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大統領選挙投開票迫る!億トレサラリーマンの11月相場の傾向と対策!日本株はどうなるのか?

いよいよ今年最大のビックイベント「米大統領選挙がスタートとなります!」

その前に通常の11月相場をおさらいしますが、11月の月足が陰線で引けた年は、1990年から2023年の34年間で11回ありました。

その内、11月の初日に月の最高値を記録していますが、そのまま下げに転じた年は7回と、月初から下落が優勢となるパターンが多いです。

さらに、その7回のうち、11月第1営業日が陰線で引けた年は5回、陽線で引けた年は2回(2003年と2007年)です。

これらの年は、10月末の下降基調の反発が11月初日に戻り高値をつけ、11月が月初から下げる展開となりました。

ですが、本年の動きはこれには該当しておりません。11月第1営業日以降に月の最高値をつけて下落を開始した年は、2006年、2008年、2009年、2021年の4回です。この中で、11月第1営業日が陰線だったのは2009年のみです。2006年、2008年、2021年は、月初は揉み合いから僅かに上昇後に下落を開始する動きとなっています。

2009年は一旦下値を試した後、反発して初日の高値を超えた後に下降が始まるという流れでした。

2024年は「世界でも大きな変革の動き」日本株はどうなるのか?

本年11月1日は、寄り付き後すぐに大きな値幅を伴う陰線をつける下げ展開となっています。

過去の動きから考えると、本年の11月も月足が陰線で引ける場合、11月1日の高値である3万8512円が月の最高値となり、そのまま下落を開始するパターンと、2009年のように一段安の後に反発を経てから下降を開始するパターンのいずれかが想定されます。

日本の株式市場は、最近は日本の政治動向と密接に連動していますが、特に政府、日銀の動きから為替市場が強く反応しています。総裁選や衆議院選挙において石破総理誕生などの動きもですが、今月11日以降には国会が召集され、首班指名選挙が行われる予定です。

新しい政権がどのような体制を築くのか、また補正予算の内容や、国民民主党が求める「103万円の壁撤廃」などの改革案が盛り込まれるのか、といった点が注目されています。

さらに、自民党が権力闘争の中で結束を保つのか、分裂の道を進むのか、そして石破政権がいつまで続き、その後に短命政権が続くのか、政権交代が起こるのかなど、不透明な要因が数多いというのはやはり注意ポイントと言えますが、やはり大統領選挙後の日米関係も不安材料の一つです。

新しい米大統領に対しての迅速な対応を石破総理が取れるかが大きなカギ!

仮にトランプ氏が再び勝利した場合、新首相が迅速に訪米しないと「安倍元総理はすぐ来たのに、今度の首相はアメリカに対して対応が悪い」という評価を押される可能性があります。

トランプ氏に不満を抱かれると、防衛費のGDP比を2%→3%に引き上げろ、といった財政的な懸念となる厳しい要求を突きつけられるなど、日本に不利なディールが展開される可能性もあります。対応にミスがあればこうした不確定要素が多い状況では、海外投資家の日本株への長期投資は難しいと考えられます。

短期の投資はともかく、今の状況では長期投資には慎重さが求められるでしょう。また、海外投資家の日本株への資金フローも、依然として盛り上がりを欠いている状況です。

加えて、本日から取引時間が30分延長され取引時間の延長効果が期待されましたが、売買代金は4兆円台は維持したものの前週末の水準には届いておりません。

ですが、ある意味色々と仕切り直しとなって経済がさらに前向きに動く可能性も高いです。

世界が注目する米大統領選挙の結果は恐らく今週中に判明となるでしょうが、テーマ株はより一層力を発揮する可能性もあり、大きなチャンスとなる可能性も秘めています。

何にしても無理せず冷静に状況を判断して投資していくのが宜しいかと思います。

※投資は自己判断でお願い致します。

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