米国市場の不安定な動きがネックとなっていますね。
昨晩の米国市場は、注目される2月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が47.7、市場予想47.6をわずかに上回る内容でしたが、項目別では仕入れ価格指数が前月から上昇となりましたので、インフレ懸念から米長期金利の指標である10年物国債利回りが心理的な節目の4%を超えたことでハイテク株などに売りが入りました。
ですが現在の株価位置は売られすぎているという見方もあり、労使契約で合意しストライキ懸念が後退となった建機大手のキャタピラーが+4%を超える上昇、キャタピラー1銘柄でNYダウを60ドル押し上げましたが、NYダウの終値32,661.84ドル、前日比+5.14ドルですので完全にキャタピラーの上昇で何とかプラス圏ですからね。まだまだ売り物が出ている感じです。
ハイテク株比率の多いナスダック総合指数は長期金利の上昇を嫌気して売りが殺到となりましたが、半導体株、主力ハイテク株、高PERハイテク株と売りが出て続落ですからね。
長期金利がここまで高いと流石に厳しいですが、いくら何でもそろそろ上昇一服しそうとは思っていますが、やっぱ一発ドスンがないと需給が改善しない感じします…安易に安値買いという感じで攻めるところではないと思います。
日本株は引き続き円安恩恵により輸出関連は採算改善を見込んだ買いが入っており下支えとはなっています。
本当に日経平均株価のチャートを見ても底堅い動きですが、テクニカル面で一目均衡表が、基下から上に突き抜け、ゴールデンクロスとなっています。これを見る限り買いシグナルと言えますが、米長期金利が下落しますと円高方向に振れますので、やっぱ判断が難しいところです。
ただ空売り比率が3月に入り46.2%と2月28日から増えています。基本的に空売り比率が増えてのこの底堅さですので、日本株に至ってはここは強気目線で攻めても良いかなと思っています。
後は、テーマ株としては相変わらず3月高配当銘柄などありますが、日本政府が中国からの旅行客に対して規制緩和を発表しました。中国側は日本への団体旅行に対して許可はしていませんが、日本は中国人にとって魅力的な国ですからね。中国側も規制を緩めればインバウンド関連銘柄は投資家人気となりそうです。
それでは株プロ注目のインバウンド関連の急騰期待銘柄PICKUPしました。
株プロ注目のインバウンド関連銘柄 アドベンチャー(6030)
アドベンチャーは東証グロース上場、国内航空券を主力にするオンライン旅行会社です。国内外の格安航空券やツアーなどを比較、予約可能な「skyticket」と、海外現地ツアー・アクティビティーなどを予約できる「WANNATRIP」を運営、店舗は持たず、同社の「skyticket」はユーザーの6割強が30代以下と若年層に強みを持っています。
同社のテーマですが「専門サイト」 「インバウンド」 「価格比較サイト」 「旅行」 「国際会計基準」 「ふるさと納税」 「ウェブサービス」 「民泊」 「シェアリングエコノミー」 「10連休」 「サブスクリプション」 「インフルエンサー」 「Go To トラベル」 「リベンジ消費」に該当します。
保有ブランドは、「スカイチケット」 「スカイチケット・ホテル」 「スカイチケット・レンタカー」 「スカイチケット高速バス」 「ワナトリップ」 「skyticket」 「skyticket レンタカー」 「skyticket 高速バス」 「skyticketホテル」 「WANNATRIP」となります。
アドベンチャーの旅行関連アプリ「skyticket」が、iOS・Androidで累計1,900 万ダウンロードを達成!
アドベンチャーの期待ができるポイントですが、今後旅行、インバウンド関連が盛り上がっていくのもですが、同社の 「skyticket」アプリは、国内線・国際線の航空券、国内外のホテル、航空券+ホテル、国内レンタカー、海外、Wi-Fi レンタル、高速バス、フェリー予約、国内ツアー、グルメ予約など、総合予約プラットフォームとして日本初のグローバルOTAを目指し、旅前、旅中問わず幅広い旅行商材を提供してますが、現在では各アプリストアにて、最大42言語対応、175 ヵ国でダウンロードが可能1900万ダウンロードを達成しています。
このskyticketアプリの特徴使い方はシンプル、「搭乗日」と「出発地」「目的地」を選択して検索するだけ。skyticket では国内航空券の航
空会社13社、海外航空券の航空会社700社以上の航空券を一括で最安値検索が可能で、お客様の最適でお得な旅のサポートができます。
さらに、国内の「出発地」「到着地」と「日付」を選択することで、ユーザーの出発・到着したい時間から最適な航空券の時刻表検索も行うことができます。
業績面を見ても23年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結最終利益は前年同期比52.1%増の9.4億円に拡大し、通期計画の17億円に対する進捗率は55.5%に達し、さらに前年同期の38.5%を上回っていますが、今後の業績も期待値は高いと見ています。
岩井コスモ証券はアドベンチャーの目標株価を12000円!格付けは強気「A」
PER43倍、PBR7,.14倍、信用倍率496倍と割高で信用買いは多いですが、コロナ禍に伴う行動制限の緩和でレジャー需要が回復するなか、独自のマーケティング戦略、スカイチケットアプリが奏功し、国内航空券を中心に取扱高が大幅に増加していますし、同社は不動産事業も動いておりレオパレス21フィリピン(マカティ市)の全株式を取得しています。
今後の材料も期待ができ、業績の良いインバウンド関連、旅行関連銘柄ですので期待値は高いのではないかなと見ています
※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。
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株はどんな相場のときも情報戦です。
相場の流れに上手く乗れるよう、少しでも根拠をもって取引出来るよう、トレードに役立ちそうな情報や相場への影響力がありそうな情報はしっかりチェックしておきたいですね。
※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。