
こんにちは、億トレサラリーマンです。
投資をするなら、一度は夢見る「テンバガー株」。これは、買った株が10倍に成長するという、まさに投資家にとっての理想のシナリオですよね。たった数年で資産が何倍にも膨れ上がる瞬間を想像すると、ワクワクしませんか?
過去には、誰もが知る有名企業も、かつては無名の小型株だった時期があります。アップル、アマゾン、テスラ——これらの企業に初期の段階で投資していた人々は、まさにテンバガーの恩恵を受けたことでしょう。今からでも、次のテンバガー株を見つけるチャンスは十分にあります。
しかし、何十年も保有していたら--なんてお話をしたいわけではありません。今回お話したいのは、短い期間でテンバガー(株価10倍)になる可能性を秘めている銘柄についてです。そんな可能性を秘めているのは「バイオ関連銘柄」です。バイオ株ブームの火付け役となったのはそーせい、サンバイオ、アンジェスMGといったバイオベンチャーが投資家垂涎の大相場を見せたから。材料一つで株価を何倍にも膨れ上がらせるような大化けの可能性を感じることができるのがバイオ関連銘柄だと言えるでしょう。
もちろん、ただ闇雲に「10倍になりそう」と思う銘柄を買うだけでは、期待通りの成果は得られませんし、ハイリスク&ハイリターンなある種の危険性があるでしょう。今回の記事では、目指せテンバガー!億トレが注目するバイオ関連銘柄の本命株についてお話ししていこうと思います。
投資家が夢見るテンバガー(株価10倍株)
テンバガー(株価10倍株)とは?
テンバガーとは、株価が10倍以上になる銘柄のことをいいます。
野球用語でバガーというのが塁打を意味しており、1試合10塁打を記録するほどの勢いで株価が急騰して10倍まで跳ね上がる様からテンバガーと呼ばれています。
テンバガーになりやすい銘柄の特徴
どんな銘柄でも株価10倍になるなんてことはもちろんありません。むしろ、株価10倍になるにはそれ相応の成長性と長い期間が必要ですが、今回はそんなことは一旦おいておきましょう。今回は、テーマ物色や超好材料を機に一気に株価10倍まで跳ね上がってしまうような銘柄にフォーカスしていきます。
それでは、テンバガーになりやすい銘柄の特徴にはどのようなものがあるでしょうか。
▼株価上昇のスピードが速い
テンバガーまで跳ね上がるには株価上昇のスピードが命です。のろのろと調整しているような銘柄では到底テンバガーまでは辿り着けないので、時価総額が小さくて値動きが軽く、ボラティリティーの高い銘柄が該当するでしょう。また、このような銘柄は短期資金が入りやすい傾向もあり、投機的な資金が入ることで一種のマネーゲームのようになることで大きなボラティリティーを生み出します。
▼爆発的な好材料がある
株価が10倍まで跳ね上がるには起爆剤となりうるような爆発的な好材料が必要です。その材料がどれだけインパクトがあるか、時代の流れや時事的な問題と噛み合っているかなど色々な条件や運も影響してしまうでしょう。しかし、その起爆剤があることでマーケットでの注目度も爆発的に上昇し、資金が流入しやすい流れが出来上がります。
▼業績がどん底から急速に回復する
これは上述した好材料とも重複してしまいますが、業績がどん底から急速に回復しているというのもテンバガーになりやすい傾向にあります。毎年少しづつ堅実に業績が伸びている銘柄よりも、業績が悪くどん底で投資家から見向きもされていなかった銘柄(もちろん株価水準もかなり低くなっています)が、急激に業績が伸びていくことで「どこまで業績が伸びるんだろう!」と投資家の心理をくすぐることで株価の大変貌のきっかけとなることがあります。
テンバガーになる3つのパターン
テンバガーになりやすい銘柄の特徴についてお話ししましたが、次は実際にテンバガーを生み出した3つのケースをご紹介していきたいと思います。
①テーマ株相場で短期間で一気に急騰したケース
2020年、新型コロナウイルス感染拡大をきっかけとしてマスク関連、防護服関連、ワクチン開発関連などのテーマ株が短期間で大きく上昇しました。防護服メーカーの川本産業(3604)は、一般的にはあまり知られていないメーカーでしたが、医療用マスクや防護服を取り扱っていたため関連銘柄として物色対象になり、2019年8月の381円から2020年2月には4000円と株価10倍以上の大変貌を遂げました。このテンバガーのケースは「社会的な需要急増」と「関連銘柄としての思惑買い」によるものでした。
②業績どん底から急回復したケース
サンフロンティア不動産(8934)は、それまでどん底だった業績が急回復していく様を好感され、2011年8月69円だった株価が2013年4月1529円まで株価20倍超まで大変貌しました。
③業績が何年も継続的に伸びたケース
日本M&Aセンターホールディングス(2127)は、事業承継仲介などを行う企業で、増収増益が何年も続き、2012年1月153円だった株価が2020年1月4110円まで株価20倍超の大化けとなりました。こちらは上場間もないグロース株にみられるパターンです。
テンバガーの可能性を秘めたバイオ株

バイオ株ってなに?
バイオ株 とは、バイオテクノロジー(生物科学技術)を活用した企業の株のことを指します。主に 新薬の開発、遺伝子治療、医療機器の開発 などを行う企業が含まれます。
バイオ株の特徴
▼成長性が高い
画期的な新薬や治療法が成功すれば、大きな利益を生み出し、株価が急上昇することがあります。例えば、新薬が認可されると一気に注目されることが多いです。
▼値動きが激しい
研究開発の進捗や治験(臨床試験)の結果によって、株価が大きく上下します。良い結果が出れば急騰し、悪い結果なら急落することも珍しくありません。
▼リスクが高い
治験が失敗したり、規制当局の承認が得られなかった場合、株価が大幅に下落するリスクがあります。投資する際は、企業の研究開発状況や資金力をよく調べることが大切です。
テンバガー達成!バイオ関連銘柄の事例
バイオ株にはテンバガー株が現れるのもしばしば。過去にテンバガーを達成したバイオ関連銘柄の事例をひとつご紹介します。
がん免疫療法に強みを持つバイオベンチャーのテラ(※現在は上場廃止)は、新型コロナウイルス感染拡大時の相場で最も大きく上昇した銘柄でした。同社株は、100円台とボロ株同然の株価で、2020年3月13日には底値92円が付いていました。
その後も特段マーケットから注目されたり、評価されるようなことがありませんでしたが、4月27日に遺伝子や細胞などを使った先端医療支援を手掛けるセネジェニックス・ジャパンと新型コロナウイルスの間葉系幹細胞を用いた治療法開発の共同研究契約を結んだとの材料が出ました。
新型コロナウイルス感染拡大時の不安から関連銘柄としての思惑買いが集中し、連日ストップ高に。5月27日には960円に到達してテンバガーを達成、6月5日もストップ高となり1,530円で引けて株価16倍超の大変貌を遂げました。

このように、バイオ関連銘柄にはテンバガーになりやすい性質を持った銘柄が存在すると言っても過言ではありません。投資家の夢テンバガーを追い求めるのであればバイオ関連銘柄というチョイスはリスキーながらも良い選択なのかもしれません。
バイオ関連銘柄 一覧まとめ
それでは、ここからはテンバガーの可能性を秘めたバイオ関連銘柄の一覧まとめをご紹介します。
今回は、「創薬」にフォーカスして一覧にしましたので参考までに。
目指せテンバガー!億トレ注目のバイオ関連銘柄の本命株5選
コーディア(190A)

科学的エビデンスに基づいて次世代の抗がん薬を開発するバイオベンチャーです。最新の研究により、がんにおいてRNAの制御が変容していることが新たに見出され、このRNA制御異常が、がんの発生や進行に大きく関与することが示されています。RNA制御異常を標的とした低分子医薬品を生み出すことにより、がん患者さんの人生を変え得る新たな治療法の開発を目指しています。
2024年IPOバイオベンチャーで株価200円台とテンバガーになり得る条件の整ったバイオ関連銘柄の本命株と言えるでしょう。
PRISMバイオラボ(206A)

独自の創薬プラットフォームであるPepMetics技術をもつバイオベンチャーです。 PepMetics技術は、α-ヘリックスまたはβ-ターンペプチドを模倣する独自の骨格をもつ低分子によりタンパク質間相互作用の制御を可能にします。
PepMetics技術とは、PRISM BioLabが開発した独自の創薬技術で、ペプチド(アミノ酸がつながった分子)の構造を模倣する低分子化合物を設計する技術です。この技術を使うことで、従来は創薬が難しかった「タンパク質間相互作用(PPI)」を制御し、新たな医薬品の開発が可能になります。
ペプチドは生体内で重要な働きをするものの、不安定で分解されやすいため、そのまま薬として利用するのが難しいという課題がありました。PepMetics技術では、ペプチドの二次構造(α-ヘリックスやβ-ターン)を安定的に維持できる化合物を設計することで、この問題を克服します。結果として、ペプチドの持つ特性を活かしつつ、低分子化合物のように安定して合成・投与できる医薬品の開発が可能になります。
この技術は特に、従来の創薬手法ではターゲットにできなかった「創薬困難標的」に対して有効であり、がんや難治性疾患などの治療薬開発に役立つと期待されています。
2024年IPOバイオベンチャーで株価200円台とテンバガーになり得る条件の整ったバイオ関連銘柄の本命株と言えるでしょう。
ヘリオス(4593)

iPS細胞による難病・治療薬の開発を行うバイオベンチャーです。従来は化学物質の合成により作られる「低分子化合物」が主流でしたが、人間の体の中で作り出されている生体物質を利用したバイオ医薬品の市場が急拡大しています。免疫機能を担っている抗体という生体内物質(タンパク質)を医薬品として活用した「抗体医薬品」があげられます。バイオ医薬品を用いた治療の中でも、細胞そのものを用いた「細胞治療」や組織や臓器の再生を目指す「再生医療」といった新たな治療法の臨床試験が開始されています。
バイオベンチャーで株価200円台とテンバガーになり得る条件の整ったバイオ関連銘柄の本命株と言えるでしょう。
ノイルイミューン・バイオテック(4893)

CAR-T細胞を活用した新規免疫療法で抗がん剤の開発を手掛けています。CAR-T細胞は、血液から採取したT細胞と呼ばれる白血球の一種に、がん細胞を高感度に見つけ出し、かつ強力に攻撃する能力を持つキメラ抗原受容体(Chimeric Antigen Receptor : CAR)と呼ばれる人工的な遺伝子を導入して製造します。これを1~2週間程度体外で増やした後に患者さんに投与して治療するのがCAR-T細胞療法です。CAR遺伝子を導入されたCAR-T細胞は、がん細胞の目印となるがん抗原を認識し、これを標的として攻撃します。
2023年IPOバイオベンチャーで株価100円台とテンバガーになり得る条件の整ったバイオ関連銘柄の本命株と言えるでしょう。
ナノMRNA(4571)

mRNA医薬品に特化のバイオベンチャーで、mRNA治療薬の開発実績をもつ唯一の国内企業です。mRNA医薬品とは、メッセンジャーRNA(mRNA)を利用して体内でタンパク質を作らせる医薬品 です。従来の医薬品は、直接タンパク質を投与するものが多かったのに対し、mRNA医薬品は「細胞にタンパク質の設計図を届けて、自分で作らせる」仕組みになっています。
株価100円台と低位株で時価総額の小さいテンバガーになり得る条件の整ったバイオ関連銘柄の本命株と言えるでしょう。
目指せテンバガー!バイオ関連銘柄まとめ
以上が、億トレが注目するテンバガーが狙えるバイオ関連銘柄の本命株でした。
バイオ株は投資リスクの大きい扱いにくい銘柄です。ですので、「テンバガーを狙うぞ!」と力みすぎないことがポイントだと思います。今まで大化けしたようなバイオ株も色々な要素が噛み合って、結果として株価10倍以上になったわけです。この銘柄は株価10倍になるに違いない!と決めつけずにテンバガーに出会えたらラッキーくらいの気持ちで、事業内容の期待できそうな銘柄をしっかりと取り組んでいきたいですね。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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