相場雑感と注目銘柄

日経平均株価が「予想通りの大幅反発!」トンピンさん銘柄 海帆(3133)が上昇!再びの急騰劇は時間の問題か!?

8月祝日の間の昨晩の米国市場ですが、イランが近くイスラエルを攻撃するとの地政学リスクの高まりや13日に7月の米PPI(卸売物価指数)、14日に7月の米CPI(消費者物価指数)、15日に7月の米小売売上高が発表と米国市場は景気を左右というよりも利下げ観測に対しての指標が目白押しとなっています。

特に重要視されている7月の米CPI(消費者物価指数)の発表での大きなブレを懸念して様子見姿勢が強まる展開となりNYダウは終値39,357.01ドル、先週末比-140.53ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数は、半導体株が上昇、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は、+0.73%の4,743.82ポイントの上昇、終値16,780.61ポイント、先週末比+35.31ポイントと3日ぶりに反発となりました。

筆者は米国株をこう見る。

まちまちな展開ではありましたが、小動きという動きですが、イスラエル軍の報復もあり仲介国が呼び掛けた15日の交渉再開の要請を拒否する意向を明らかしましたのでガザ停戦に向けた交渉は停滞しています。この局面でやはり指標が連発という相場ですので、中々米国株は様子見姿勢が高まるのも仕方ないとったところです。

CPIが特に重要な指標となりますが、今回のCPIはFRBの9月利下げを覆す内容にはならないとの見方が多いですが、楽観している時こそ怖いのがこの指標です。

今、買うか迷っている投資家は、無理せずCPIの結果を見てからでも宜しいかと思います。

祝日空けの日経平均株価は+1207円超えの大幅反発!36,000円台に回復!

本日の日経平均株価は大幅反発となりました。祝日前に長崎で地震があり南海トラフへの警戒感が高まり「巨大地震注意」という内容もありましたし、神奈川で地震、これもありかなり不安な気持ちで連休を迎える投資家も多かったでしょう。

ですが、連休中も問題なかった、欧米の市場も問題ない動きでしたので、日経平均株価は空売りの買い戻しも入り寄付きから上昇、引けにかけても断続的な買いが入る展開、後場には今まで跳ね返されていた36000円を明確に抜けたことから買いが広がり、その後も堅調な推移が続きました。

日経平均株価は終値36,232.51円、前日比+1,207.51円、TOPIXは終値2,553.55ポイント、前日比+70.25ポイント、東証スタンダードは値上がり1180銘柄数、値下がり354銘柄数。東証グロース市場は値上がり482銘柄、値下がり97銘柄となりました。

日本株に対して筆者はこう見る。

日経平均株価は今年2番目の大幅反発となったわけですが、叩き売られた後ですのでやはり戻しも早いです。35000円近辺から売りがまたかなり入ってきていましたので、地震もなく連休明け、これは飛ぶと昨日のブログでも予想を記載しましたが、これは全員が嬉しい結果となったのではないでしょうか。

ただ空売り比率を見ますと、42%台となっています。まだ相場への不安はありますし、何よりも米国で13日に7月の米PPI(卸売物価指数)、14日に7月の米CPI(消費者物価指数)、15日に7月の米小売売上高と指標連発です。

今の相場はAIの過剰な暴走が見られますし、特に指標はその傾向が顕著です。当然ですが、今日の日経平均株価の上昇は為替が円安進行となっているのもあります。日銀が利上げ方向に舵を切ったと言えども円キャリートレード(超低金利の日本円でお金を借り、その資金を利回りの高い外貨建て資産で運用する取引)は依然として多いのも事実です。

つまりはぬか喜びはまだまだ早いですし、CPIで円高に振れるという感じになればまた売り物がドサッと降ってくる可能性がある。それだけの指標ですので慎重な姿勢は崩さずにいくべきかと思います。

ただ昨日のブログにも記載しましたが、今週のイベントを通過しますと、好銘柄・9月配当銘柄・割安銘柄に改めて買いが入る傾向にありますので、もしも急落きたらそこは大きく勝てるチャンスかと見ています。

株の基本、安いところで買って高いところで売る。歴史的な暴落が起こってかなり苦しい思いをしている投資家も多いでしょうが、一発逆転狙って信用買い全開というのは余りにもリスキーです。

個人的にはドスンともう一発くるなら、ソフトバンクグループ(9984)は高値12180円から半値落ち近辺まできてから反発となっていますし、下値を割り込んだら売りと考えますと狙いやすいですね。

昨日記載した海帆(3133)も中々良い動きを見せていましたが、1000円超えの期待も高いと思いますので改めて記載致します。

億トレ注目銘柄 海帆(3133)

海帆は東証グロース上場、PER---倍、PBR49.83倍、利回り---倍、時価総額371億円。東海地方を中心に鶏皮串が売りの「新時代」、居酒屋「なつかし処昭和食堂」「懐かし居酒屋えびすや」など多業態の飲食店舗を直営展開。ネパールで水力発電所8カ所の建設計画、同国政府と協議開始するなど再生可能エネルギーと飲食を展開する企業です。

あの大物投資家トンピンさん(山田亨)の本命銘柄と言われるのが海帆!!

海帆は飲食業から再生可能エネルギーを手掛ける企業に今でこそ変貌しましたが、元々は業績もかなり苦しい展開が続いていた赤字企業。そこに大物投資家のトンピンさんが保有したことで急騰となりました。

仕手株と言える銘柄ではありましたが、飲食業も業績は好調、再生可能エネルギー事業に関しては、売電による売上高が徐々に増加傾向、そしてメディカル事業に参入し、新たに美容クリニック向けのコンサルタント業務を手掛け、簡易株式交換により完全子会社化すると発表しております。

直近の決算を見ましても第1四半期の売上高は625百万円で着地し、前年同期比は105.9%。飲食事業の売上高が微増していることに加え、太陽光発電設備による売電の売上高が増加しております。まだ連結経常損益は1.2億円の赤字とはなっていますが、直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-21.5%から-18.4%に大幅改善していますので黒字転換も時間の問題と言えるのではないでしょうか。

トンピンさんも直近の暴落時にも買い増しをしており保有割合増加しており下記大量保有を出しています。

山田亨氏は8月9日受付で財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出した。報告書によれば、山田亨氏の海帆株式保有比率は15.25%→16.43%に増加した。報告義務発生日は8月6日。

改めてトンピンさんの大量保有の報告義務が出たのは11月27日からです。その後2月28日に1406円まで上昇しています。目で分かるトンピンさんの玉は平均で850円前後ではないかと見ています。

あくまで予想ではありますが現在の株価位置は本尊よりも低い位置と考えますとやはり狙い目なのかな?と見ていますので億トレ注目銘柄として記載致します。

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