今回は億トレもですがアレス投資顧問でも「厳選注目銘柄」で紹介している関東電化工業が今後伸びしろ高そうですので注目銘柄として記載致します。
アレス投資顧問も注目銘柄として記載！関東電化工業(4047)
東証プライム上場、PER21.2倍、PBR2.38倍、利回り1.45％、1938年に古河系主体に設立、基礎化学品や鉄系キャリヤー製品を手掛けていおり、同社の半導体・液晶用特殊ガス、三フッ化窒素、六フッ化タングステンおよびエッチングガス2品目は微細化、多層化に強みがあり世界上位のシェア。リチウム2次電池電解質は高品質な原料をEV用途でも供給しています。
直近では特殊ガス、電池材料ともに、市場環境が大幅に悪化、主に電池材料で棚卸資産評価損 35億円を計上。電池材料で減損の兆候が認められ、減損損失 42億円を特別損失に計上したことで、売上高、利益ともに大幅に減少しましたが、25年3月期の業績予想は、売上高69,000百万円（前年同期比6.5％増）、営業利益4,900百万円（前年同期は1,968百万円の赤字）の黒字転換です。特殊ガスは半導体メーカーの稼働率上昇により１QよりYoY、QoQともに回復、３Qより完全回復を想定。
電池材料は２Qより米国IRA法に係る引合の寄与を想定。棚卸資産評価損は 3億円に縮小予定で、売上高、利益ともに大幅に改善する見込みです。
同社の中期経営計画では、新たな戦略・施策で
①精密化学品事業（特殊ガス）では、投資効率の高い成長製品の開発・投資に集中し、事業拡大
②精密化学品事業（電池材料）では、資本効率の高い事業構造に改革、技術供与で欧米・アジアの急速な成長市場を取り込む
③鉄系事業では、グループ内別会社に集約し効率化
④基礎化学品事業では、原料供給部門として事業を再構築に取り組んでおります。
財務目標としては、27年3月期に売上高100,000百万円（25年3月期予想比44.9％増）、営業利益15,000百万円（同3倍増）を目標にしております。
同社は洋上風力関連としても注目されており政府は2050年カーボンニュートラル実現に向け、洋上風力発電を再生可能エネルギーの主力電力化に向けた切り札としています。
同社は2月15日に、子会社である横河ソリューションサービス、JERAおよびグリーンパワーインベストメントの特別目的会社である合同会社グリーンパワー石狩を通じて保有する「石狩湾新港洋上風力発電所」の洋上風車から陸上施設に対してOpreX Collaborative Information Server（統合情報サーバ）を中心とする遠隔操作監視システム等の設計から試運転支援の一式を提供するとともに、納入システムの保守契約を締結しておりますので、今後の商機拡大が見込めそうです。
あの物言う株主「旧村上系ファンドのエフィッシモが13％以上の大量保有！！」
同社は、PBR1倍以上を目指すために、ROEにおいて、精密化学品事業を中心とした事業の拡大、ROIC経営の推進。PERにおいて、投資家との継続的な対話、情報発信の強化、政策保有株式の縮減による資本コスト低減に取り組み、連結配当性向を：20％→30％以上にすることで、達成を目指しております。
注目ポイントとしては6月株主総会でエフィッシモの動きに注目が集まっています↓
また5月には株主価値の毀損につながるとされる買収防衛策を廃止する方針を発表しております。昨年末にはアクティビストとしても有名な、旧村上系ファンドのエフィッシモが大量保有を発表しておりますが、6月の株主総会シーズンが迫るなか、アクティビストとの建設的な対話による企業価値の向上も期待できそうですので今後注目とアレス投資顧問でも記載がありますので注目ですよ
※投資は自己判断でお願い致します。
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