米国市場は、この日発表された米国の6月ADP雇用統計が予想に反して伸び縮小、週次の新規失業保険申請件数は予想上振れで、失業保険継続受給者数も一段と増加、更に6月ISM非製造業景況指数が50割れとなりました。米経済指標で、労働市場の落ち着きや景気の減速傾向が示されました。FRBが9月に利下げに踏み切るとの観測が高まり、長期金利が低下。景気動向に敏感な銘柄が多いダウが下押しとなりましたが、金利低下の恩恵を受けやすいIT企業が買われました。
NYダウは終値39,308.00ドル、前日比-23.90ドルと3日ぶりに反落となりました。ナスダック総合指数は、長期金利が低下を好感して半導体株や前日の急騰したテスラが続伸となり終値18,188.30ポイント、前日比+159.54ポイントと3日続伸し連日で最高値を更新となりました。
筆者は米国株をこう見る。
米国市場は独立記念日の前日で米株式市場は午後1時までの短縮取引でしたが全然売られないですね。NYダウも下落といっても小幅ですし、FRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長のハト派発言はやはり聞いていますね。
祝日で動きはないですが、大きく売られても買われるというパターンが想像できます。雇用統計がありますので油断はできませんが、まだ強いかなと思っています。
日経平均株価は遂に史上最高値到達！買いの連鎖はどこまで続くのか？億トレの市場予想！
本日の日経平均株価は、最高の展開が今日も続いたわけですが、4万円を超えてからのスピード感は凄いですね。今日は高値40,971.23円、終値は40,913.65円ですので史上最高値更新となりました。
4万円を超えた時は、プライム市場の銘柄が上がってない銘柄が多かったので、正直違和感を覚える感じありましたが、今日は元気のなかった半導体株にも資金が入りましたし「金、銅、原油が上昇しましたので、資源株もしっかり非鉄金属セクターの住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)、三菱マテリアル(5711)なども強かったですね
高値更新でソフトバンクグループ(9984)が2000年に付けた10999円を超えて上場来高値更新して11190円、ソフトバンクグループは巨額赤字続いていましたが、流石は孫正義ですね。
日経平均株価は終値40,913.65円、前日比+332.89円、TOPIXは終値2,898.47ポイント、前日比+26.29ポイントとなりました。新興市場は東証スタンダードは値上がり724銘柄、値下がり655銘柄、値上がりが優勢。東証グロース市場は値上がり228銘柄、値下がり308銘柄、値下がりが優勢でした。
日本株に対して筆者はこう見る。
飛びに飛んでいる日経平均株価ですが、史上最高値更新までいくなんてもう考えられないことが当たり前におこるという相場となっています。ただ大型株に資金が集中してグロース市場はちょっとモヤモヤという動きとなっています。
ですが、市場最高値を更新したという状況ですので、これはまだいけるとは思います。
注意ポイントとしては、空売り比率が35.7％となっています。
状況だけ考えますと明らかに買われすぎという位置にありますし、過熱感を示す騰落レシオを見ますと↓
これだけみますとどう考えても買われすぎという水準です。
来週SQがありますのでそこまで上げてきそうですが、1000円くらいの調整はいつ起こってもおかしくないと思います。史上最高値更新とはなって、ここでもう一発飛ぶようなら、恐らく41150辺りが一旦天井と見ています。
とは言っても売り込まれたらそこで買い！という感じで今は見ています。
個別で狙うなら半導体はやはり相場の主役ですので、東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)、後は出遅れとしては鉄鋼関連、素材関連で今日上昇した三菱マテリアル(5711)、出遅れで日鉄鉱業(1515)といったところもそろそろかなと思います。
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