明日の相場展望
昨晩の米国市場は、FRB議長をバイデン米大統領が誰を指名するのか?と注目されていましたが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を再任となりましたね。
新型コロナウイルス対応の金融緩和継続もですが、インフレ懸念から緩和修正にかじを切り始めたパウエル氏が続投した事で、今までの利上げ観測などの見方が既定路線となり投資家心理に安心感が広がり好感されていましたね。
今の相場は不透明感のある状況が特に嫌気されますが、パウエル議長はテーパリングの可能性を徐々に市場に織り込ませるという考えですし、来年6月にテーパリングを終え、その後に利上げの時期を探る構えを示していますからね。ひとまず新しいFRB議長になっての混乱とはならなかったのは一安心というところです。
NYダウはパウエル議長の再任で株価は一時300ドル以上の急伸しましたが、買い一巡後は利益確定売り優勢となりNYダウは終値35,619.25ドル、前週末比+17.27ドルと4日営業日ぶりに反発。
ナスダック総合指数は、パウエル議長の続投でも根本的なインフレ問題が解消されたわけではない、米長期金利が前週末比0.08%高い1.63%まで上昇となりハイテク株が売られる展開。ネット通販のアマゾンや動画配信のネットフリックス、半導体のエヌビディアなど主力ハイテク株が売られナスダック総合指数は、終値15,854.75ポイント、前週末比-202.68ポイント、ここ最近で過去最高値を更新が続いていましたので利益確定売りがでたと言えますね。
本日は23日に米製造業とサービス業のPMI、物価高の中で企業がどのように景気を捉えているか、24日は個人所得と消費支出が発表されますのでインフレ懸念、長期金利の動きがあるかと思いますので、米国市場の指標を見てからという動きは強まりそうですね。
米国市場は25日はサンクスギビングで休場で、26日も短縮取引になりますので一旦の利益確定売りもでそうですので注意が必要です。
明日は長期金利が今の位置ならば半導体などハイテク株が売られると予想できますが、下値も堅い動きですので、押し目買いを狙うというスタンスで取り組むで宜しいかと思います。
明日の注目銘柄
日々注目銘柄を記載していますが、今回は新規で注目している銘柄を記載します。
・リログループ(8876)
東証1部上場、PER32.9倍、PBR8.6倍、時価総3,753億円の中型、企業の福利厚生を総合的に請け負っており、住宅建設工事から出発し、1979年に三井物産の留守宅管理を開始。
その後、社宅運営管理のノウハウを習得し、海外赴任業務支援などのサービスを拡充。近年では賃貸管理にも力を入れています。福利厚生代行では会員企業の社員を対象に、各種の福利厚生サービスを提供。また、会員制リゾート事業やホテル運営なども行っている企業です。
新型コロナウイルス感染拡大による世界的な渡航制限などの影響があったものの、借上社宅管理事業や賃貸管理事業の管理戸数増加など、主力事業のストック基盤が堅調に積みあがり、第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高762億6200万円(前年同期比0.9%増)、営業利益86億1400万円(同45.5%増)、純利益65億3700万円(同63.1%増)と業績は堅調。
チャートは好決算が好感されてから急反発して高い位置で揉み合いがが続いていますが、根固めもできておりますので、一段高しそうと予想しています。
株式投資はリスクが伴いますので、投資は自己判断でお願い致します
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今の相場こういう時こをアンテナを張って取り組めば勝てる相場と言えます。
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理由はいくつかありますが、
・勢いがある個別株に関する情報をいち早く知れたりする。
・いつも相場を見ている人の情報は何かと的を得ていて参考になる。
・取り上げられた個別株に投資家の注目が集まりやすいのではと考えられる。
などが主な理由です。
株はやはり“出来高があって動く銘柄”“注目が集まっている株”“注目が集まりそうな株”をいかに上手く狙えるかってところがあると思うので、フォロワー数が多く注目されていそうな株情報は見ておくに越したことないんじゃと思います。
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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。