047】Gunosyも続伸、決算が赤字から黒字予想となり、一旦買われて再び売られとなりましたが、売り一巡して再びいい動きになってきましたね。

オミクロン型の感染の銘柄は注目されていますが、【4556】カイノスは下落。チャート的にはまだまだ面白そうです。大口が売ったという感じでもないですね。

【9997】ベルーナは上昇となりましたが、引け後の決算が下方修正、決算期待していたのですが、これは悲しいの一言。

マザーズ指数の反発を予想していましたが、やっときてくれましたね。全体相場はまだまだ油断はできませんが、ここからの切り返し期待したいところです。

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明日の注目銘柄

・関東電化工業(4047)

東証1部、PER10.3倍、PBR1.12倍、利回り1.52%、時価総額608億円。

関東電化は1970年にフッ酸電解技術を国内で初めて確立して以来、世界トップクラスのフッ素ガス製造能力を保有しています。

半導体の需要が急速に高まっていますが、半導体製造用の素材以外にも多彩で高品質なフッ素系特殊ガス製品を提供。半導体もですが、液晶材料や光ファイバーにも有機フッ素化合物が使用されております。

世界的なEV自動車の流れですが、同社はEV用バッテリーに欠かせないリチウム二次電池材料の電解質として六フッ化リン酸リチウムを提供していますので、半導体、EVといった注目テーマの有望株です。

住友金属鉱山と共同で使用済みリチウムイオン2次電池から高純度リチウム化合物を再資源化する世界初の技術を確立を持ちPER10倍と割安面もあります。チャートは押し目を入れて反発して75日線の位置。ここを抜ければ高値更新も十分狙えると見ています。

・ベルーナ(9997)

東証1部、PER5.4倍、PBR0.58倍、利回り2.7%、時価総額679億円。

同社は衣料品等カタログ通販大手。1983年に衣料品の通信販売を開始、現在では衣料品だけでなくファッション雑貨、インテリアといった多彩な商品を各世代に向け提供。2,100万人を超える会員のデータを活用した商品開発と効率的な商品管理のノウハウを確立しており、チラシ・カタログだけでなく、パソコンやスマートフォンといったWEBメディアによるコミュニケーションも強化しています。

ターゲット層は50~60代のミセスを中心としていますが、12月度の月次売上高が、前年同月比4.5%増と3カ月ぶりに前年実績を上回っており、業績は復活の見込みは高く。

カタログのグルメ、ワインなども巣籠効果からの需要で拡大傾向です。チャートは大底から切り返している動き、割安面からも上昇していく見込みは高いと見ます。決算で下方修正しましたので、明日ロスカット予定です。

・菊水電子工業(6912)

本日は急落、東証JQ上場、PER14.8倍、PBR0.91倍、時価総115億円の小型、据置型直流安定化電源、耐電圧試験器に強みを持ち商品シェアは国内でもトップクラスの電子計測器および電源機器の専業メーカーです。

新型コロナウイルス感染再拡大や世界的な半導体、電子部品等の需給逼迫の影響により、営業活動の制約はありますが、同社の重点市場である航空宇宙、電池、自動車のCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)、サーバー・ICT(情報通信技術)関連市場、並びに半導体関連市場、5G関連市場など、グローバルで需要の回復しています。

特にグリーンエネルギー政策により需要が拡大している米国や自動車のEV化の加速とインフラ需要の旺盛な中国を中心に海外売上高が大幅に増加し、EV用電池向け耐電圧試験器が会社予想を遥かに超える受注となっている様です。

とにかく業績面は上方修正を2度もする抜群の業績です。EV用充電器は需要はまだまだここからという感じで見ています。急落したところとりあえず拾ってみました。

・湖北工業(6524)

本日は上昇。自動車関連、東証2部に12月22日に上場のIPO銘柄、アルミ電解コンデンサ用リード端子と光部品・デバイスのリーディングカンパニーです。

業績面もよく、自動車関連はここから需要高まっていきますので、同社の業績も高まっていくと見ています。【4412】サイエンスアーツの再来となるのでは?と期待していましたが、その後急落。節目となる6000円で反発狙いでいきましたが、見事に炸裂しました。

・Gunosy(6047)

本日は上昇。今後化けそうな銘柄と見ています。インドでクレジットカードサービス「slice」を提供するGaragePreneursの強制転換条項付優先株式の追加取得を決定したという材料ですが、最大で1000万ドル相当の優先株式取得を計画というのもですが、インドは10億人の大国ですが、クレジットカードの普及はまだまだここからですので、今後かなりの含み益が出る可能性がありますね。チャート的にはまだいけそうな雰囲気はあります。

・コムチュア(3844)

本日は下落。クラウドが主力の独立系SI、情報系システムの開発・構築に実績を持ち、アマゾン、セールスフォースのクラウド基盤をベースとした基幹システム、webサイトの開発が中核事業としています。

同社はDX関連での本命視される銘柄の一つですが、DXで企業や社会の未来の変革をリードする「Leadthe Future」の精神のもと、デジタルソリューションパートナーとして新しい技術やソリューションを組み合わせ、クラウド、ビッグデータ/AIなどのデジタルプラットフォームを活用して、高付加価値なコンサルティングなどの上流工程のビジネス拡大を見込んでいます。

何といっても同社ですが、直近の決算が抜群です。クラウド支援サービスは相変わらず好調!22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比34.5%増の30.5億円に拡大し、通期計画の38億円に対する進捗率は80.3%となっています。

DXの本命ではありますが割高感からも投げ出ますね。ですが半導体、DX、脱炭素、再生可能エネルギーはここから飛躍する3大テーマです。下げ止まったと思ったらこれですか…きついですね。

・山善(8051)

本日は上昇、東証1部上場、PER9.8倍、PBR0.84倍、時価総額947億円の中型株、機械、工具、住宅設備、家電用機器専門商社の大手、工作機械や住設機器などに強みを持つ企業です。

伊藤忠・阪和興業・岩谷産業・長瀬産業・稲畑産業などと並び、大阪を本拠とする商社の一つです。YAMAZENのブランドで家電製品が量販店で広く販売しています。

8月11日発表の決算では、22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比93.2%増の35億円。国内外を問わず総じてコロナ禍からの回復傾向にあり、消費財関連事業においても引続き好調に推移する見込みのため、通期の同利益を従来予想の115億円→130億円(前期は112億円)に13.0%上方修正しています。

PER9.8倍と割安、チャート的にはそろそろという感じですね。

・レーザーテック(6920)

本日は上昇。半導体関連、EUV向けマスクブランクス検査装置を手掛けていますが、EUV(極端紫外線)露光工程で、先端半導体を量産する台湾のTMSCや韓国サムスン電子に加え、米インテルやマイクロン・テクノロジー、韓国SKハイニックス等も導入する計画が見込めるとの事です。

22年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比11.0%増の131億円、マスク検査装置が大きく牽引し、上期の受注高が1788億8100万円(前年同期比3.1倍)と過去最高を大幅に更新しています。割高の銘柄ではありますが、やはり業績は抜群ですね。

・フェローテック(6890)

本日は上昇。半導体関連の割安で業績抜群の企業です。買い目線の理由は、【6890】フェローテックの過去記載内容を見て頂けたらと思います。各証券会社が目標株価を5000円以上としています。同社の真空シールは世界シェア約6割、台湾の受託製造大手TSMCや韓国サムスン電子などの半導体設備投資需要もあり業績は拡大していく見込みは十分です。

決算内容は22年3月期業績予想を上方修正、上期営業利益は2.7倍と抜群!今日は中々きつい下げを見せていましたが、今後も上下しながらも高値更新予想しています。

・ルネサスエレクトロニクス(6723)

本日は上昇。ルネサスエレクトロニクスは自動車用のパワー半導体を主力とする企業です。2日付の日本経済新聞朝刊で、「半導体の安定供給へ向けて積極投資する方針を明らかにしており、さらに買収した英半導体企業から工場の自動化などIoTを強化し、相乗効果は製品群の組み合わせなどで約360億円の利益が見込める様です。パワー半導体は自動車業界見てもですが大手自動車メーカーの生産回復のメドが立つなか、来年に向け引き続き好調な事業環境が見込めます。まあこれもまだまだここから!

・NTTデータ(9613)

本日は上昇。デジタル庁、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連。東証1部に上場、時価総額3兆659億円。1988年設立。NTTグループ傘下で官庁・公共・金融機関向けの大型システム受託データ通信やシステム構築事業を手掛けています。国内外に300社以上の子会社を持つ国内では最大手のIT企業となります。テクニカル、テーマ性十分で中期目線でも勝負できる銘柄と位置付けております。

業績はしっかり上期の受注高は国内における順調な案件獲得に加え、海外事業の規模拡大及び為替影響により増加して22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益が1091億3800万円(前年同期比71.0%増)となり、通期計画1800億円(前期比29.3%増)に対する進捗率は60.6%!まだまだ期待です。

明日の空売り注目銘柄

・enish(3667)

本日は上昇。東証1部、ゲームアプリ関連、ソーシャルアプリ・ゲームの企画・開発・運営を手がける企業ですが、環境悪い時は買われて、良い時は売られる。という感じですが、業績微妙ですからね。今日はやっぱりなという動き。上がったら叩けばいいという感じで見ています。

日本ペイント(4612)は上昇。海外市場における株式売出実施を発表、売出株数は最大で発行済み株式数の6.7%でしたので、これが嫌気されて急落が続いていましたが、反発後からまた売られてきていますね。

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