相場雑感と注目銘柄

明日はメジャーSQ!12月9日の相場雑感と注目銘柄

本日の相場雑感

昨晩の米国市場は、新型コロナウイルスワクチンを3回接種することで、拡大している変異株「オミクロン株」に対しても高い予防効果が期待できるとする実験結果を公表、前々日、前日の2日間で計1,000ドル超上昇していた反動もあり利益確定売りもでましたが、NYダウは終値35,754.75ドル、前日比+35.32ドルとなりました。

ナスダック総合指数は、半導体株は総じて利益確定目的の売られましたが、アップルが連日で上場来高値を更新、メタプラットフォームズ(旧フェイスブック)や売られていたテスラも上昇となり終値15,786.99ポイント、前日比+100.07ポイントとなりました。

新型コロナ感染拡大による経済活動の再規制などへの過度な警戒感が和らいだ事でいますので、押し目買い意欲は強いですが。来週はFOMCを控えていますのでさすがに上値を追うのも難しいところですが、

本日の日本株は、連日の大幅高から利益確定売りに押される展開、アジア市況は総じて堅調な動きですが、明日はメジャーSQですので一旦利益確定売りがでるのも仕方ないという感じですね。日経平均株価は終値28,725.47円、前日比+135.15円、TOPIXは終値1,990.79ポイント、前日比-11.45ポイントと上昇となりました。

半導体関連はフィラデルフィア半導体指数(SOX)が下落した事で軟調な展開となりましたが、【8035】東京エレクトロンは小幅下落、【6920】レーザーテックは上昇、【6857】アドバンテストは下落、【6723】ルネサスエレクトロニクスは下落、【6890】フェローテックは上昇!

小型の半導体株の【6336】石井表記は小幅続伸、以前記載した【7433】伯東は寄付きは上昇しましたが引けにかけては下落。

【3498】霞ヶ関キャピタルは小幅高とはなっていますが、売り物もまだまだありますし、とりあえずチャートが上向きになるまでは放置という感じです。

私の知り合いのプロトレーダーが狙っていた【8783】GFAは本日は小幅高、高値163円まで上昇しましたが上昇するとワラントの行使の玉がでてきますね。ですがチャートは140円がサポートラインとなって切り返していますし、メタバース関連で材料も多いですからね。動きとしては良いので引き続き注目しています。

相場反発で再び仕手株や投機的な買いが入っている銘柄も激しい動きとなっていましたが【2158】FRONTEOは下落、中々激しい動きが続いていますがまだ相場になっていますね。

ウルフ村田関連の【3121】マーチャントは下落、【1783】アジアゲートは増資を発表から一瞬上昇しましたが、本日は急落。

【8139】ナガホリも一気に売られましたが、信用規制を強化されたのが響きましたね。これはちょっと危ういチャートになっていますね。

創業者カカムーチョが売却してから大暴落となった【3936】グローバルウェイは一段安、タイムコインも1200ドルから0.5ドルの大暴落した割りには思ったよりも下がらなかったという印象です。ですが、これ買う人はパチンコ感覚かと思いますが、一旦リバウンドあっても頼みの綱のタイムコインがこの有様ですので、まだ暴落ありそうと言えますね。

【4565】そーせいグループはビルゲイツ率いるウェルカム財団から経口抗ウイルス薬候補開発で助成金を受領の材料はありましたが、これもワラントの売りがでてきますので、行使するまでは厳しそうですね。【9246】プロジェクトカンパニーは小幅高とはなりましたが、上が重いですね。

注目銘柄として記載の【8698】マネックスグループは下落とはなりましたが、これはまだここからと見ています。

明日はメジャーSQですが、方向感がそろそろ定まるか。まだ日本株は病み上がりなので注意しながら引き続き取り組んでいきましょう。

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鉄鋼

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半導体

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仮想通貨関連

アフターコロナ関連

明日の注目銘柄

・コムチュア(3844)

本日は上昇。直近上げ続けていましたので利益確定売りがでた動きですね。クラウドが主力の独立系SI、情報系システムの開発・構築に実績を持ち、アマゾン、セールスフォースのクラウド基盤をベースとした基幹システム、webサイトの開発が中核事業としています。

同社はDX関連での本命視される銘柄の一つですが、DXで企業や社会の未来の変革をリードする「Leadthe Future」の精神のもと、デジタルソリューションパートナーとして新しい技術やソリューションを組み合わせ、クラウド、ビッグデータ/AIなどのデジタルプラットフォームを活用して、高付加価値なコンサルティングなどの上流工程のビジネス拡大を見込んでいます。

何といっても同社ですが、直近の決算が抜群です。クラウド支援サービスに重点を置いた事で業績が絶好調ですが、21年4~9月期決算は、売上高が前年同期比19%増の119億9500万円と2割近い増収を確保、営業利益も同47%増の19億6100万円となっています。

割高感はありますが、チャートは上場来高値を更新!なんでもそうですが、本命と言われる銘柄が国内外の投資家の人気を集めるものです。半導体、DX、脱炭素、再生可能エネルギーはここから飛躍する3大テーマです。

DX関連の本命のコムチュアですこの相場でもしっかりですからね。まだまだここから!

・霞ヶ関キャピタル(3498)

本日は小幅高。東証マザーズ上場、PER28.2倍、PBR5.82倍、時価総額282億円の中型、太陽光発電施設の開発へと軸足を移し、現在は物流施設とアパートメントホテルを投資家向けに開発・運用など不動産コンサルティング事業を主力とする企業です。

10月8日に発表の8月期連結決算では、物流施設開発用地の売却・開発フェーズへの移行や、賃貸マンション・保育園の売却、物流施設の開発がEC市場拡大を背景に業績寄与するなどで、売上高が前期比78.5%増の142.95億円。営業利益は前期比306.9%増の13.28億円、経常利益が前期比475.6%増の10.37億円と売上・利益ともに過去最高を達成しています。

業績面の回復もですが、株主優待のポイント設定変更を発表しており「霞ヶ関キャピタル・プレミアム優待倶楽部」の株主優待ポイントを進呈する株主優待制度を導入、同社株式への投資の魅力をより一層高めるため1単元(100~199株)と3単元(300~399株)のポイント枠を新設しています。

5日線を抜けてきたら再度インする予定ですが、環境からも無理はしないがいいですね。

・山善(8051)

本日は小幅下落、東証1部上場、PER10.2倍、PBR0.87倍、時価総額982億円の中型株、機械、工具、住宅設備、家電用機器専門商社の大手、工作機械や住設機器などに強みを持つ企業です。

伊藤忠・阪和興業・岩谷産業・長瀬産業・稲畑産業などと並び、大阪を本拠とする商社の一つです。YAMAZENのブランドで家電製品が量販店で広く販売しています。

8月11日発表の決算では、22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比93.2%増の35億円。国内外を問わず総じてコロナ禍からの回復傾向にあり、消費財関連事業においても引続き好調に推移する見込みのため、通期の同利益を従来予想の115億円→130億円(前期は112億円)に13.0%上方修正しています。

PER10倍と割安、チャートは微妙ですはありますが、下髭つけて反発と売りも一巡した感じはありますね。

・石井表記(6336)

本日は反発!東証2部上場、PER7.3倍、PBR1.96倍、時価総額88.8億円の小型株です。

同社ですが、パソコンやタブレット端末などに使われるプリント基板の製造装置の最大手、液晶パネルの配向膜を塗布するインクジェットコーター装置を手掛ける企業です。

直近の決算で上方修正していますが、工作機械及び産業用機械向け操作パネル、自動車向け印刷製品を中心に売上高が増加。

連結子会社である上海賽路客電子も、5G、EV、産業機械、家電製品が増加して顧客需要が続いた事で、営業利益を6億3300万円から15億5600万円(同44.3%増)へ、純利益を4億7200万円から12億1200万円(同66.8%増)となっています。

特にプリント基板分野では、次世代通信規格「5G」市場並びに半導体向けのパッケージ基板の需要拡大に伴い同分野での設備投資を増加させていますが、改めて見ても時価総額90億円未満で純利益12億円はかなりと言えます。12月10日に決算があり、良好とは見ていますが直前で上がりすぎていたら注意ですね。

・レーザーテック(6920)

本日は上昇。半導体関連、EUV向けマスクブランクス検査装置を手掛けていますが、EUV(極端紫外線)露光工程で、先端半導体を量産する台湾のTMSCや韓国サムスン電子に加え、米インテルやマイクロン・テクノロジー、韓国SKハイニックス等も導入する計画が見込めるとの事です。

決算内容は大幅減益と何ともという感じでしたが、短期的な収益悪化は装置の検収タイミングによるもので、受注高は4.4倍と急拡大しています。上昇していく期待は高いですがPERを見ると割高ですので、その点は注意ですね。まだチャートは問題なさそです。

・フェローテック(6890)

本日は上昇。半導体関連の割安で業績抜群の企業です。買い目線の理由は、【6890】フェローテックの過去記載内容を見て頂けたらと思います。各証券会社が目標株価を5000円以上としています。同社の真空シールは世界シェア約6割、台湾の受託製造大手TSMCや韓国サムスン電子などの半導体設備投資需要もあり業績は拡大していく見込みは十分です。

決算内容は22年3月期業績予想を上方修正、上期営業利益は2.7倍と抜群!今後も上下しながらも高値更新予想でしたが、公募増資で株価は急落。公募の売りもなく上昇。これからの動き期待です。

・ルネサスエレクトロニクス(6723)

本日は下落。ルネサスエレクトロニクスは自動車用のパワー半導体を主力とする企業です。2日付の日本経済新聞朝刊で、「半導体の安定供給へ向けて積極投資する方針を明らかにしており、さらに買収した英半導体企業から工場の自動化などIoTを強化し、相乗効果は製品群の組み合わせなどで約360億円の利益が見込める様です。パワー半導体は自動車業界見てもですが大手自動車メーカーの生産回復のメドが立つなか、来年に向け引き続き好調な事業環境が見込めます。まあこれもまだまだここから!

・レノバ(9519)、ウエストHD(1407)

再生可能エネルギーの本命銘柄、どっちが良い?と言われると、どっちも良いとしか答えようがないです。基本的にどんなテーマ株でも、本命は押し目買い意欲が強く、相場をけん引するものですので、再生可能エネルギーで何を買うか?と迷ってるなら、この2つはガチガチの本命です。

レノバが好決算から急騰となりましたが、この2銘柄は期待ですね!

・NTTデータ(9613)

本日は下落。デジタル庁、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連。東証1部に上場、時価総額3兆3716億円。1988年設立。NTTグループ傘下で官庁・公共・金融機関向けの大型システム受託データ通信やシステム構築事業を手掛けています。国内外に300社以上の子会社を持つ国内では最大手のIT企業となります。テクニカル、テーマ性十分で中期目線でも勝負できる銘柄と位置付けております。

決算も良好、上期の受注高は国内における順調な案件獲得に加え、海外事業の規模拡大及び為替影響により増加して22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益が1091億3800万円(前年同期比71.0%増)となり、通期計画1800億円(前期比29.3%増)に対する進捗率は60.6%!まだまだ期待ですが、チャートが結構微妙になってきましたね。

明日の空売り注目銘柄

・enish(3667)

本日は小幅高。東証1部、ゲームアプリ関連、ソーシャルアプリ・ゲームの企画・開発・運営を手がける企業ですが、業績微妙、チャート下向きから空売りと記載してから昨日は「進撃の巨人」のスマホゲーム発表から急騰しましたが、その後は軟調な推移。売りで持ったままで良かったという感じのチャートですね。

・日本ペイント(4612)

本日は上昇。総合塗料大手。自動車用や工業用などが主力21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比59.0%増の503億円と業績は悪くありませんが、チャートがとにかく悪く、原材料高の影響からも下げはまだきそうと見ていますが、底打った動きにも見えますが、まだ下げると見ていますが、75日線を抜けましたので削除予定。

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