株プロサラリーマンの相場展望
昨晩の米国市場は、米国債利回りが低下、ドルも戻り売りが優勢となるなど、このところのFRBの積極引き締めとインフレを警戒した市場の動きが修正され、決算シーズン突入して好決算銘柄が素直に買われる展開、IBMとプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の1-3月期決算が市場予想を上回った事が好感されてNYダウは終値35,160.79ドル、前日比+249.59ドルと続伸。
ナスダック総合指数は、ネットフィリックスが前日引け後に1-3月期(第1四半期)決算を発表し、有料会員数が予想外の減少、第2四半期についても大幅な減少を見込んでいる事が失望され、大、大、大暴落!!一時39%の下落となりましたが、メタやテスラなど主力ハイテク株への売りが入り終値13,453.07ポイント、前日比-166.59ポイントと反落なりました。
ネットフィリックスのこの下げ…これ保有してた投資家は本当目の前真っ黒になる下落でしたね。まあ巣籠り需要がなくなってきたというのはあるでしょうが、まさか40%近くの下落とは…原油価格は5月物清算値は前日比0.19ドル高の1バレル=102.75ドルと中国のロックダウンへの警戒感が織り込まれてきた感じとはなっていますね。
日本株は米国市場がまちまちな展開ではありましたが、NYダウ先物が上昇した事や円安進行から22年3月期の決算への期待から日経平均株価、TOPIX共に終日堅調な推移となり日経平均株価は終値27,553.06円、前日比+335.21円、TOPIXは終値1,928ポイント、前日比+12.85ポイントとなりました。
新興市場は、下落が続いていたマザーズ寄与度トップの【4385】メルカリが反発を見せましたが、大型連休を前にして直近急騰していた銘柄が売り込まれていましたが、投資家のポジション整理がでている動きとなっていますね。
昨日記載した【8746】第一商品が引け後に、金価格連動の暗号資産発行に向けテコテックと基本合意書締結という材料が出て寄り付き急騰!しましたが、その後はダダ滑り…直近で急騰していたので、大口が投げた?という動きですが、200円から162円って…ひどい話ですよ。内容的にはこれからの材料ではありますが、投げ売りが収まってからに期待したいところです。
注目ポイントですが、日銀が昨日、指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し
ですが、大型連休前ですので、やはり本格的にポジション整理の動きもでそうですので、引き続き注意が必要と言えますね。来週27日(水)から予定される日銀政策決定会合は今の円安に対しての黒田総裁の発言もありますので、様子見姿勢が強まっていきそうですね。
今後の注目銘柄
日々注目銘柄を記載していますが、今回は新規で注目している銘柄を記載します。
・電通グループ(4324)
東証プライム、PER14.4倍、PBR1.59倍、利回り2.64%、時価総額1兆4175億円。
広告代理店を展開、世界でも5位、13年に英広告大手イージスグループを買収などデジタル領域の海外企業を積極化。今年1月にセプテーニHDを連結子会社化、日本国内2位の博報堂DYホールディングスの売上高の約4倍の国内最大手の広告代理店となります。
直近の業績は、東京オリンピック効果でテレビを中心とした広告の出稿が回復、コスト削減、非事業資産の売却や組織構造の簡素化などの構造改革を推進し、オペレーションとバランスシートの効率改善、および強固な財務基盤を実現した事から、21年12月期は広告需要の回復から、連結営業損益は2418億4100万円の黒字(前の期は1406億2500万円の赤字)と過去最高益を更新。5月16日に決算を控えていますが、経済活動再開から企業の広告収益も増加傾向ですので、業績は悪くないと予想。
同社ですが、大和証券は20日にレーティング「1」継続で、目標株価を6,100円→6,500円に引き上げています。チャートを見ましても高い位置での揉み合いが続いておりますが、貸借倍率0.21倍と空売りも溜め込んでいますので踏み上げ相場となる可能性が高く。直近の安値4725円ですので、割り込んだら売るという感じならば取り組みやすい銘柄と言えます。
株式投資はリスクが伴いますので、投資は自己判断でお願い致します
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今の相場こういう時こをアンテナを張って取り組めば勝てる相場と言えます。
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・いつも相場を見ている人の情報は何かと的を得ていて参考になる。
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などが主な理由です。
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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。