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日本株は睨み合い!億トレ注目銘柄のシリコンスタジオ(3907)が超絶決算を発表!明日はSTOP高の可能性も!

昨日も今日も猛暑という言葉しかでませんが、

昨晩の米国市場は、米CPI(消費者物価指数)や決算発表の幕開けを控える中、米株式市場は慎重な動きとなっていましたが、先週5~7日の3日間に終値で700ドル近く値下がりしていたことで値ごろ感が出ており、長期金利の低下も追い風となり幅広い銘柄に買いが入りました。

NYダウは終値33,944.40ドル、先週末比+209.52ドル、ナスダック総合指数は終値13,685.48ポイント、先週末比+24.77ポイントと揃って4日ぶりに反発となりました。

米国市場の動きを筆者はこう見る

米主要3指標は上昇となっていましたが、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、物価抑制のために年内あと2回の利上げが必要になるとの認識を示唆。金利上昇への警戒からハイテク株には持ち高調整の売りが入りアップルやアマゾンなど主力グロース株は下落、CPIもですが今後の決算シーズンもありますので警戒感は高まっています。米株式市場の新たな上昇を促進するとは期待すべきではない、中国のデフレリスクが顕在化していることもリスク選好の重石というネガティブな見方がでています。

実際のところ私も夏枯れというイメージがどうしてもあります。まずは米CPIを見てからという感じですが、6月CPIは物価上昇の減速が見込まれている。総合指数の伸び率は前年同月比3.1%、食品とエネルギーを除いたコア指数は5.0%の予想で、いずれも5月から上昇ペースが鈍化が予想されています。

市場予想通りならばFRBの利上げ観測に変更はないと見られますので、中々に予想しにくいですね。決算シーズンもありますので、株価の予想が困難ですので、慎重な姿勢で無理せずいくのが宜しいかと思います。

日本株は膠着状態!半導体関連銘柄が相場を下支え!海帆(3133)がSTOP高張り付き!

米国市場の上昇はありましたので寄付きは買い優勢のスタートとなりました。SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も先週末比+2.06%の3,651.60ポイントと上昇したことから半導体株が買われ、日経平均株価は一時+270円超えの動きを見せましたが、市場参加者の先高観が後退しつつあるなかで戻り待ちの売りが入り上げ幅を縮小、円高進行も嫌気され一時マイナスに転落する場面もありましたが、日経平均株価は終値32,203.57円、前日比+13.84円、TOPIXは終値2,236.40ポイント、前日比-6.93ポイントとなりました。

新興市場はスタンダード市場は、値上がり558銘柄、値下がり707銘柄、東証グロース市場は、値上がり277銘柄、値下がり227銘柄とまちまちな展開となりました。

日本株の動きを筆者はこう見る

今まで円安進行という部分での買いが入っていましたので、為替がぶれやすいCPIを控えていますので、どうしても戻り売りが狙われやすいですね。空売り比率も引け後46、騰落レシオ(25日)は97.52となっています。

空売り比率はむしろ今日下げて50まで行ってくれれば素直に買いやすかったのですが、こういう動きとなるとCPI通過まではどっしりと構えておくのが宜しいかと思います。

個別銘柄ではザッパラス(3770)がKADOKAWA(9468)と業務提携検討で合意したと発表STOP高となっていましたが、KADOKAWAの子会社のドワンゴが運営する動画配信サービスであるニコニコにおいて占いカテゴリーを強化するよう要請するという内容ですが収益拡大の見込みが高い内容と言えますね。

後は、トンピンさん銘柄のヘリオステクノ(6927)、海帆(3133)が寄付いていましたが、2連続STOP安の後ですのでホルダーは生きた心地がしなかったでしょうね。

ヘリオステクノは明確にトンピンさんが売った可能性が高かったですが、海帆はトンピンさんのTwitterフォローを外していませんので、可能性はあるかな?と記載しましたが寄り付いてから一気に買われてSTOP高張り付き!

もう目まぐるしい乱高下の一言ですが海帆(3133)は今日の動きを見てもまだありとは思いますが、いつかはドスンということになるかと思います。ギャンブル銘柄ですので、そういったリスクを考えて取り組むべきですね。

明日注目の銘柄ですが、以前にも記載した銘柄ですがシリコンスタジオが超絶決算を発表しています。今後も急騰の見込みが高そうですね。

「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 シリコンスタジオ(3907)

シリコンスタジオは東証グロース上場、PER30.2倍、PBR2.58倍、時価総額46.5億円

先端リアルタイムCG技術、オンライン技術、コンシューマゲーム開発技術等を提供する開発推進・支援事業、ゲーム・映像業界に特化した人材紹介・派遣サービスを提供する人財事業を展開しています。

投資家人気となりやすいEV関連、自動運転関連、メタバース関連する企業です。

同社のテーマですが、「ソフト・システム開発」 「技術者派遣」 「ソーシャルゲーム」 「スマートフォン」 「iPhone関連」 「Android」 「人材紹介」 「ゲームソフト」 「スマホゲーム」 「IT関連」 「VR」 「Society5.0」 「クラウドゲーム」 「メタバース」 「デジタルツイン」に該当します。

同社の保有ブランドですが「エビス」 「エンライトゥン」 「ガンダムブレイカー」 「グランスフィア」 「テラバトル」 「パレットパレード」 「ブレイブリーセカンド」 「ブレイブリーデフォルト」 「ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル」 「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」 「ミズチ」 「レフトアライブ」 「己の信ずる道を征け」 「戦国武将姫 MURAMASA」 「3Dドットゲームヒーローズ」 「ALCHEMY」 「Enlighten」 「GraniteSDK」 「LEFT ALIVE」 「Mizuchi」 「MotionPortrait」 「OROCHI」 「POPCORN FX」 「Wwise」 「XENKO」 「YEBIS」などがあります。

DeNA(時価総額2260億)が提供するEV転換シミュレーターFACTEV開発に協力

メタバース関連でも人気となった銘柄ですが、同社は開発推進・支援事業では、ゲーム・映像業界の企業に対する最先端リアルタイムCG技術の提供、ゲームパブリッシャーに対するコンシューマゲーム開発技術の提供を行っておりますが、EV導入を加速させるソリューションとして2024年度に商用化を目指しているDeNAとEV転換シミュレーターFACTEV開発に協力しています。

このEV転換シミュレーターFACTEVですが、車検証や定期点検、運行管理台帳情報などで車両の使われ方を推定し、走行地域情報を分析することで候補EVを選定し実用性能や導入効果をデータで提供することが出来るというシステムですが、今後もDeNAが目指すEVの普及と運用を通じた脱炭素やサーキュラーエコノミー実現への貢献を支援すべく引き続き開発協力していくとなれば、導入時のみではなく運用についても継続的にシステムを開発することから長期的に渡る利益も望めます。現在、官公庁との事業展開も展開するDeNAとの開発であることから、同様部門への広がりも期待がもてます。

シリコンスタジオの主力の開発推進・支援事業も絶好調!純利益1億8400万円(同5.8倍)と、通期計画の営業利益を超過!

前回の決算発表は、受託開発でエンターテインメント業界を中心に引き合いが多かったほか、オンラインゲーム向けのサーバー開発・運用も堅調に推移、エンターテインメント業界での有料職業紹介サービスも好調だったことから四半期ベース過去最高益となっていましたが、今回の決算も抜群ですね!

23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の2億3400万円に急拡大し、通期計画の2億1400万円に対する進捗率が109.3%とすでに上回り、さらに5年平均の45.1%となっています。

前回、自動車業界へシフトチェンジしていましたが開発推進・支援事業が大幅に利益改善、産業界へ事業領域が拡大しており、エンターテインメント業界で培ったノウハウとゲームエンジン技術を活用しておりますので、今後、DeNAのような引き合い増ケースが見込まれ産業分野におけるCG・ゲームエンジン関連事業では、アルゴグラフィックス社との資本業務提携といった部分が期待できると記載しましたが、自動車業界や土木・建築業界を中心とした産業界においてもメタバースやデジタルツインと言ったキーワードに代表される仮想空間でのシミュレーション環境構築など、同社の可視化技術への引き合いが増えていることから展示会への積極出展やホームページコンテンツの拡充など顧客基盤の拡大に向けた取り組みにも注力、人材事業においても、クライアント企業、求職者双方に満足できるサービスを提供し、抜群の業績となっています。

そしてメタバース関連としてもNvidia社の「Omniverse」に参画しております。

ここでも産業分野に対してデジタルツイン、メタバース環境の構築支援をシリコンスタジオが行っていますが、Nvidia日本代表で米国本社副社長が「幅広い産業分野での3DCG技術で国内をリードするシリコンスタジオ様が参画いただけることを歓迎し、デジタルツインや3Dバーチャル環境の構築によってさらに強力な開発力を発揮していただき、様々な産業でのOmniverse導入と実用化が大きく進展するものと期待している」と発言を見てもわかりますが、今後の成長分野メタバースでも期待値が高く、さらにEV関連の期待もあり「2023年化ける株候補」と言えるのではないでしょうか。

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