株プロサラリーマンの注目銘柄
今年もノーベル賞の時期が迫ってきましたが、2022年ノーベル賞は下記スケジュールとなります↓
医学・生理学賞
10月3日(月)11:30(日本時間18時30分)
物理学賞
10月4日(火)11:45(18時45分)
化学賞
10月5日(水)11:45(18時45分)
文学賞
10月6日(木)13:00(20時)
平和賞
10月7日(金)11:00(18時)
経済学賞
10月10日(月)11:45(18時45分)
今年は日本人では英科学情報会社「クラリベイト」の発表では医学賞では東京都医学総合研究所の長谷川成人さん
医学・生理学賞で選ばれた長谷川成人さんは、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの病気の進行につながるたんぱく質を発見。
物理学賞候補者では、量子コンピューターなどへの応用が期待される「グラフェン」という物質の研究に欠かせない「六方晶窒化ホウ素」と呼ばれる物質の結晶を高純度で作ることに成功させた。
国立研究開発法人「物質・材料研究機構」の谷口尚さん、渡辺賢司さんが候補者となっています。
ノーベル賞受賞となれば、関連銘柄やテーマが盛り上がりを見せますので注目銘柄を記載します↓
ノーベル賞候補関連銘柄 バイオ関連銘柄 4884 クリングルバイオファーマ
東証グロース上場、PER---倍、PBR0.88倍、利回り---%、時価総額23.8億円
クリングルファーマはレートステージ(臨床試験後期の段階)の再生創薬バイオベンチャーです。
まず銘柄を選定した理由ですが、HGFタンパク質の臨床試験をここまで進めている唯一の企業、HGFタンパク質を医薬品のグレードで量産できる体制を確立しており、他社にHGFタンパク質を供給するというビジネスもスタート、ノーベル賞候補のALS(筋萎縮性側索硬化症)の新薬開発に取り組んでいる企業です。
同社のテーマは「医療・医薬品」 「医薬品関連」 「創薬」 「2020年のIPO」「ALS」「バイオ関連」に該当します。
大株主は日本全薬工業株式会社が10.03%、慶應イノベーション・イニシアティブ1号投資事業有限責任組合が7.39%などが名を連ね、上場企業ではCYBERDYNE株式会社、株式会社SBI証券、株式会社リプロセルとなります。
依存先はクラリス・バイオセラピューティクス社(100.0%)
東北大学医学部脳神経内科との共同研究により、ALSモデル動物を用いて組換えヒトHGFタンパク質の薬理効果を確認する試験を実施したところ、運動機能の回復、発症の遅延、生存期間の延長といった効果が確認された事からALS(筋萎縮性側索硬化症)の新薬の開発を行っています。
8月12日のALSを対象とする第Ⅱ相臨床試験(医師主導治験)ではKP-100IT 投与群とプラセボ群の間で統計的な有意差は認められなかったというのはありましたが、KP-100IT投与群において進行抑制が認められた症例もあり、現在もさらなる解析を行っています。
直近の材料では、同社は慶應義塾大学と新規の脊髄損傷治療に関する共同研究を進めており、慶應義塾と共同で脊髄損傷に対する組み換えヒトHGFタンパク質(HGF)とiPS細胞併用治療に関する特許出願を行ったと発表しています。
時価総額23.8億円と小型ですので、万が一ノーベル賞を東京都医学総合研究所の長谷川成人さん
が受賞となれば、ALSの関連銘柄として高い注目を集めると言えます。チャートも大底ラインと言える位置と見えますのでノーベル賞候補期待の注目銘柄として記載致します。
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