相場雑感と注目銘柄

FOMCはどうなる?億トレサラリーマンの相場雑感と注目銘柄ラバブルマーケティンググループ(9254)

日本列島がWBC優勝で歓喜の渦となりましたね。

アメリカに3対2で勝利…村上選手のホームランはウルっとくるところがありましたね。日本勢が最高の試合してくれて本当嬉しい限りです。

それではおさらいですが、昨晩の米国市場は直近でSVB(シリコンバレーバンク)の破綻から世界でも大手銀行クレディスイスの業績懸念が広がり、金融システムへの混乱から世界の株式市場が大暴落する事態となっていました。

リーマンショックがくる…一部ではそういった声も多い中でしたが、スイス金融大手UBSが、経営難に陥っている国内のライバル銀行クレディ・スイスを救済することで合意、米連邦預金保険公社(FDIC)の預金の補償範囲を一時的にすべての預金に拡大する方法を探っているとのことなど米政府が火消しに動きました。

イエレン米財務長官も講演で、預金の取り付け騒ぎが発生すれば、預金の全額保護の措置を取る方針を示し、2008年の金融危機とは状況が異なると説明し、FRBが導入した銀行向けの新たな資金供給策にも触れ、「状況は安定化しつつある」と金融システムの健全性を強調したことから、これにより金融不安が後退となりました。

売り込まれた銀行、金融株が買われゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが上昇、大暴落となっていたファースト・リパブリック・バンクが+29.5%に急騰するなど地域銀行株も軒並み上昇、景気敏感株や消費関連株やリスク資産である原油も買われました。

FOMCを控えていますが、直近で売り込まれた後ですし、イエレン財務長官も金融不安を起こさない様に慎重に発言してくれましたね。NYダウは終値32,560.60ドルと続伸、終値前日比+316.02ドルと続伸、ナスダック相互ぐ指数も終値11,860.11ポイント、前日比+184.57ポイントとなりました。

FOMCは市場予想0.25%となる予想は80%以上!!

ひとまず相場が安定となりましたが、本日はFOMCの結果が発表されます!

FOMCでは0.25%の利上げ継続が80%以上の予想となっていますが、流石に銀行株の破綻という大混乱ですからね。インフレ懸念とか言ってる場合じゃないと思いますので今回のFOMCは0.25%と市場予想通りになると思っています。

ロイター通信では追加利上げを一時停止する可能性や見通しが非常に不透明だとして新しい経済予測の公表を先送りする可能性さえあるとしています。経済の不透明感は市場にとってはマイナス材料ではありますが、FRBが0.25%の利上げとするならば、ハイテク株などは買われるでしょうから株価全体は反発となると見ています。

世界の混乱が起こっている相場からも週明け月曜はFOMCを水曜に控えていることもあり売り込まれましたが、祝日空けの本日米国市場の上昇を引き継ぎ、大型、中型、小型の銀行、金融株や景気敏感株を中心に買い優勢のスタートとなりました。

売り込んでいた外国人投資家や機関投資家も買戻しの動きに向き、株価指数先物にも断続的な買いが入り日経平均株価は前日比+520.94円と久々に気持ちいい上昇となりましたね。

東証プライム市場は値上がり1,703銘柄、値下がり110銘柄、値上がり銘柄の割合が90%を超える全面高と言える状況、新興市場もスタンダード市場は、値上がり1000銘柄、値下がり289銘柄、東証グロース市場は、値上がり395銘柄、値下がり91銘柄、月曜にマザーズ指数はIPOの換金売りも重なり-4%の大暴落となりましたが、とにかく反発して良かったです。

ただ空売り比率は今日の引けで41.5%となっています。

ここ最近の動きは激しすぎて空売り比率も急変動していますが、一歩引いてみますと空売り比率が40を割り込みますと売られやすいという傾向がありますし、日経平均株価のチャートを見ても25日移動平均線を抜け切れていません。

日経平均株価は27,600円売り圧力が強まるポイントですし、大幅高の後は利益確定売りも出やすいのは間違いありません。ですのでいきなりドカドカ買うという姿勢ではなく、冷静にチャートが上抜けしてから買うという取り組みで宜しいかと思います。

それでは億トレの注目銘柄を記載致します↓

「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 9254 ラバブルマーケティンググループ

ラバブルマーケティンググループは2014年にコムニコ社が持株会社体制に移行して純粋持株会社として設立、2021年に東証グロース上場、企業やブランド向けのSNSマーケティング支援を戦略策定から運用代行、支援ツール、教育まで一貫して手がける企業です。

中核事業会社のコムニコが企業のSNSアカウントの戦略策定から効果検証などのマーケティング支援、SaaS型のSNS運用・支援ツールを開発・提供し、一般社団法人SNSエキスパート協会がSNS検定講座を開発・提供しています。マーケティングオートメーションツールなどの導入・サポートを育成しており市場の人気テーマ「ChatGPT、メタバース」などに該当します。

「ChatGPT」「クラウドコンピューティング」 「SNS」「インバウンド」 「マーケティング」 「営業・販売支援」 「SaaS」 「CRM」 「企業研修」 「人材育成」 「データ分析・解析」 「業務支援」 「IT関連」 「2021年のIPO」 「メタバース」

インバウンド向けプロモーションと東南アジアのマーケティング支援に強みを持つタイの企業「DTK AD」の株式取得・子会社化!業績拡大の期待!

直近の材料ではインバウンド向けプロモーションと東南アジアのマーケティング支援に強みを持つタイの企業「DTK AD」の株式取得・子会社化、東南アジアをはじめとする海外におけるSNSマーケティング事業や、訪日外国人旅行客(インバウンド)を対象とする、企業のSNSマーケティングやプロモーション活動の支援に本格的に取り組みを発表しています。

調査会社モードーインテリジェンスによると、広告市場と人口共に伸び続ける東南アジアでは広告市場の成長率は日本の3倍以上となっております。

国内は少子化問題など人口が減少していますが、東南アジア諸国が加盟するASEANでは、ASEANが設立された1960年代以降、継続して人口が増え続けており、2030年には7億2千万人以上になるという推定値が出ています。

人口増加の他、6ヵ国のSNS利用率は平均81.9%という高ポイントであることや継続的な経済成長もあり、今後東南アジアはSNSマーケティング市場の拡大が期待されますので業績もですが時価総額も小型ですので化ける可能性は十分に秘めています。

国土交通省では、2022年10月には「インバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージ」で、ポストコロナにおける新たなインバウンド施策を発表しています。

そして今年2月には、2025年までにインバウンド1人あたりの消費額を20万円とする目標案を示しています。このような政府のインバウンド回復への方針や、新型コロナウィルス感染症拡大が世界的におさまりつつあることから、今後はインバウンドが戻り、インバウンドを対象としたプロモーション活動も活発となっていく見込みもあります。

『メタバース空間のマーケティングソリューション開発・提供に向けた実証実験・共同企画・開発をABALと推進』と発表

ABALシステムを運営する株式会社ABALと協業しており、Web3時代の新たなマーケティングソリューションに関するサービス開発を共同で推進
しています。昨年9月時点では双方のクライアントを中心に新たなマーケティングソリューションを提案しており、具体的な実証実験を今後半年以内におこなうことが当面の目標としていますが、このABAL社はメタバースに関する技術で突出しており、NTTドコモのメタバースプロジェクトはABALシステムを使っており、今後中長期の成長においてweb3分野やchatGPT分野でMOSビジネスを行っていくとしていますので、色々と思惑が広がりますね。業績への期待が高まると言えるのではないでしょうか。

※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。

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