円高メリット関連銘柄 相場雑感と注目銘柄

暴落のメカニズムを徹底解説!「暴落時も微動だにしない円高メリットニトリ(9843)が好決算で強い上昇の可能性十分」

8月相場は、非常にボラの高い相場となっていますし直近の暴落で辟易としている投資家も多いかと思いますが、あれだけ売り物がでて下げのピークを一旦超えたと言えますので、「ピンチはチャンス」と見ています。ですが相場の懸念ポイントもありますので、それを踏まえて相場考察、注目銘柄を記載していきます。

まず昨日の米国市場から振り返ってみていきましょう。

昨日の米国市場は、今週初めの世界同時株安を受け不安定な状態から売り買いが拮抗する状況が続いておりますが、FRB(米連邦準備制度理事会)高官の発言などもあり徐々に落ち着きを取り戻しつつありますが、イランや反イスラエル勢力による報復攻撃への警戒感もあり保有を整理する動きは続いています。

特に今年に入っても強い動きが続いていた半導体株などは引き続き売られ、テスラやメタ・プラットフォームズなどハイテク株がやはり不安定な動きとなっています。業種を見ますと半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が軟調に推移しております。相場をけん引した米半導体大手エヌビディアもジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は7月に持ち株の売却したなどもあり-5.12%の下落となっています。

NYダウは終値38,763.45ドル、前日比-234.21ドルと6日続伸、ナスダック総合指数は、終値16,195.81ポイント、前日比-171.05ポイントと反落となりました。

筆者は米国株をこう見る。

昨日大幅に反発を見せましたが、米景気に対しての懸念は払拭できていませんね。米景気に関してはFRBが緊急会合を開くのでは?など色々と情報が交錯していますが、利下げへの期待はあるとは言えども、利下げで出尽くしとなるという見方も増えてきております。

景気変動の影響を受けやすい景気敏感株の中でも、建機大手のキャタピラーが6日発表した4〜6月期決算は純利益が8%減の26億8100万ドルだった。22年10〜12月期以来、6四半期ぶりの減益となっておりジム・アンプレビー最高経営責任者(CEO)は6日の決算説明会で「北米の24年通期の建設業界向け売上高は前回予想より若干減少する」と話をしています。

建機の需要は景気や産業の「先行指標」と言われていますので、キャタピラーの決算はやはり懸念が広がりますし、鉄鋼最大手のニューコアも純利益が56%減となっています。

超重要指標!米失業保険申請件数は要注目!!

米経済が景気後退と騒がれた要因としては、失業率の増加がありますが、本日21時半に米失業保険申請件数が発表となります。

この米失業保険申請件数が市場予想よりも悪い内容となりますと、景気後退がより鮮明になりますので、ボラティリティーが今後さらに高まる可能性が高いと言われています。

前回の米国市場の急落の要因となったわけですので、かなり注意が必要と言えます。この指標の結果が問題なければ安心感が広がると言えますが、下手をすると売り物が一気に加速しますので、今日の米失業保険申請件数は要注意ですよ。

日経平均株価は下落!レーザーテック(6920)がSTOP高!引け後に国内最大の半導体企業東京エレクトロンが好決算を発表!

本日の日経平均株価は反落となりました。大暴落から急反発を見せていますが日経先物の安値30500円から35800円超えと5000円の急速な反発とはなりましたので、一旦売り物が出るところですね。利上げから相場がパニックになりましたが、日銀は市場が不安定な状況で利上げは行わず、当面は現行の金融緩和を維持する考えを示しました。

ハト派的スタンスに軌道修正これが好感されて反発していますが決算シーズンもあり引き続きボラの高い相場となっています。

今日の上昇の寄与度では決算で大幅な増益・増配計画のサプライズを発表した半導体企業レーザーテック(6920)が65.38円押し上げていますが、円高メリットの高いニトリ(9843)も円安で輸入コストは上がりましたが、4-6月期連結決算は売上高が前年同期比6.6%増の2328億1900万円、営業利益が同4.6%増の344億8800万円と好決算を発表して8%高して+24.52円押し上げています。

日経平均株価は終値34,831.15円、前日比-258.47円、TOPIXは終値2,461.70ポイント、前日比-27.51ポイント、東証スタンダードは値上がり856銘柄数、値下がり621銘柄数。東証グロース市場は値上がり374銘柄、値下がり189銘柄となりました。

日本株に対して筆者はこう見る。

決算も明暗が分かれてはいますが、「ドル円は下方向が意識されている」、米国が利下げ、日本は利上げという図式は明確になっていますので円高にシフトとなっていく状況となっています。

億トレサラリーマンの相場考察、なぜこんな日本株は下がったのか?相場の反転は?

これだけの大暴落があって急反発となっても動きの早さについていけない。そう思っている投資家の方も多いと思います。

まずなぜこういった大暴落、ブラックマンデー再びとなったのか?というのを説明します。

一つは日本の市場は、海外投資家が売買の7割を占めています。その多くが欧州の機関や投機ファンドです。この7割の内、8割が高速売買システムを利用しています。投機筋が売り買いの前提条件を細かくプログラムに組み込んだいわゆる「高速取り引き」を使って先物取引や空売りなどを通じて大量の売り注文を出し続けた。

売りが売りを呼ぶとは言いますが、システムを使って断続的に売りを入れ続ける。これにより1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円を超えて一時5000円近い下げ、過去最大の下落幅を記録したと言えます。

混乱した市場を注視する為の措置、サーキットブレイカー(売買を一時中断する)が発動する下げとなったわけですが、日経平均で発動したのは2016年の6月24日以来です。

2016年はイギリスのEU離脱の賛否を問う国民投票の結果をめぐって株価が急落した以来ですので8年振りとなります。もっと言えば先物、オプションで発動したのは13年振りです。

31日に日銀が追加の利上げに踏み切り、植田総裁が会見でさらなる利上げの可能性に言及したことが確かにトリガーになっていますが、為替が円高進行したら先物に売りが入る。そしてそこから大型株への売りの波及。こういったプラグラムがまさにAIによる売りのアルゴリズムの暴走と言えます。

相場はいつ落ち着くのか?空売り比率が47%まで上昇!!

まず冷静に相場を見ますと、円高進行は今後も加速していきますが、為替の乱高下もお盆を明けからは徐々に落ち着いてくると思います。そして日本の企業決算を見ても、国内最大手の半導体企業 東京エレクトロン(8035)が25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の1673億円、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の2440億円→2900億円(前年同期は1812億円)に18.9%上方修正し、増益率が34.6%増→60.0%増に拡大、今期の上期配当を従来計画の200円→237円に増額し、下期配当も従来計画の281円→282円に増額修正しました。

輸出関連の企業は円高進行で想定為替レートは145円を下回ると言う状況ですと苦しくなっていくと言えますが、輸出関連の代表格トヨタ自動車(7203)は25年3月期第1四半期(4-6月)の連結業績は売上高にあたる営業収益が前年同期比12.2%増の11兆8378億7900万円、営業利益は同16.7%増の1兆3084億6200万円。市場予想は営業利益が1兆3800億円前後と決して決算は悪くありません。確かに今後の円高は不安要素ではありますが、トヨタは直近の急落でPER9.2倍、PBR0.92倍と割安水準となっています。

確かに相場は不安定ですが、この暴落は安く拾うチャンスと言えます。ですが闇雲の拾ってもさらなるダメージとなる可能性があります。ここから狙う銘柄は好決算、割安、高配当、円高メリットがある銘柄が良いかと思います。

後、空売り比率が47.3%まで上昇しています。空売り比率が高くなってきたというのは信用買いが減り、信用売りが増えている。つまりは需給が改善されてきていると言えます。

直近の上昇相場では、空売り比率が30%台~40%前半がよく見られましたが、30%台の空売り比率は信用買いが詰まりすぎている状況でしたので、暴落のトリガー一つとなります。

今回、リスクオンの傾向で溜まりに溜まった信用買いを一気に吐き出させた状況、そして空売りが詰まってきますが、過去50%を超えは買いポイントと言えますので、相場としてはここからの下げは狙い目とも言えると筆者は見ています。

今日は21時半に米失業保険件数がありますが、これがどうなるかというところはありますが、市場予想通りならば米国市場も落ち着いてくるかと言えます。

それでは億トレ注目の円高メリットが高く、好決算で今後も上昇見込みが高い注目銘柄を記載致します。

億トレ注目銘柄 ニトリ(9843)

ニトリは東証プライム上場、PER24.5倍、PBR2.45倍、利回り0.76倍、時価総額2兆2797億円。ニトリは1967年12月に北海道札幌市で創業。似鳥昭雄氏が「似鳥家具店」として個人創業し、小規模な店舗から家具の販売業に参入。その後、株式会社化され、北海道から北海道外へと商圏を広げて成長。56年以上の歴史を持つ家具やインテリア商品を提供するホームファニシング事業を展開する企業です。

「お値段以上」のニトリは円高メリットの代表格!決算も良好でチャートは強い反発を示唆!

ニトリは円高メリットのコア銘柄と呼ばれていますが、商品を海外で生産し輸入しています。「お値段以上」のニトリはCMでも馴染みがあるかと思いますが、円安よりも円高の時期の方が消費者の満足度が高いこともあり、円高メリットの代表格と言われます。

同社ですが、直近の決算は、円安で輸入コスト上昇する中でしたが、店舗出店やキャンペーンなど各種施策が奏功し、4~6月期連結決算は売上高が前年同期比6.6%増の2328億1900万円、営業利益が同4.6%増の344億8800万円、4~6月期増収増益となっています。

円安でこの水準ならば円高なら収益はさらに上積みされる見込みは高いと言えますし、チャートを見てもあの大暴落の時に微動だにしていない。驚異的な頑強さとなっています。

今後の円高進行を考えても同社株は大型株ですが強い上昇を見せる可能性が高いことからも億トレ注目銘柄として記載致します。

※投資は自己判断でお願い致します。

急騰銘柄を多数提供!投資のプロ情報を無料で公開!

※PR※株は情報収集を徹底するのが一番です、利用して信頼のできる株式情報サイト一覧!



今の相場こういう時こをアンテナを張って取り組めば勝てる相場と言えます。 チェックしておくべき著名ユーザーとしてcisさんやテスタさん井村俊哉さんなどのツイッターアカウントが取り上げられたりしていますが、フォロワー数が日に日に増えていますね。
株ブログを書いていると、チェックしておいた方が良さそうな株情報とか何かないか聞かれたりするんですが、影響力がありそうな人やサイトが配信している情報はなるべく見ておいた方がいいと思います。

理由はいくつかありますが、

・勢いがある個別株に関する情報をいち早く知れたりする。
・いつも相場を見ている人の情報は何かと的を得ていて参考になる。
・取り上げられた個別株に投資家の注目が集まりやすいのではと考えられる。

などが主な理由です。

株はやはり“出来高があって動く銘柄”“注目が集まっている株”“注目が集まりそうな株”
をいかに上手く狙えるかってところがあると思うので、フォロワー数が多く注目されていそうな株情報は見ておくに越したことないんじゃと思います。

同じような理由で株サイトが配信するメルマガ情報もいくつかチェックしてますが、下記サイトは結構オススメです。

株式投資関連でオススメのメルマガ情報
株エヴァンジェリスト⇒
各種大手メディアに引っ張りだこの有名投資家で株式評論家でもある「Bコミ」こと「坂本慎太郎」氏がセールスプロデューサーに就任。 所謂、機関投資家として10兆円以上の資金を動かすなどして活躍後に独立。 現在までに年間200回を超えるメディア出演をこなす他、セミナーや投資本の執筆、SNSなどを通じ幅広く活動を続けています。 また、2017年3月から始めた「資金150万円チャレンジ」では、ファンダメンタルズ分析を中心として150万円の資金を僅か1年5ヵ月で約5,000万円まで増加させるなど個人投資家としてもその実力の一端を見せているだけに期待が持てる投資顧問です。
新生ジャパン投資⇒
高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、冗談のようだが本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。また株式カレンダーなどで有名な大井川源太さんとラジオもやっています。有料銘柄は言わずもがなですが、無料銘柄も自信のある銘柄はしつこく何度も推奨してきますのでそういった銘柄は大きく勝てる可能性があります。
株マイスター⇒
本村健さんのコラムを無料掲載しているサイト。業界長く、老舗顧問に部類するサイトだと思いますが、兜町の噂などタイムリーな情報を的確に配信してきている印象。これまで市場を盛り上げた銘柄を何度もナイスなタイミングで取り上げてきています。本当に凄いのでサイト内で掲載となっている直近提供銘柄の推移などを見てみた方がいいと思います。
株株⇒
橋本罫線考案者の橋本明男さんや、日本証券アナリスト協会検定会員の堀篤さんなどのコラムを無料掲載しているサイト。橋本明男さんも堀篤さんも以前ヤフーファイナンスの株価予想で予想を出していた人ですが、業界でのキャリアが長い人の記事は要点が上手くまとめられていたりで分かりやすいと思います。無料メルマガで「急騰期待銘柄・注目株」情報を入手できたりします。登録しますとテンバガー候補銘柄などもプレゼントしてくれますので見ておくべきかと思います。
アレス投資顧問⇒
アレス投資顧問はコンセプトに「会える投資顧問」とあるように、直接担当者とも会うことができるという点です。アレス投資顧問代表の阿部さんのyoutubeチャンネル「アベタカシの投資TV」を見ても分かると思いますが、タイムリーな銘柄や今後の相場展望を解説していて、しっかりした投資顧問というのが分かると思います。「無料メルマガ登録で1ヶ月以内に上昇が期待できる銘柄をもれなくお届けしています。」
グラーツ投資顧問⇒
アドレス登録で大本命3銘柄を無料提供してもらえますが、カブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。知名度が高い人が顔を出していて情報網が広そう。配信されている個別銘柄情報を見ると推奨理由などがしっかりと書かれている印象ですが、急騰銘柄をこれまでいくつも当ててきていて高い上昇率を残してきています。
プレナス投資顧問⇒
過去の株価データや企業業績などの数値化できるデータを数理的に分析する「金融工学」を応用し、高い精度で利益を提供できプレナス投資顧問が〝株式投資界隈で注目〟されています。私の登録してからの銘柄を見る限りAIの銘柄解析がかなり効いているようです。 〝環境的に不安定な状況でも高い勝率〟を出しているとの事ですが、実際に銘柄を見て思いましたが、値幅も勝率も出せるAIとして、かなり優秀な部類と言えますので銘柄は見ておくべきと思います。
エクシブ投資顧問⇒
野村證券から証券会社役員まで上り詰めた“彗眼の投資家”と称される河端哲朗さんが代表取締役をしていて、業界での繋がりが多そうなサイト。推奨された銘柄が結構高いパフォーマンスをみせてきているので、株で思うように利益を上げられない、毎月株で利益を得ていきたいと思う人は、試しにでも一度メルマガ登録して配信情報をチェックしてみることをおすすめします。
私は上記全て配信登録してますが、寄りつき前にサラっと読むだけでその日の注目しておいた方が良さそうな点や面白そうな銘柄情報などを知れたりするので、上手く立ち回れてないって人は冗談抜きにチェックしてみることをオススメします。

配信情報を見ている人と見ていない人とでは、狙える銘柄の幅が違ってくるのではないかなと思います。

ヤフーなどで株用のメールアドレスを作って配信登録しておくと株関連情報をまとめてチェック出来たりで便利ですよ。

株はどんな相場のときも情報戦です。

相場の流れに上手く乗れるよう、少しでも根拠をもって取引出来るよう、トレードに役立ちそうな情報や相場への影響力がありそうな情報はしっかりチェックしておきたいですね。

※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。

-円高メリット関連銘柄, 相場雑感と注目銘柄