相場全体は24~26日に開催される主要中央銀行のトップらが参加する経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が警戒される動きとなっていますね。
日本銀行の植田和男総裁も初の参加となりますが、長期金利を操作するイールドカーブ・コントロール（ＹＣＣ）を柔軟化し、長期金利の事実上の上限を年0.5％から1.0％に引き上げした後に、金融緩和を続ける日本と利上げを進める米国との金利差拡大が意識され、円売り・ドル買いの動きが強まって再度、円安進行となっていますので、どういう発言をするか！
今回のジャクソンホール会議の今年のテーマは「世界経済の構造的変化」となっていますので、かなり重要視する声も多く市場の影響が高いと言われています。
世界の誰もが注目しているのは当然「FRBのパウエル議長」の講演が最大の注目点となるわけですが、７月FOMCでは政策金利となるフェデラル・ファンド金利の誘導目標を年5.25～5.5％に引き上げることを決めています。この金利は2001年以来、22年ぶりの高い水準となっています。
とにかくインフレの高止まりが続いていますが、今回のジャクソンホールはインフレに対してどうするか、そして「９月以降の追加利上げの有無や、利下げに転じる時期」が示される可能性があります。
市場はジャクソンホール講演の結果待ち！という状態ですが、利上げを強く示唆しますと株価的にはマイナス材料、逆に利下げを匂わす発言が出れば株高となると言えます。
どっちにしても為替市場も株価も大きく動くタイミングですので要注意しておくべきと言えるでしょう。
今日の注目銘柄ですが、好決算＆増配で上昇余地が高そうな南海化学(4040)を注目銘柄として記載致します。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 南海化学(4040)
南海化学は東証スタンダード上場、PER11.6倍、PBR1.04倍、時価総額81.8億円
1906年創業の老舗化学メーカー、1939年に中山製鋼所と合併したが、2013年にMBOで独立、国内は和歌山（和歌山工場、青岸工場）、高知県（土佐工場）が製造拠点。苛性ソーダや殺菌、消毒に使われる次亜塩素酸ソーダなどの基礎化学品事業、酢酸ナトリウムやグルコサミンなどの機能化学品事業、農薬クロルピクリンなどのアグリ事業や廃硫酸のリサイクルなど環境リサイクル分野のニッチ市場でのビジネス拡大に力を入れ、塩の加工・販売も手がける企業です。
同社のテーマですが「健康・機能性食品」 「農薬」 「リサイクル」 「電子材料」 「ファインケミカル」 「医薬中間体」 「カセイソーダ」 「殺菌剤」 「農薬中間体」 「食品添加物」 「水ビジネス」 「大雪」 「衛生」 「化学」 「ポストコロナ」 「2023年のIPO」に該当します。
2023年IPO銘柄！業績も好調で無配から今期は配当を実施！PER11倍の割安の優良株！
同社は2022年度は当社グループ中期経営計画「Fly Higher Nankai」の経営指針、「想定力の 向上で守りの成長と攻めの成長を実現する」の達成に向け、既存コア事業の基盤強化、顧客への取組強化による適 正な価格設定、効率経営による生産性向上、成長分野への経営資源（ヒト・モノ・カネ）の重点配分の諸施策を適切に実施しております。
業績的な伸びは今一つと言われる業種ではありますが、前回の決算は基礎化学品につきましては、地域に根ざした販売体制のさらなる強化を図ったことからシェア拡大による殺菌剤の増加、製品価格の是正や、円安による輸出の増加等が恩恵となり、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の5.7億円に急拡大し、通期計画の8.9億円に対する進捗率は65.1％に達し、さらに前年同期の30.5％と好調な決算を発表しています。
配当も従来未定としていた今期の上期配当を15円(前年同期は無配)実施する方針としており、この増配は安定的な中長期株主を呼び込むと言えます。
チャートを見ますと上場来高値更新とはなりましたが短期的な急騰でしたので一旦売り物はでております。ですが配当という部分は下支えとなりますので4000円は超えてくる見込みは高そうです。期待値は高い銘柄と言えますので今後の動きに注目してもらえたらと思います。
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投資顧問歴40年「橋本罫線を駆使する」最高顧問 橋本明男とは
プロフィール：橋本 明男（はしもと あきお）
投資顧問歴40年。「株×株」最高顧問。昭和53年、当時まだ投資顧問のはしりだった時代に共栄リサーチに入社し、チャーチスト・投資助言者としての腕を磨く。昭和59年に独立しフューチャー出版を設立。顧客に利益をもたらさなければ報酬は一切貰わない、いわゆる成功報酬型のスタイルを顧客目線の「結果重視」で貫く。Yahoo!ファイナンスほか投資メディアで多数執筆。
「株×株」の最高顧問であり、Yahoo!ファイナンスほか投資メディアで人気コラムを執筆していましたが、yahooファイナンスの投資の達人でアクセス一位を取得はかなりの実力者と言えます。
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2023/04/05 10600円 スタート
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<9522>リニューアブル・ジャパン
2023/05/09 608円 スタート
2023/07/25 1153円 最大【 ＋89% 】
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<2656>ベクターホールディングス
2023/07/03 330円 スタート
2023/07/19 422円 最大【 ＋27% 】
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見てもらえたらわかりますが、それ以外にも上昇銘柄多数ですので、見ておくべき価値のある投資顧問と言えます。
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そして、橋本さんは誰もが知りえないチャート分析というものを編み出そうと、過去における大相場・暴落となったものを数多く分析して、その平均値を取って作り上げたのが、独自のチャート分析手法「橋本罫線（けいせん）」です。
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