雇用統計前ですし、ここ最近の指標がちょっと悪いことから景気悪化の懸念により売り圧力となっていますね。
雇用統計前に、2月のJOLTS(米雇用動態調査)と民間ADP雇用統計と雇用統計への前哨戦となる指標が出揃いましたが、2月のJOLTS(米雇用動態調査)に続き両指標共に中々ひどいでうsね。
ADP雇用統計の結果は市場予想21万人増を大幅に下回る14万5千人増で着地となっていますが、米有力エコノミストによると3月の雇用リポートは米国経済が鈍化している兆候の一つと捉えている様です。
米国経済堅調じゃなかったの?という言葉が出てしまいますが、明日の米雇用統計では23万8千人増を予想していますので、かなりの開きがあります。
ただ民間のADP雇用統計は本チャンの雇用統計と差異がありすぎて当てにならないというのは、投資家ならば皆が知っていることですが、今の軟調な指標が続いているならば、より一層「FRBの利上げ停止時期も早まる」と言えます。
NYダウは最近の指標の悪さから景気変動を受けにくディフェンシブ株が買われて反発となり終値33,482.72ドルと前日比+80.34ドルと反発、ナスダック総合指数は自動運転のテスラの販売台数の低調のニュースから下げが止まらないですが、ハイテク株全体が売られる動きとなり終値11,996.86ポイント、前日比-129.47ポイントとなりました。
「億トレ」サラリーマンの米国市場の感想!
ぶっちゃけ私の考えでありますが、これで本チャンの雇用統計が悪ければ「FRBが利上げ停止」に舵を切る可能性は高いと思っています。
とは言ってもそれ以上に経済指標が悪ければ、また破綻する企業などがでてきそうですので、判断は難しいところではありますが、ただ今の下げは買い場かなと引き続き思っています。
日本株は大幅続落!日経平均株価は値がさ半導体株の下げで27500円を割り込む!
日経平均株価は大幅続落となりました。日経平均株価は28,000円処で踏みとどまると思っていた投資家も多かったので、一気にドスンと売られ、大幅安でここは買い場と思って入った投資家がもう一段安きて、やっぱ下なのか…と投げ売っている様に見えますが、半導体株の下げがちょっとえぐかったですね。
東京エレクトロン(8035)が-4.53%、レーザーテック(6920)が-4.9%ですが大型、中型、小型と売り込まれていました。
昨日に続き日経平均株価、TOPIX、新興市場共に大幅続落となりましたが、日経平均株価は終値27,472.63円、前日比-340.63円、5日移動平均線どころか25日線や節目の27,500円といった目先のサポートを割り込んでの大引けとなりました。
東証プライムの値下がり銘柄の割合は80%を超えていますが、新興市場もスタンダード市場は、値上がり379銘柄、値下がり872銘柄、東証グロース市場は、値上がり182銘柄、値下がり300銘柄…、全面安とは言いませんが値上がり率の上位セクターが3業種だけでしたのでお通夜的な感じになりました。
「億トレ」サラリーマンの日本株の感想!
地合いの急悪化と言えますが、空売り比率は45.3と前日よりも改善されています。
やはり明日の雇用統計を通過するまでは上を買うに買えないのは明白ですから、テクニカル的には売りと見えるかもしれませんが完全に売り方がチャンスと見て売り込んでいる動きです。目先は27,000円割れまであるチャートとはなっていますが、今日の引け前に日経平均先物など購入してみました。
売りは強いですが、個別銘柄は勢いあるものも多く、昨日記載したJHD(2721)はSTOP高張り付き、4月3日にブログで紹介した「みずほFHが脱炭素社会に100兆円の投資!「4/15~16にG7環境大臣会合」再生可能エネルギー関連の小型株フィット(1436)!」も子会社がLAHD子会社と資本・業務提携、ヘルスケア施設に投資の材料が好感されてSTOP高となりました。
イメージマジック(7793)は連騰から利益確定売りがでましたが、1泊2日で+10%を超える上昇となりましたので最近の銘柄選定は中々上手くいってる感じです!
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今日の銘柄ですが、明日雇用統計を控えて買いにくい相場ですが、材料的にもまだまだ吹っ飛びそうな銘柄ですので期待を込めて記載致します。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 かっこ(4166)
かっこは東証グロース上場、2011年設立,ECの「不正検知サービス」を筆頭に、SaaS型ソフトウェアを開発、ビッグデータとアルゴリズムの領域から、ビジネスの意思決定における判断材料を抽出し、インターネットの不正利用の防止や、継続的に利用できるシステムの提供する企業です。
同社のテーマですが、「ソフト・システム開発」 「コンサルティング」 「マーケティング」 「ビッグデータ」 「SaaS」 「決済サービス」 「遠隔監視」 「クレジットカード」 「データ分析・解析」 「eコマース」 「サイバーセキュリティ」 「情報セキュリティ」 「IT関連」 「人工知能」 「キャッシュレス決済」 「サブスクリプション」 「2020年のIPO」 「デジタルトランスフォーメーション」 「後払い(BNPL)」に該当します。
同社の保有ブランドですが「さきがけKPI」 「オープラックス」 「オーモーション」 「不正チェッカー」 「O-MOTION」 「O-PLUX」 「SAKIGAKE KPI」などがあります。
依存先はGMOペイメントサービス「GMO-PG」 (22.09%) ジャックス (18.70%) ジャックス (11.62%) となります。
時価総額27.2億円のかっこの不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」をキタムラが導入!
かっこの提供する「O-PLUX(オープラックス)」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービスです。
クレジットカードのなりすまし被害などは後を絶たないわけですが、「O-PLUX」はECサイトで起こりうる不正被害の対策が多面的にできることから写真・カメラ専門店「カメラのキタムラ」やこども写真館「スタジオマリオ」などを全国に1,061店舗を展開するキタムラが導入を決定しました。
キタムラはクレジットカード不正に対し、本人認証「3Dセキュア」を導入して、色々と対策していたようですが、進化する不正手口の巧妙化から、近年、受注後の「不正調査」に苦慮していたとのことです。
時価総額27億円のかっこの「O-PLUX」を大手企業が導入して、これが効果となれば同社の利用企業は拡大する見込みは十分ですね。
「O-PLUX」は新規顧客の増加傾向!マーケティングDX事業を展開するバリュークリエーションと資本業務提携!
直近の決算では売上高が前期比13.2%増の10.76億円、営業利益が同1.3%減の1.76億円、経常利益が同9.8%減の1.54億円、当期純利益が同16.6%減の1.00億円となっていますが、不正注文検知サービス「O-PLUX」は新規顧客の増加及び既存顧客の持続的な成長となっています。
2023年2月17日にマーケティングDX事業において、来訪データをもとに高精度なターゲティングを実現し幅広い業界へサービス提供するバリュークリエーションとも提携するなど導入企業は着実に増えています。
チャートを見ても大底から反発とも言える位置ですので、ここから期待は高い銘柄と見ています。
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