中国市場が急落！この下げの原因は？株プロサラリーマンの注目銘柄【6298】ダイトーケミックス

株プロサラリーマンの相場展望

昨日は歯医者で親知らずを抜いたのですが、これまた痛い！歯医者の後に打合せもあり時間がかなり遅くなったので昨日は更新できませんでした。すいません。

本当、歯だけは大事にしないといけませんね。ついでにホワイトニングの予約しましたが、上下の歯で4万円もかかるそうです。まあ折角の機会なので完璧に直します！

それはいいとして…

米国市場は、原油価格がロシアとウクライナの停戦交渉や中国での新型コロナウイルス感染拡大を背景に大幅続落となりインフレ懸念が後退、FRBの急速なペースの利上げやインフレ加速が消費を冷やすとの懸念が和らぎ、消費関連株や売られていたハイテク株が買われる展開となりました。

今日まで開催のFOMCの行方次第というところはありますが、ロシアとウクライナは14日にオンライン形式で停戦交渉を行い、ウクライナのゼレンスキー大統領は15日の声明で、交渉に関して自らが受けた報告は「かなり良い」と評価していますので、一定の進展があったと言えますね。

市場心理が好転してNYダウは終値33,544.34ドル、前日比+599.10ドルと大幅続伸。ナスダック総合指数は主力ハイテク株が買われ、売られていた銘柄が買い直され終値12,948.62ポイント、前日比+367.40ポイントとなりました。

先週末にプーチン大統領も進展があったと発言した後に、ウクライナのゼレンスキー大統領も手ごたえがあった。これはちょっと停戦に期待してしまうところありますが、生物兵器も使う可能性がでているロシアですからね、平気で裏切ってくる可能性も高いので、信用していいのか？

とも思ってしまいますが、あまりにもボラが激しい相場が続いていますので、そろそろ落ち着いてほしいところです。

日本株も米国市場の上昇から買い優勢のスタートとなりましたが、ここ最近は日経平均株価のチャートを見ても底を打った動きとなっていましたからね。原油価格下落、円安進行と買われる条件が揃っていますが、一部の機関投資家がFOMCの結果発表を前に買い戻しを強めている様ですが、FOMCは0.25％の利上げは確実と言われていますが、後は利上げペースも市場予想通りならば…ひとまず相場は上昇する可能性は高いと見ています。

米国よりも不穏な動き！中国株の暴落が止まらない！その理由は？

中国、上海、香港株の下落の要因ですが↓

・大手テクノロジー企業に対する中国政府締め付け(継続)
⇒騰訊に対するマネーロンダリング違反疑惑等。

・米上場廃止リスク

・JPモルガン中国テック株、大幅目標株価引き下げ
「オーバーウェイト」→「アンダーウェイト」

アリババ/180$→65$
バイドゥ/245$→90$
JDドットコム/100$→35$

・中ロの緊密な関係を巡る報道

・外国人投資家の売却
⇒国内投資家は買っている模様。

テンセント、反マネーロンダリング規則違反で記録的罰金に直面。中国テックに逆風が押し寄せています。

アリババ傘下のアントの上場も見通しついておらず、DiDiは香港市場への上場も停止中。

ぶっちゃけ中国は当局がいつどういう行動に出るか全く読めませんし、ロシアに中国が肩入れしていけば、米上場の中国企業は取引停止などの可能性も高いですからね。中国株を不安視して国内外の投資家が資金を引いているというのが原因と言えます。

日本企業でも、【9984】ソフトバンクグループのビジョンファンドは中国企業へ投資が旺盛ですが、世界的に株価急落でダメージやっぱ大きそうですからね。リバウンド狙いは良いかもしれませんが、いくらやり手の孫正義さんと言っても、かなり状況は厳しいと思いますので、【9984】ソフトバンクグループは売りで良いかなという感じですね。

私が注目している市場のテーマは、サイバーセキュリティー、Goto関連、円安メリットからの自動車、機械、輸出関連、中古車、防衛関連などありますが、そろそろ半導体にターンが回ってくると見ています。

半導体関連はハイテク株下落で投げが続いていましたが、中小型の落ち切った半導体関連は狙い目と見ています。【6890】フェローテックなんてPER4倍台落ち切っている位置と言えますし、【6336】石井表記はPER5.6倍、チャートも揉み合いから抜けてきましたのでこれも面白そうですね。

今日の注目銘柄

日々注目銘柄を記載していますが、今回は新規で注目している銘柄を記載します。

・ダイトーケミックス(6298)

東証2部、PER6.0倍、PBR0.6倍、利回り1.65％、時価総額88億円。

大阪地盤の中堅化学メーカーで、半導体や液晶向けフォトレジスト材料などの感光性材料、印刷材料が主力とする企業です。

同社は、医薬品メーカー向けの医薬中間体も手がけており、カラーフィルム・印画紙・映画フィルム向けのイメージング材料はデジタル化により漸減傾向。各部門共に製品開発は納入先との共同研究で実施し、複数社への納入は行なっておらず、また、子会社で工場廃液の処理業も展開しています。

感光性材料など電子材料が絶好調で、イメージング材料も想定以上。機能性材料の新製品開発、廃棄物処理、リサイクルの特殊技術開発、半導体用感光性材料やフラットパネルディスプレー周辺材料などに注力していますが、需給ひっ迫状態の半導体向けで高水準の需要を取り込んでいますので、半導体の小型株としても有望と言えます。

チャートは業績そこまで悪くないのに…直近の暴落相場で投げ続けられましたが、底打ちした動きとなっています。直近の安値730円を撤退ラインとすれば取り組みやすく、大きなリバウンドがとれるのではないかと見ています。

株式投資はリスクが伴いますので、投資は自己判断でお願い致します

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