米国市場は、FOMC、CPI(消費者物価指数)の結果待ちという動きとなっていますが、今回のFOMCでは7会合連続の金利据え置きを決めると広く予想されています。
ですが、FOMC後の2時半のパウエル議長の会見で政策金利見通しを同発言するのか?警戒感から金融株などが売られ、NYダウはダウは利益確定の売りが先行となりました。iphoneにchatGPTを搭載すると発表したアップルの反発や長期金利低下からハイテク株が買われNYダウは終値38,747.42ドル、前日比+120.62ドルと反落となりました。ナスダック総合指数はアップルやマイクロソフトが買われ終値17,343.55ポイント、前日比+151.02ポイントと最高値更新なりました。
筆者は米国株をこう見る。
CPI、FOMCという相場を大きく動かすビックイベントを控えている中ですが、利益確定売りが入っても相変わらず強い米国市場ですが、直近の雇用統計の結果もかなり強い内容ですので、やはりFOMCの結果は金利据え置きでしょう。
パウエル議長は前回のFOMCでは「インフレ率が持続的に2%に向かっているという確信が深まるまで、FF金利の目標レンジを引き下げることは適切ではないと考えている」と発言していますが、欧州でもECBがインフレを撃退できていないと言っている状態ですからね。
利下げに対して前向きかどうか!とにかくそこを触れる発言がでるか、ナスダック総合指数が最高値となっていますので、長期金利が上昇となればやはり警戒はしておくべきと言えます。
日本株は米イベント&メジャーSQを控え持ち高調整の売りが入る展開!グロース市場は堅調推移!
本日の日経平均株価は米国市場がまちまちな展開でしたが、米FOMC、CPIなどビッグイベントを控え売りが入る展開となりました。メジャーSQ週の水曜はやはり荒れやすいわけですが、週末には日銀もありますからね。これだけイベントが揃っているとどうしても懸念を感じて保有を整理しますが、グロース市場が上昇しており個人が強気になっている感じはあります。
日経平均株価は終値38876.71円、前日比-258.08円、TOPIXは終値2756.44ポイント、前日比 -20.73ポイントとなりました。新興市場はスタンダード、グロース共に上昇となりました。
日本株に対して筆者はこう見る。
日経平均株価は昨日75日移動平均線を上抜けてとチャートはいい形となったところでしたが、メジャーSQ前の魔の水曜日、一筋縄ではいきませんね。空売り比率も39%台と下回っていましたが、ここは売り方も仕掛けてくるところではありますので売られるのも仕方ないところです。
ただ個人的には思った程の下落ではないですし、これは問題なく通過したら上に跳ねていく見込みは高いと見ています。
個別銘柄で相場無視の非常に強いトレンドを形成している銘柄がありましたので、「億トレ注目の急騰期待株」としてを記載します。
億トレ注目銘柄 イントランス(3237)
イントランスは東証グロース上場、PER417倍、PBR8.25倍、時価総額67.8億円。1998年に設立。未利用または低稼働の中古物件を取得して、改修・改造・用途変更などによって付加価値を高め、投資家へ販売するリノベーション事業が祖業。
同社は賃貸管理・プロパティマネジメント・コンサルティングなどの不動産事業を主力展開、2018年、中国人向け旅行商品販売など手がける合同インバウンドインベストの傘下に入り、ホテル運営受託の再拡大と、ホテル関連ファンド組成で再生図っています。
同社のテーマは「中古物件」「不動産再生」「不動産」「ホテル」「カジノ関連」「北海道関連」「インバウンド関連」などを手掛けています。
コロナ過の苦境から順調に再建!中華系の独立系ホスピタリティグループでは世界有数の「バンヤン・グループ」を日本各所に誘致!
同社はコロナ過で業績は壊滅的な大打撃を受けて、疑義注記が付く程業績は落ち込んでいましたが、シンジケートローンの返済を行い、21年3月期決算短信に記載していた「継続企業の前提に関する重要事象等」及び「継続企業の前提に関する注記」の解消されています。
業績も24年3月期の連結経常損益は1億6200万円の赤字(前の期は4億7100万円の赤字)に赤字幅が縮小し、25年3月期は4000万円の黒字に浮上する見通しを発表しています。
販売不動産の売却拡大、運営ホテル件数増加は勿論ですが、2024年3月期より不動産事業からホテル・インバウンドを中心として事業へ構造転換を進め、世界有数の「バンヤン・グループ」ホテルの誘致を積極的に行っております。
バンヤン・グループ(「バンヤンツリー・ホールディングス・リミテッド」は、シンガポールに拠点を置く、環境との共 生・調和を目標とした独立系のグローバル・ホスピタリティ企業。
その幅広いポートフォリオは、世界20か国以上で70軒を超えるホテル&リゾート(2024年4 月現在)、60以上のスパとギャラリー、14のブランド・レジデンスを展開しています。
既存ホテルのバンヤンツリーブランド周知による稼働率・平均単価上昇による収益改善へ注力しています。
日本で希少な「サードパーティーオペレーター」の企業!
同社は日本では希少な存在である「サードパーティーオペレーター」であること。サードパーティーオペレーターは、グローバルブランドと提携し、日本市場に参入する障壁となっているリース契約を担い、ホテル運営実務を遂行する企業。日本市場では非常に注目される存在となりつつあります。
中華圏チャネルを活用した観光・インバウンド領域の拡大で2029年3月にて、売上高160億円、営業利益13億円を目指す!
直近では既に京都、世界有数の「バンヤン・グループ」ホテルの誘致決定 2027 年 3 月「ES CON FIELD HOKKAIDO」近接地に開業予定しておりますが、インバウンド需要の高さからも同社の業績への期待は高まっていくと言えます。
株主への還元も積極的!ホテル無料宿泊券やクオカードを優待で提供!
直近でも300株以上保有でQUOカード(1000円)または同額の代替ギフト券、1万株以上保有でホテル「Folio Sakura Shinsaibashi Osaka」の無料宿泊券を贈呈をしております。
財務状況が改善傾向から今後も半年以上保有の株主を対象に優待を継続する予定としておりますが、株主優待を積極的に行う企業というのも魅力は高いと言えます。
チャートも非常に強い上昇トレンドとなっておりますが150円を明確に抜けますと勢いが増すと見れますし、グロースの低位株ですので上手くいけば暴騰低位株となるポテンシャルを秘めていますので億トレ注目銘柄として記載致します。
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