株プロサラリーマンの相場雑感
先週末の米国市場は、ガツンと上昇してくれましたね!朝方発表の6月の米小売売上高は前月比1.0%増と市場予想0.9%増以上、米ミシガン大学が発表した7月の消費者態度指数も前月から改善となりました。
インフレ懸念…インフレ懸念…それが経済悪化への不安となり、呪いの様に相場の暗雲となっていましたが、両指標の改善やミシガン大学が併せて発表した消費者の期待インフレ率、5年先の期待インフレ率は2.8%上昇と前月(3.1%)から低下。消費は堅調との見方から市場参加者に安堵感が広がり景気敏感株や消費関連株など買われる展開となりました。
タカ派と知られるFRBメンバーも26~27日に行われるFOMCで0.75%の利上げと発言して1%の利上げ懸念の後退となっていましたが、1%とは指標を見ても考えにくい感じですね。NYダウは終値31,288.26ドル、前日比+658.09ドルと大幅続伸となりました。
ナスダック総合指数は、アマゾンとメタプラットフォームズなど主力株が上昇、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が上昇となりエヌビディアを中心に半導体株もしっかりとなり終値11452.42ポイント、前日比+201.236ポイントとなりました。
VIX指数も大幅低下して悪材料出尽くしという動き、チャートを見ましても上昇トレンド形成となる可能性が高まっていますし、個人投資家の勢いを象徴するものとして仮想通貨も上昇していますので、米国市場はもう一段高する期待は高いと見ています。
来週の日経平均株価は円安・米国市場の反発からも27000円突破して上抜けする可能性大!
来週の日本株は上昇見込みは高いです。
中国の新型コロナウイルス感染拡大、米国もマイナーSQ週ですので、仕掛け的な売りが入りブルトラップというパターンもありますので安心はできませんが、0.75%と織り込まれましたので、不安材料は多少は無くなっています。
日本と欧米の中央銀行の金融政策の方向性の違いというよりも、日銀が緩和を続ける限りは急速に円高となる可能性は低いです。日本株は円安恩恵という見方は依然として強いので、こういった部分も日本株にとって強みとなると言えますね。
グロース株は個人投資家の勢い復活で上昇期待!バイオ株は一段高も!
個人的にはグロース株は強い上昇になるのではないかな?と思っています。その理由としては、半導体株が戻りハイテク株が買われる流れとなりつつあります。今まで業績を無視して叩き売られるという動きになっていましたからね~。半導体株は個人投資家人気も高いですので、ここが復活となれば投資家の買い意欲は高まると言えます。
後、グロース株が有利な理由として夏枯れ相場とも言いますが、7月、8月は海外の投資家は夏季休暇をとる傾向から値動きが小幅推移となる期間が存在します。取引量が減少しますので材料にも敏感に反応しやすくなります。
以前から【4575】キャンバスや【4884】クリングルと言ったバイオ株は期待ができると記載していましたが、バイオ株は外部環境の影響も受けにくい業種です。
キャンバスは被験者登録の進捗や膵臓がん3次治療臨床試験の進展も期待がありますので、思惑が入り乱れた相場はまだ続くと見ています。
クリングルも8月のイベドリに向けての買いが入ってくる可能性は十分にありそうですね!
バイオ関連では【4582】シンバイオ製薬、【4889】レナサイエンスも出遅れの位置にあり妙味がありそうです。【4506】窪田製薬は5日線に沿った上昇、高値更新に期待がもてますね。
バイオ関連以外でも注目している銘柄を記載します↓
来週の注目銘柄 4833 サクセスHD
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株はやはり“出来高があって動く銘柄”“注目が集まっている株”“注目が集まりそうな株”
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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。