相場雑感と注目銘柄

日経平均は破竹の8連騰!そろそろ注意ポイント!スラムダンクが中国で爆発的ヒットの予感!億トレ注目銘柄TORICO(7138)

今週も世界の株式市場は良い動きとなっていますね。

昨晩の米国市場は、17日発表の米4月NY連銀製造業景気指数は10.8と3月(-24.6)から改善し、市場予想(マイナス15)も上回る内容となりました。景気敏感株や消費関連株が買われる流れとなりましたが航空機のボーイングやスリーエムが買われ、NYダウは終値33,987.18ドルと先週末比+100.71ドルと反発、ナスダック総合指数も終値12,157.72ポイントと先週末比+34.26ポイントと反発となりました。

米国市場の動きを筆者はこう見る!

米国市場は上値は重たさも出てきておりますが、VIX指数を見ても相場の強さが確認できています。ただ決算シーズンで大手金融のバンカメやゴールドマン、モルガンスタンレーが発表を予定していますし、今週からハイテク企業も決算となりますが、テスラ、IBM、ネットフリックスなど主力ハイテク企業の決算があります。

強気モードの中ですが、悪材料もチラホラと出てきており、韓国のサムスン電子が自社の携帯デバイスのデフォルト検索サービスをマイクロソフトのBingに変更する可能性があると伝わっており、アンドロイドのグーグルにとって年間約30億ドルの売上高が危険にさらされているとの内容がNYタイムス紙で出ています。

まあ変更したらマイクロソフトが急騰するので相場としては大丈夫な気もしますが、決算シーズンですので大手が見通しが悪い内容を出すなどあれば、綻び一つで相場は崩れる時があります。決算シーズンは特に注意は必要というのはもはや投資家ならだれもが知ってるところではありますので引き続き注意しながら取り組んでいきましょう。

日経平均株価は8連騰!3月9日に付けた年初来高値2万8623円を更新!29000円まで上昇期待は十分!

日本株は米主要3指標が好調な動きから寄付きから買い優勢のスタートとなりました。

そろそろ買い疲れもでてくると思っていましたが、ここまで強いか!という動きでしたね。経済指標もですが、金融システム不安の影響が警戒されていた中堅銀行の決算が概ね予想通りになったことで投資家心理が改善されて東京市場では7割超の銘柄が上昇、銀行株や保険株をはじめ幅広い銘柄が買われました。

日経平均株価は28658.83円と約1カ月ぶりに年初来高値を更新して、日経平均株価は8日続伸と2022年3月中旬以来の強い連騰となっていますが、東証プライムの値上がり1,370銘柄、値下がりは377銘柄。スタンダード市場は、値上がり755銘柄、値下がり486銘柄。東証グロース市場は、値上がり274銘柄、値下がり222銘柄と昨日に続き、全市場が値上がり優勢となりました。

日本株の動きを筆者はこう見る!

この強い流れでしっかり利益を出せている投資家も多いかと思いますが、やはりそろそろ注意するべきところまで来ている感じがします。

過熱ラインに突入の可能性!空売り比率が40.1となっています。

あの時は銀行破綻への懸念から相場環境が大きく下振れしたわけですが、3月9日の空売り比率を見ますと40を下回ってからドスンと売られているのは一目瞭然です。

その前の40を下回ったタイミングですが、2022月12月15日ですが↓

そこから猛烈に売りが降ってくるという動きとなっています。冷静にいくならば今の位置はある程度利益確定売りをしておくべきと言えますし、5月の大型連休のタイミングに米雇用統計&FOMCと重なっています。普通に考えれば誰もがポジション整理してくる位置となっています。ですが、目立った悪材料がない相場とはなっていますし、下値での買い意欲は強いですので流れに沿って上を目指すで良いかと思いますが、保有はある程度削りながらというのが宜しいかと思います。

ここで信用買いパンパンでここでドスンと売られますと大きなダメージを受ける可能性がありますので、ジックリ冷静に取り組んでいきましょう。

個別銘柄ではカジノ関連は上場一服となっている銘柄が多いですが、カジノ関連をけん引していた大運(9363)、櫻島埠頭(9353)が急落となっています。あれだけ上げてればそりゃって感じもありますが、この2銘柄が崩れると一気に資金が抜けていく可能性があります。インターライフや、くろがね工作所、東海運といったカジノ関連も売りがまで出そうですので注意しておくべきと思います。

JHD(2721)が売り一巡してから反発見込みは高いと記載していましたが、今日は強い反発となりましたね。仕手化して激しい動きとなっている銘柄ではありますが、25日移動平均線を抜けてという動きになれば上昇余地は高いかなと見ています。

ヘッジポジションとしては急落の可能性も考えて、ここからは【1357】ダブルインバースなどを入れておくというのも宜しいかと思います。

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それでは億トレの注目銘柄を記載致します。

億トレサラリーマンの注目銘柄 TORICO(7138)

TORICOは東証グロース上場、2005年にスニーカー製造販売を目的に設立、06年漫画事業進出。単行本をタイトルごとに全巻まとめて販売するネット書店「漫画全巻ドットコム」運営を主力にデジタルコミック配信や関連した漫画、アニメグッズ販売、自社リアル店舗などでイベントも行う漫画本のネット販売の企業です。

同社のテーマですが「モバイルコンテンツ」 「コンテンツ配信」 「イベント」 「電子書籍」 「コミック」 「eコマース」 「アニメ」 「クールジャパン」 「コンテンツ」 「2022年のIPO」「中国関連」「スラムダンク」に該当します。

保有ブランドは「まんが王」 「スキマ」 「ホーリンラブブックス」 「マンガのとりこ」 「マンガ展」 「マンガ展名古屋」 「マンガ展大阪」 「マンガ展池袋」 「マンガ展渋谷」 「漫画全巻ドットコム」 「MANGA.CLUB」となります。

依存先は楽天グループ (31.1%) ヤフー「ZHD」 (18.1%) アマゾンジャパン(15.5%)となります。

「漫画全巻ドットコム」が松竹マルチプレックスシアターズと販売連携!映画スラムダンクの大ヒットは業績に追い風!

松竹マルチプレックスシアターズが運営する映画館、丸の内ピカデリーやMOVIXなど全国24劇場で、映画館劇場公開作品の原作漫画コミック全巻セットの会場販売や、会場から「漫画全巻ドットコム」webサイトでの購入促進を目的とした連携がありましたが、大ヒットバスケ漫画のスラムダンクは「興行収入82.7億円突破して567万人動員、7週連続動員1位」して興行収入100億円は間違いなしと言われていましたが、予想以上の大ヒットとなり日本だけで興行収入131億円、観客動員は910.8万人となりました。

日本の漫画は世界で大ヒット!海外展開も積極的!10万株の自社株買いも!

さらにECサービスの持続的成長とイベントサービスの海外展開を狙っておりますが、同社はアジア進出に向けてシンガポール現地調査開始しており11月に台湾進出の動きがあります。

さらに新規事業としてNFT市場に参入検討しております。現在は、全世界的なNFT売上急減を勘案して参入時期を再検討に入る慎重さも好感できますね。主力となっているEC、イベントサービスのインバウンドや海外展開へリソース集中しています。

直近の決算では23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比50.5%減の9000万円に大きく落ち込み、通期計画の1億6800万円に対する進捗率は53.6%にとどまり、さらに前年同期の87.9%も下回っております。

ですが1月13日に6月30日までに10万株(1.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表しておりますが、3月31日では23400株しか自社株買いが出来ておりませんので残り7万株の買い需要があります。

映画「スラムダンク」が中国でも大人気で、上映イベントに4000人・前売り券で8億円の驚異的売上を記録!

日本だけでなく世界で人気の日本漫画&アニメですが、日本でもスラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」が大ヒットとなっていましたが、中国でも爆発的な人気となっており公式SNSによりますと…

前売り券だけですでに8億円を売り上げ、公開を前に北京で開かれた上映イベントには、ユニホーム姿のファンらおよそ4000人が来場し、盛り上がりを見せています。

実は中国国内でも「スラムダンクは伝説の作品」と言われる程に人気があり、アニメ『スラムダンク』に登場する「江ノ島電鉄・鎌倉高校前の踏切」は外国人観光客の「聖地巡礼」の観光スポットになっており、特に中華圏の旅行客に人気となっています。

中国で既に8億円の前売り券ですので爆発的なヒットは間違いないと言える程ですが、同社はスラムダンク劇場版に伴う思惑で一時2800円までいった前例があります。

本日はSTOP高張り付きと抜群の動きとなりましたが、現在の株価1935円と2000円手前ですので、そう考えると相対的に割安な位置とも言えます。

日々公表指定となり売られやすいところはありますがスラムダンク&ピッコマ上場思惑&自社株買い(6月30日までに上限10万株)という下支え要因もありますので、3月15日の2299円も超えていく見込みは高いのではないかなと見ています。

※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。

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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。

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