こんにちは、億トレサラリーマンです。
「20年に及ぶ株式トレード経験から、市場の本質を見極める力を磨いてきました。データ分析と直感を組み合わせた独自の手法で、相場の波を的確に捉え、一貫した利益を実現しています。特に新興市場での投資では、業界動向と企業分析を徹底し、80%を超える高い勝率を維持。リスク管理を重視しながら、年平均30%以上のリターンを達成しています。」
上記は「私は敏腕トレーダーです。といった内容の紹介文を作成してください。」と生成AIに投げて約3秒で生成された文章です。
もちろんこの内容は勝手に生成AIが作成したものですが、こんなにも簡単に文章が作成できるとなるとは…すごい時代ですよね!
今回は、近年とくに注目され、大手企業からスタートアップまで多種多様な企業が大注目の生成AI関連の銘柄や注目株一覧をご紹介していきます。
生成AIとは?
AIの最新技術の一つである生成AIは、人工知能技術の中でも特に創造的な能力を持ち、テキストや映像、音声といった多様なコンテンツを自律的に創出することができます。これは、既存データの分析や分類を主な機能とする従来型のAIとは一線を画する特徴です。
生成AIの急速な発展の原動力となっているのが、ニューラルネットワークを活用したディープラーニングです。この技術は、人間の脳内における情報処理の仕組みを参考に設計されており、膨大なデータを基に複雑な規則性を見出すことができます。この技術革新により、生成AIの性能は著しく向上し、現代社会における様々な場面で活用され始めています。
ソフトバンクグループの孫正義社長は、同社の法人向けイベントのなかで、「10年以内には人間の持つ思いやりや倫理観まで理解できる超知性が実現する」と述べました。AIの進化とともに社会とAIがどんどん密接になっていくことはもう間違いない未来なのでしょう。
生成AIの種類
生成AIにはさまざまな種類がありますが、主に活用の場面の多いものを一覧にしてみました。
- 会話型AI:会話を自然な形でシミュレートして生成する
- 要約型AI:文章や動画などを読み込ませて重要なポイントだけを抽出して簡潔にまとめる
- 記事生成型AI:指定されたワードやテーマから文章を生成する
- 画像生成型AI:指定されたワードやテーマから画像を生成する
- 動画生成型AI:テキストや画像などから新しい動画を生成する
- 音楽生成型AI:指示された内容に基づいて楽曲を生成する
- コード生成型AI:プログラミングコードの作成をサポートする
- その他:スケジュール管理や3Dモデル生成など
会話型生成AI
会話型生成AIは、高度な自然言語処理と機械学習の技術を駆使して、人間らしい会話を実現する革新的なシステムです。ユーザーからの入力に応じて適切な応答を生成し、多岐にわたる質問や要望に柔軟に対応することができます。
その活用範囲は多岐にわたり、カジュアルな会話パートナーとしての役割だけでなく、ブログ記事の執筆支援やソーシャルメディアのコンテンツ作成など、クリエイティブな業務もサポートします。
特にビジネスシーンでは、自動応答システムとしての活用が注目されています。チャットボットとして実装することで、時間帯を問わない顧客対応が可能となり、人件費の抑制と顧客サービスの質的向上を同時に達成できます。これにより、企業の運営効率と顧客満足度の双方を高めることができます。
要約型生成AI
要約型生成AIは、長文から本質的な情報を抽出し、簡潔な形式に再構成する能力に優れています。この機能により、大量の情報を効率的に処理し、核心を素早く理解することが可能となります。
具体的な活用例として、メディア記事や学術論文の要点整理があります。重要なポイントを自動で抽出することで、プレゼンテーション資料の作成やコンテンツ制作の時間を大幅に短縮できます。また、複数の言語に対応しているサービスでは、海外の最新情報を即座に理解し、言語の壁を越えた情報収集を実現することができます。
記事生成型AI
記事生成型AIは、SEOを意識した効果的な文章を生み出すことができます。与えられたトピックやキーワードを基に、最適化された文章コンテンツを自動で生成することが特徴です。
その応用範囲は幅広く、ソーシャルメディアへの投稿やブログ記事はもちろん、LPやプロダクトの説明文、広告文、動画用の台本、カスタマーサポートの返信文まで、様々な用途に対応しています。
ただし、この技術は人間のライターの完全な代替を目指すものではなく、むしろクリエイティブな発想の補助や原稿の素案作成をサポートする道具として活用することで、コンテンツ制作の生産性を大きく向上させることができます。
画像生成型AI
画像生成型AIは、テキストプロンプトに応じて独自の視覚コンテンツを創出することができます。デジタルマーケティングの現場では、ブログやソーシャルメディア向けのビジュアル素材を効率的に制作でき、クリエイティブ制作のコストと時間を大幅に削減することが可能です。
その活用範囲は多岐にわたり、広告クリエイティブ、サイトのビジュアルデザイン、企業ロゴ、アイコンなど、オンラインマーケティングに必要な様々なグラフィック制作に対応します。また、医療分野においては、AIの学習用データセットとして大量の医用画像を生成するといった専門的な用途にも応用できます。
ただし、ビジネスでの実践的な活用にあたっては、生成された画像の権利関係や商用利用に関する利用規約を事前に精査することが重要です。
動画生成型AI
生成AIの新たな応用分野として注目を集めているのが、動画コンテンツの自動生成技術です。テキストプロンプトや静止画を入力として、動的な映像を創出することができます。
Youtubeなどにも動画生成AIで作られた動画がアップされてたりしますが、めっちゃすげーって思いますよね!
この分野は技術的な課題が多く、他の生成AI技術と比べて発展途上とされてきましたが、近年の技術革新により、質の高い動画を生成できるサービスが次々と登場しています。
現在は短尺の映像制作が中心ですが、技術の進化に伴い、より長時間で創造性に富んだ高品質な動画制作が可能になると予測されています。広告映像の制作やバーチャルシミュレーションなど、今後ますます活用の幅が広がることが期待されています。
音楽生成型AI
音声コンテンツの創造を担う生成AIの一つとして、自動作曲システムが注目を集めています。このAIは、独自のアルゴリズムを用いてオリジナルの楽曲を生成することができます。
音楽は感性や創造性に深く関わる芸術であり、現在の技術では人の心に響く楽曲を無制限に生み出すまでには至っていません。しかし、その活用領域は着実に拡大しており、音楽クリエイターの創作支援や、ゲームコンテンツ・広告向けのBGM制作など、様々な場面で実用化が進んでいます。
コード生成型AI
プログラミング支援に特化した生成AIは、開発者の具体的な要望に応じてソースコードを自動生成することができます。
この技術を効果的に活用することで、開発作業の効率化が図れるだけでなく、プログラミング学習の補助ツールとしても機能します。ただし、現状では完全な自動化ツールというよりも、基本的なコードフレームワークの生成支援が主な役割となっています。
生成されたコードを実務で使用する際は、意図した動作を確実に実行できるかの検証と、セキュリティ面での脆弱性チェックを必ず行う必要があります。
生成AI関連銘柄とは
この記事でまとめている生成AI関連銘柄とは、日本の上場企業のなかで生成AI関連の材料で注目される可能性の高い銘柄のことを指します。
生成AIの市場規模は2027年にはおよそ18兆円の超巨大マーケットになると見込まれており、東京株式市場のなかでも生成AI関連銘柄が急激に注目を集めていくといった未来は想像に易いですよね。
というわけで、そろそろ本題の生成AI関連銘柄・注目株一覧についてお話ししていきましょう!
生成AI関連銘柄・注目株一覧
近年、たくさんの企業が生成AI分野に注力しているなか、全てはご紹介しきれないので私の注目している銘柄を中心にジャンルごとに一覧でご紹介していきます。
大手企業/生成AI関連銘柄
コード | 銘柄名 | 生成AI関連事業概要 |
---|---|---|
9432 | NTT | tsuzumi:日本語に特化した生成AIの研究開発。自然言語処理を活用し、高度な会話生成などを目指す。 |
6758 | ソニーグループ | Sony AI:生成AI技術をエンターテインメント、ゲーム、ロボティクス分野に応用。 |
6702 | 富士通 | FUJITSU Human Centric AI Zinrai:人間中心のAI技術。生成AIを含むソリューションの提供。 |
6701 | NEC | NEC the WISE:先進的なAI技術を活用した生成AI、予測分析、画像認識などの提供。 |
6501 | 日立製作所 | Hitachi AI Technology/H:生成AIを社会インフラや企業の課題解決に応用する技術開発。 |
まずは、日本を代表する大手企業が開発している生成AIを中心にピックアップ。このあたりはまず押さえておくべきところじゃないでしょうか。
いずれもさまざまなビジネスシーンで活用できるような生成AIの開発を進めていますが、やはり業務効率化・人手不足の解消といった点において大きな改善をもたらすものが多いです。
特に気になるものとしては、NTTの生成AI「tsuzumi」なんかは大手製造業が生産データ解析を自動化して生産効率の向上と不良品削減に活用していたり、富士通の生成AI「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」はさいたま市の保育所入所希望者の選考に実証実験を行い、選考プロセスの効率化を実現したりしていることで地方自治体などの導入数もこれからどんどん増えて行きそうですよね。
生成AIベンチャー企業/生成AI関連銘柄
コード | 銘柄名 | 生成AI関連事業概要 |
---|---|---|
4382 | HEROZ | HEROZ Kishin:生成AIを将棋やその他の戦略ゲームに活用。 |
260A | オルツ | P.A.I.:パーソナルAIの開発。生成AIで個人アシスタントの機能を提供。 |
2158 | FRONTEO | KIBIT:生成AIを文書解析やデータ分析分野に応用。 |
265A | Hmcomm | 音の分野に強い。生成AI活用のコンサルティングで事業課題の解決に強み。 |
269A | Sapeet | 東大発AIベンチャー。AIと3Dに関する技術に強み。 |
次に、日本の生成AIベンチャーやスタートアップ企業をご紹介します。
HEROZの「HEROZ Kishin」はゲーム活用AIだと思ったら大間違い!金融機関や製造業、建設業、物流などの多様な業界でも活用されるだけの優秀なエンジンを擁する生成AIです。
オルツは2024年10月11日に上場したばかり。「P.A.I.」は、個人の意思や知識をデジタルデータとして保存し、オンライン環境で共有・活用することで、業務の生産性向上や個別対応、時間的制約からの解放を実現することができます。
FROTEOの「KIBIT」は、特に法務・医療・ビジネス戦略などに特化している生成AIサービスでこちらも今後導入企業が増えそうなよいサービスですよね。
注目生成AI関連企業/生成AI関連銘柄
コード | 銘柄名 | 生成AI関連事業概要 |
---|---|---|
3778 | さくらインターネット | エヌビディアGPUを活用した生成AI向け大規模クラウドインフラ整備。スーパーコンピューター導入を推進し、国策支援を受ける。 |
5033 | ヌーラボ | プロジェクト管理ツール「Backlog」で生成AIを活用した課題やコメントの要約機能を提供。 |
3132 | マクニカホールディングス | エヌビディアと代理店契約を締結し、AI関連ソフトウェアを販売。生成AI分野で事業拡大を目指す。 |
4259 | エクサウィザーズ | チャットGPT活用の企業向け研修や生成AIサービスの開発・販売を推進。大規模言語モデルで業務改革を支援。 |
2760 | 東京エレクトロン デバイス | 法人向け生成AIトレーニングサービスを提供。AI用半導体の需要増を背景に、生成AI利用環境の整備を進める。 |
7046 | TDSE | チャットボットや生成AIを活用したソリューション提供。ビッグデータ解析とAI技術で企業のDX推進を支援。 |
3993 | PKSHA Technology | 自然言語処理や画像認識を活用した生成AIソリューションを提供。チャットボットやAI SaaS事業に注力。 |
2376 | サイネックス | 自治体向けAIチャットボットを提供。住民の質問に自動応答するサービスで契約数を拡大。 |
6961 | エンプラス | 生成AIサーバー向けレンズの需要増で業績貢献。光学デバイス分野で生成AI関連の高機能製品開発を推進。 |
3854 | アイル | 中小企業向け販売管理システムやクラウドインフラで生成AIを活用。在庫管理分野で生成AIとの連携を模索中。 |
その他いろいろ気になる生成AI関連銘柄をピックアップしました。
さくらインターネット(3778)なんかは生成AI関連銘柄の主軸みたいな感じですよね。株価も一旦調整を終えて見事に切り返してきていますし、今後もまだまだ注目できるんじゃないでしょうか。
あと、今回生成AI関連度としては低いのでピックアップしていませんが、アドバンテスト(6857)なんかも半導体製造装置関連として広い意味で生成AI関連銘柄の勝ち組銘柄ですよね。すでに大化けしてますが、まだまだ長い目で見ていけるような銘柄だと思います。
生成AI関連銘柄 まとめ
年々市場規模が膨れ上がっていく「生成AI」。
生成AI関連銘柄は間違いなく今後の東京株式市場でも主役を担うような動きになると思います。
今回ご紹介してきた生成AI関連銘柄・注目株一覧は、中長期的に株価上昇が見込める銘柄や一つの材料でボンッと大化けしてしまうような銘柄など宝の山だと本気で思っています。
堅調なトレンドに乗るもよし、初動の動きだしに乗るもよし。とにかく常に銘柄をウォッチしておくことがすごく大事なので、みなさんもこの記事を参考にしてトレードを楽しんでいきましょう!
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