
こんにちは、億トレサラリーマンです。
米トランプ政権による相互関税措置の90日間停止発表を受け、株式市場は一時的に落ち着きを取り戻したように見えます。しかし、市場には依然として関税措置に対する警戒感が根強く残っており、積極的な買い姿勢に出にくい状況が続いています。
このような相場環境では、短期的な変動に左右されにくい息の長いテーマ株に資金が集まりやすい傾向があります。政府が最近公表した国土強靭化の中期計画素案では、2026年度から5年間で事業規模を20兆円強とする方針が示されました。
2024年元日に発生した能登半島地震や埼玉県八潮市での大規模道路陥没事故を受け、さらには南海トラフ地震のような巨大災害への備えが急務となっています。国は被害を最小限に抑えるための対策強化を迫られており、この流れを受けて国土強靭化関連銘柄には市場の関心が集中する可能性が非常に高いと見ています。
老朽化するインフラの更新も、国土強靭化の重要なポイントです。高度経済成長期に建設された多くの道路、橋梁、トンネルなどが更新時期を迎えており、これらの改修・強化需要は今後数十年にわたって継続すると予想されます。特に地方自治体が管理するインフラの老朽化は深刻で、予防保全型の維持管理への転換も急がれています。気候変動に伴う自然災害の激甚化も国土強靭化を後押しする要因となっています。近年、線状降水帯による豪雨や台風の大型化が目立ち、従来の想定を超える災害が頻発しています。河川の氾濫防止、土砂災害対策、都市部の内水氾濫対策など、防災・減災のための公共投資は今後も拡大傾向にあるでしょう。
政府の強力な後押しと社会的要請を背景に、国土強靭化関連事業は今後数年間、安定した成長が期待できる分野です。短期的な市場変動に左右されにくく、中長期的な視点での投資に適したテーマといえるでしょう。
このような背景を踏まえ、今回の記事では、億トレ注目!国土強靭化関連の厳選本命株をご紹介したいと思います。トランプ関税ショックで資産が目減りしてしまったという方も、これから株式投資で資産形成をしていきたい方も是非チェックしてみてください!
※2025年4月16日のデータを参照しています
億トレ注目!国土強靭化関連の厳選本命株
国土強靭化関連の厳選本命株
ショーボンドホールディングス(1414)

東証プライム|PER17.1倍|PBR2.42倍|利回り2.89%|時価総額2,698億円
国土強靭化関連といえば、ショーボンドホールディングスが本命株として外せないでしょう。
同社は、自らを「造らない建設会社」と呼ぶように、橋梁をはじめとする社会インフラの補修・補強を専門とする総合メンテナンス企業です。橋梁、高速道路、トンネル、鉄道、港湾、上下水道、農業用水などの補修・補強工事で多くの実績を持っています。
業績も毎期着実に増収増益を重ねており、2024年6月期は過去最高益を記録しています。株価については、2024年1月に付けた高値6,929円からの調整局面が続いてきましたが、反転の兆候が見られています。現在は心理的節目となる5,000円に上値を抑えられる形で4900円台で推移しています。5,000円上抜け動きが確認された際には、中長期的な成長を見据えた投資対象として、ぜひ買いを検討したい魅力的な銘柄といえるでしょう。
国土強靭化関連の厳選本命株
ライト工業(1926)

東証プライム|PER11.8倍|PBR1.29倍|利回り2.98%|時価総額1,144億円
国土強靭化関連といえば、ライト工業からも目が離せません。
同社は、特殊土木のパイオニアとして創業80年を超える老舗企業です。人工的に形成された切土や盛土のり面を降雨や表流水などの侵食から守り、自然斜面で発生する落石や崩壊、地すべり等を抑止する工事を得意としています。
堅実な経営方針のもと、連続増収を達成し、その業績の安定性は市場からの高い評価を得ています。株価については、2月6日に発表された発行済み株式数の7.29%に相当する330万株の自社株買いが強い買い材料となり、一時的な上昇を見せました。その後、全体相場の軟調な推移を受けて調整局面を迎えたものの、テクニカル的に重要な75日移動平均線付近では堅調な買い支えが継続して観測されています。同社の成長戦略と収益構造を分析すると、中長期的な視点では3,000円水準への上昇が期待できる投資妙味の高い銘柄であり、ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめいたします。
国土強靭化関連の厳選本命株
ピーエス・コンストラクション(1871)

東証プライム|PER8.9倍|PBR1.15倍|利回り5.00%|時価総額665億円
国土強靭化関連といえば、ピーエス・コンストラクションも注目しておきたい銘柄です。
同社は、大成建設傘下の総合建設企業であり、プレストレスト・コンクリート(PC)技術のパイオニアです。耐震性・耐久性に優れた橋梁や建築構造物の建設に強みを持っています。PC技術を活用した独自の工法や製品開発により、工期短縮や環境負荷低減にも貢献しています。高い技術力とデザイン性を両立させ、新国立競技場などの実績も有しています。
株価指標面でもかなり割安な水準、かつ高配当という超優良銘柄。2025年3月期は連結経常利益で114億円(前期比47.2%増)と大幅増益を見込んでおり、業績も堅調。株価トレンド的にも長期的な上昇トレンドを形成しており、75日移動平均線に下値をサポートされる形で上値を狙って行ける銘柄だと思います。
株価指標面から見ると、かなりの割安感が漂っています。さらに配当利回りは高水準を維持しており、インカムゲインを重視する投資家にとっても魅力的な「超優良銘柄」と評価できるでしょう。業績面に目を向けると、2025年3月期の連結経常利益は114億円(前期比47.2%増)という力強い伸びが見込まれています。
テクニカル分析の観点からも、この銘柄は非常に健全な値動きを示しています。長期チャートを見ると、明確な上昇トレンドを形成しており、75日移動平均線が下値サポートとして機能しています。市場環境が不透明さを増す中、このように割安なバリュエーション、堅調な業績成長、高配当、健全なチャートパターンという四拍子揃った銘柄は稀少で、今後の株価上昇ポテンシャルは相当程度あると予想できます。
以上が、億トレ注目!国土強靭化関連の厳選本命株【3選】でした!
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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