株プロサラリーマンの相場展望
昨晩の米国市場は、FRB(米連邦準備理事会)が積極的に金融を引き締めるとの観測から、昨日つけた米長期金利2.73%を超えて、米長期金利が2019年1月以来の高水準となる2.79%まで上昇。
これを受けてIT株や高PERのハイテク株が投資妙味が薄れ下落、中国での新型コロナウイルス感染拡大に伴ってエネルギー需要が減るとの見方からエネルギー関連も売られNYダウは終値34,308.08ドル、先週末比-413.04ドルと大幅下落。
ナスダック総合指数は、長期金利上昇からハイテク株が急落、主力ハイテク株や半導体関連も軒並み売られ終値13,411.96ポイント、先週末比-299.04ポイントと約一か月ぶりの安値となりました。
長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られますので半導体関連にとっては悪い流れとはなっていますね~。
世界的な物価高が相次ぎ伝わっている中で長期金利の指標ともいえる米3月消費者物価指数(CPI)が控えていますので、買うに買えないという感じではありますが、今日の米3月消費者物価指数(CPI)の結果を受けての米国市場の動きには要注目ですね。
日本株全体も米主要3指標が下落した流れを受けて一旦調整という動きとなっていますね。外部環境はウクライナ情勢の先行き不透明感、対ロ制裁の強化による世界経済への影響、中国での新型コロナ感染拡大、インフレ高進や米金融引き締め加速観測と懸念材料が多く、そこにヒンデンブルグオーメンが点灯しましたので警戒感からの投げ売りがでていると言えます。
日経平均株価は終値26,334.98円、前日比-486.54円、TOPIXは1,863.63ポイント、前日比-26.01ポイント。新興市場は、米国市場でグロース株が売り込まれていますが、思ったよりも下落していなく底堅さはあります。
ですが全体相場を見ますと、市場の不安心理を示す日経平均ボラティリティー・インデックス(市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。)も22.86と前日比+7.17%も上昇してきていますし、日経平均株価は25日線も下回りましたので、投げがでてくる可能性が高いので注意が必要ですね。
保有もある程度整理していますが、今日は海運株の空売りがヒットしましたので、とりあえず利益確定させましたが、チャート的にはまだ下げそうですね。反発したらまた売ります。
まあ…何にしても今日の米3月消費者物価指数(CPI)の結果を見てからじゃないと判断はつきませんからね。連日の下げで疲弊している投資家も多いかと思いますが、無理せずに取り組んでいきましょう。
明日の注目銘柄
日々注目銘柄を記載していますが、今回は新規で注目している銘柄を記載します。
・NCS&A(9709)
東証スタンダード、PER9.9倍、PBR0.83倍、利回り4.47%、時価総額88.6億円。
NCS&Aは6701NECと緊密なソフト開発老舗。官公庁向け、金融機関向けに強みを持ち、企業のDX推進を支援するマイグレーションサービスは、自社開発の情報システム可視化ソリューション「REVERSE PLANET(リバースプラネット)」を中心とした「AAA(トリプルエー)」、「AIRS(エアーズ)」といった情報システム資産移行サービスを「安全・確実・低コスト」で提供するサービスを行っています。
全体相場の下落から同銘柄も値を落としていますが、日足のチャートを見ましても480円が底値となっており今の株価位置は反発局面となっています。
DX関連のテーマ、時価総額87億円と小型、5月13日に決算を控えていますが、前回の決算でも上方修正&増配をしていますが、収益性の高い主力ソリューションの取り組み強化していますので再び上方修正の期待は高いと見ています。
株式投資はリスクが伴いますので、投資は自己判断でお願い致します
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今の相場こういう時こをアンテナを張って取り組めば勝てる相場と言えます。
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理由はいくつかありますが、
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・いつも相場を見ている人の情報は何かと的を得ていて参考になる。
・取り上げられた個別株に投資家の注目が集まりやすいのではと考えられる。
などが主な理由です。
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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。