株プロサラリーマンの注目銘柄
昨晩の米国市場は、何とも激しいチグハグな動きでしたね。NYダウは米GDPの伸び率が3期ぶりのプラスと市場予想を上回り、ダウ構成企業がこの日発表した7-9月期決算が軒並み良好、建機大手のキャタピラーの好決算も好感され指数を押し上げNYダウは終値32,033.28 +194.17 (0.61%)
ですが、ハイテク株は…GAFAMの一角、メタプラットフォームズが前日夕に決算と併せて発表した22年10～12月期の売上高見通しが市場予想を下回りました。コスト増などが響いていますが、メタバース関連投資の損失が来年に大きく拡大する見込みとの事で失望売り…好決算とは全く思っていませんでしたが、時間外取引で約-２０％、２月２日以来の大幅安…
アルファベット、マイクロソフトも悪かったですが、メタプラットフォームの業績は本当にひどい…２四半期連続の減収ですし、メタメタというダジャレを言ってしまうくらいひどいですね。
この急落から主力ハイテク株が売り込まれ、ナスダック総合指数は終値10,792.68−178.32
GAFAMでは、引け後にアマゾンとアップルの決算がありましたが、アマゾンは1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回りました。アマゾンは決算を受け時間外取引で株価は16％の大幅安…
アップルは増益を発表、市場予想を超える内容となっていましたね。iphoneやパソコン「Mac」が堅調だったと記載しているところが多いですが、「iPhone」の売上高とサービス収入は市場予想より低調でしたので正直強弱入り乱れる内容だったと言えます。
GAFAMの中では、アップルだけが市場を予想を超えて増益と面目を保ったという感じですが、１銘柄だけしか良くなかったというのは今後不安が残りますね。
とにかくハイテク株は長期金利の下落を好感していますが、FOMCまで買いという動きなんですかね。
主力ハイテク株があんな暴落してもNYダウは関係なく買われる…全体としては違和感しかなく綱渡りの状況ではありますが、リスクオン姿勢はまだまだ継続という感じしています。
ちなみに市場アノマリーですが、ハロウィーンの10月は株高、中間選挙の後は株価上昇するなど色々とありますが、楽観視した時が一番危険なので十分に警戒して取り組むべきかと思います。
日本株は香港株、米ハイテク株が売られる中でも底堅い動き！日経平均株価は27,000円を維持！
日本株は、米国主要3指標がまちまちな展開となりましたが、米主力ハイテク株のメタプラットフォームの急落、引け後のアマゾンの決算などの不安要素から寄付きからハイテク株が売り優勢のスタートとなりました。
乱高下の激しい相場ですので利益確定売りが出た動きですが売り一巡後は反発しましたが、中国市場がスタートしてから、中国の新指導部による経済政策への不安感となっている香港ハンセン市場が下落、これを不安視して引けにかけて売られ日経平均株価は終値27,105.20円、前日比-240.04円、TOPIXは終値1,899.05ポイント、前日比-6.51ポイントと下落となりました。
新興市場は米ハイテク株下落からもっと売られるかと思っていましたが、底堅く推移となりましたね。個人投資家の押し目買い意欲は強いと言えます。
日銀も予想通り金融緩和継続としましたし、基本的にはリスクヘッジのポジションを入れながらも買い目線です！！
投資家人気となっている【4393】バンクオブイノベーションは一段高！株価は20000円超えの可能性も！
投資家人気となっている【4393】バンクオブイノベーションもメメントモリがセルラン上位が続いていますので続伸となりました。もはや過熱感という言葉を通り越していますが、とにかくお祭り騒ぎとなっていますからね。
もうこの銘柄はセルラン上位をキープできるかそれ次第かと思います。
セルランに陰りが見えれば急落するでしょうが、セルラン上位をキープできるなら収益見込みはメチャクチャ高いです！
そして今の株価位置でもワラント行使がないというのはかなり強みですので、株価は今後15,000円どころか20,000円の可能性もあります。ただセルランが10位以下になったりすれば、ビタビタのSTOP安となります。本当にギャンブル銘柄なのでオススメはしませんが夢はかなりあります。
一寸先は闇と言える銘柄ですが、割安＆高配当＆チャート続き底堅く推移していた【1518】三井松島が「豪リデル炭鉱鉱区延長の環境許認可申請を州政府が否決」…これによりSTOP安張り付きとなりました。
三井松島は決算ではありませんが、決算シーズンは上昇している銘柄は投げも出やすいです、怖さもありますので慎重に取り組んでいきましょう。
週末にも好決算銘柄などで期待の銘柄がありましたら記載致します。
それでは本日もお疲れ様でした。
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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。