相場雑感と注目銘柄！明日の注目銘柄は年初来高値更新のBNLP関連銘柄【3031】ラクーンHD

株プロサラリーマンの相場雑感

昨晩の米国市場は、高インフレによる企業業績悪化や、FRBの急速な利上げによる景気後退への懸念から、前日までの2日間で計約1,400ドル余りの急落となっていたことから寄り付きから買われ反発となりましたが、買い一巡後は売り込まれ一時-600ドル超えの下落。終盤にかけて再び買い戻されてNYダウは終値31,261.90ドル、前日比+8.77ドルと小幅高。

ナスダック総合指数は、NYダウ同様に引けにかけて買われましたが、マイクロソフト、テスラやエヌビディアなどの主力株の一角が軟調推移となってことから11,354.62ポイント、前日比-33.88ポイント、年初来安値更新となりました。

NYダウは1日の高安値が900ドル近くに達する不安定な値動きですが、週間で見るとダウは8週連続下落となっています。ロイターによれば1932年以来90年ぶりの連続下落記録と記載がありましたが、100年ぶりにという記事もありますね。

今週は26日にFOMC議事録がありますが、AI主導の相場となっていますし、投資家全体が今の物価高騰を抑制するため、アメリカの中央銀行は利上げと量的引き締めという金融引き締め政策を断行する動きに対しての警戒感が高いので、かなりここは重要なポイントとなるのではないかと見ています。

中国・上海市のロックダウンが緩和となれば相場は好転するという見方はありますが、とにかく米国市場は40年間の株高が終わるなんてネガティブニュースも多いですからね～。機関も一旦強く反発したら再度売り直すという動きを見せています。割安面はありますが、一日で1000ドルの上下が当たり前になっていますし、VIX指数も30ポイント近辺での推移。VIX指数が25ポイントよりも下にいったら買うという感じですかね～。

日本株はNYダウ、S&P、ナスダック総合指数が引けにかけて買われた動きとなりましたので、寄り付きから買い優勢の展開となりました。

政府が来月から1日当たりの入国者数の上限を2万人に引き上げるなど新型コロナの水際対策が緩和していく方向としたことから景気回復の後押しにつながるとの期待感や米国が中国からの輸入品に課している関税に対して、バイデン大統領が日米首脳会談後の記者会見で、対応を検討中だと発言したことを受けて、インフレ沈静化への期待感も入り終日堅調推移となりました。

日経平均株価は27,000円が一つのポイントとなり戻り売りもでていますが、終値で27,000円に回復。ここ最近は米国株と比べて底堅く推移していましたし、25日移動平均線を抜けましたので米国市場が反発となれば、28,000円を抜けてくる可能性は高いと見ています。

【8202】JTOWERが急騰！！【6561】ハナツアー、【8202】ラオックスも上昇！

先週急騰の【8202】ラオックスが相場環境が良かった事もありますが、寄り付き216円からジリジリと上昇して高値引け231円、前日比+5.96％！【6561】ハナツアーJも終値1224円、前日比+6.43％となりました。インバウンドは今月は期待感もあり上昇余地は十分と見ています。

【9424】日本通信は、伸びると思ったらやっぱりポンツーか…という下落。全体が強い時は下がり、全体が弱いと上がるという傾向があり天邪鬼な銘柄ですが、もう少し様子を見ても良いと思っています。

【1518】三井松島も週末下げた分をしっかりと補う上昇。5日線がサポートラインとはなっていますが、高値から上放れできるかという感じですね。

海運株は【9101】日本郵船、【9104】商船三井は抜群の動きでしたね。揉み合いから上放れとなっていますしもう一段高ありそうですね。基本的に配当利回りが８％くらいまでは買われる見込みは高いと見ています。

【4485】JTOWERですよ！やっぱりという感じでしたが、先週末に都営地下鉄大江戸線都庁前駅で、インフラシェアリングによる５Ｇの電波環境整備を実施し、５月２１日にサービスを開始すると発表したのが、地下鉄構内でのインフラシェアリングによる５Ｇ電波環境整備は、国内初の試みですので、こえが好感されたという感じですね。チャート的にも伸びそうな感じあります。

来週の期待銘柄で記載しました【2986】LAホールディングスは終値2089円、前日比+2.60円としっかりの動きとなりましたね。

中古マンションの改装・販売や不動産管理が収益柱としていますが、本日14時に発表された4月のマンション市場動向調査によると、首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比16.1%増の2426戸と2カ月ぶりに増加しています。自動車もそうですが、新車が売れれば中古車も売れますので、同社にとっては追い風となりそうですね。

注目銘柄　BNLP関連銘柄　3031　ラクーンHD

東証プライム上場、PER79.1倍、PBR6.65倍、利回り1.28％、時価総額350億円

アパレルや雑貨のＥＣサイトなど電子商取引サイト運営。メーカーと小売店を仲介。決済代行、売掛債権保証を展開する企業です。

テーマとしては「BNLP」「インターネット通信販売」「クラウドコンピューティング」「Webサイト構築」「ASP」「LINE関連」「決済サービス」「BtoB」「台湾関連」「売掛債権保証」「eコマース」「電子決済代行サービス」「IT関連」「フィンテック」「越境EC」「Society5.0」「後払い(BNPL)」に該当します。

同社の保有ブランドは「ウリホ」「コレック」「スーパーデリバリー」「ペイド」「ラクーントレイドサービス」「小方功」「ＣＯＲＥＣ」「Ｐａｉｄ」「ＳＤファクトリー」「Ｔ＆Ｇ売掛保証」「ＵＲＩＨＯ」

傘下企業は「トラスト＆グロース」「ＡＬＥＭＯ」「アレモ」となります。

BNPL関連と言われてもピンとこない人も多いかと思いますが、BNLPとは、利用者がインターネットなどで買い物をした際に、商品が配送されてきたのと同時、あるいは後日送られてきた請求書を用いて、決められた期間内にコンビニエンスストアや銀行、郵便局、スマートフォン決済などで支払いを行う仕組みのこととなります。

クレジットカードが無くても期間内ならばどこでも利用できる決済システムですので需要が高く今後伸びていく決済と言えます。

業績面は、直近2年間の業績推移を見た場合、売上高は二期連続の増収となっており、該当二期の平均増収率は46.44%となっております。また、営業利益も二期連続で増益傾向にあり、該当二期で平均118.24%の増益率となっています。増収効果を利益に直結させ、安定成長を実現する背景には当企業の高い競争力の維持だけでなく、徹底したコスト管理もあることが予想されます。　加えて、ROEは上昇傾向にあり、資本効率が改善していることを示します。

PER79倍と割高ですが、チャートは揉み合いから上放れて年初来高値更新。貸借倍率1.2倍ですので空売りが詰まっており踏み上げでもう一段高する見込みは高いと見ています。

※株は情報収集を徹底するのが一番です、利用して信頼のできる株式情報サイト一覧！

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