明日の相場展望
先週末の米国市場は、注目されていました10月米雇用統計は、景気動向を映す非農業部門の雇用者数が前月比53万1000人増と増加幅は市場予想（45万人増）を上回り、上方修正された9月実績31万2000人増からさらに拡大となりました。
９月分は19.4万人増から31.2万人増ときて10月53万1000人、新型コロナ収束となり、外食や宿泊などサービス業を中心に回復していましたが、順調な経済回復が見られる、かなりいい内容ですね。
コロナ前の水準にも接近していますが、強い人手不足のなかで求職の動きも回復しているようです。
利上げへの懸念が後退した後にこの強い雇用統計、さらに製薬大手のファイザーが、開発中の新型コロナウイルス向け飲み薬の投与により入院や死亡するリスクを約9割減らせたとの臨床試験（治験）データを公表致しました好材料が続く状態となっていますね。
NYダウは終値3万6327.95ドル、前日比+203.72ドルとなりましたが、週間で+508ドルとなり、5週連続で上昇。ナスダック総合指数も長期金利が一時、1.43%と前日終値（1.52%）から大きく低下した事で、アルファベットやAmazon、フェイスブックが社名変更したメタなどが買われ終値1万5971.58ポイント、前日比+31.28ポイントとなりました。
上がりすぎと思っている人も多いでしょうが、今の米国市場はチャートを見てもかなり強い上昇トレンドに入り間違いなく強いです。年末高の可能性もありますので、下手に米国指数などの空売りは絶対よくないと思いますね。
来週の日経平均株価の予想レンジは2万9400円～3万円を予想します。
週明けの日本株ですが、雇用統計通過をした事で買い優勢のスタートとなりそうです。
ただ企業決算を控えているものも多く、決算良くても出尽くしとなる銘柄も多いので決算ギャンブル系はあまり狙わない方がいいかなと思っています。
日経平均株価の予想レンジもSQ前ですし、多少売り仕掛けもあるかもしれませんが、週明け一発目の【9984】ソフトバンクグループの決算が良好なものならば勢いが付きそうですね。
市場の注目を集めているメタバース関連は、ぶっちゃけメタバースが本格的になるのは、まだ数年先ですし、今はお祭り騒ぎで中身もわかってなく購入している投資家も多いですので、【3083】シーズメンなどは、来週は急落するかなと思っています。
来週特に注目している決算銘柄ですが、12日に半導体関連の総本山の【8035】東京エレクトロンの決算があります。これも良いのは当たり前と言われていますし、ぶれると半導体関連に影響を及ぼす銘柄と言えますが、期待はできると見ています。【6890】フェローテックの決算もありますが、これも良いのは当たり前と見られていますが、決算前に上方修正があってもおかしくないかなと思っています。
明日の注目銘柄
日々注目銘柄を記載していますが、今回は新規で注目している銘柄を記載します。
・コムチュア(3844)
クラウドが主力の独立系SI、情報系システムの開発・構築に実績を持ち、アマゾン、セールスフォースのクラウド基盤をベースとした基幹システム、webサイトの開発が中核事業としています。
同社はDX関連での本命視される銘柄の一つですが、DXで企業や社会の未来の変革をリードする「Leadthe Future」の精神のもと、デジタルソリューションパートナーとして新しい技術やソリューションを組み合わせ、クラウド、ビッグデータ／AIなどのデジタルプラットフォームを活用して、高付加価値なコンサルティングなどの上流工程のビジネス拡大を見込んでいます。
何といっても同社ですが、直近の決算が抜群です。クラウド支援サービスに重点を置いた事で業績が絶好調ですが、２１年４～９月期決算は、売上高が前年同期比１９％増の１１９億９５００万円と２割近い増収を確保、営業利益も同４７％増の１９億６１００万円となっています。
割高感はありますが、チャートは上場来高値を更新！なんでもそうですが、本命と言われる銘柄が国内外の投資家の人気を集めるものです。半導体、DX、脱炭素、再生可能エネルギーはここから飛躍する3大テーマです。
DX関連の本命のコムチュアは決算通過からも5日線に沿って上昇していくと見ています。
株式投資はリスクが伴いますので、投資は自己判断でお願い致します
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今の相場こういう時こをアンテナを張って取り組めば勝てる相場と言えます。
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