週明け相場、日本株全体も強い上昇となっていますが、軟調な動きとなっていた銘柄も全体的に切り返していますね。
そろそろかと思っていたグロース市場も一時+2%、チャートを見ても630ポイントを割ってもう一段下がった場合は、危険信号という感じでしたが、反発してくれたのは本当良かったの一言です。
本日の銘柄ですが、とにかくリバウンドのタイミングはいつだ?
とネットでも騒がれているNTT(9432)のリバウンドのタイミングがそろそろと思いましたので記載致します。
億トレサラリーマンの注目銘柄 NTT(9432)
東証プライム上場、PER11.6倍、PBR1.3倍、利回り3.42%、通称NTT、1985年の民営化で発足。99年NTTグループの純粋持ち株会社へ移行し現体制に。傘下に移動通信のNTTドコモ、固定通信のNTT東西、システム開発のNTTデータグループ、長距離・国際通信のNTTコミュニケーションズなどを持ちます。日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つで日本を代表する電気通信事業を展開する企業です。
NTTドコモを中心とした移動体通信事業(携帯電話)が営業利益の7割を占めています。
2023年7月1日に25分割に株式分割!割安の高配当のプラチナ企業からも新NISA組が殺到!
NTT、docomoは日本人なら知らない者はいない!という企業ですが、当時単元で40万円以上だった同銘柄ですが、2023年7月で25分割という驚異的な分割を発表しました。
NTTという日本を代表する企業が最低投資金額2万円以下で買える。さらにNTTの株主優待はdポイントがもらえるというものですが、もらえる条件が変わらず続くなら2年以上保有で配当と優待の利回りが11.9%と魅力的な内容、分割と株高の流れから人気化して分割後1月23日には193円まで上昇しました。
ですが高値を付けた後は、ダラダラと値を下げ2月9日には176.8円、3月は多少盛り返しましたが、4月は株安から投げ売りも重なり4月19日には166円、ここで下げ止まると思いきや5月に入り再び売りが加速、まさに落ちるナイフという動きとなりましたが5月20日には安値更新151.5円となりました。
年初来高値から20%を超える急落、この安値まで11連安という状況となっています。
何故、NTT株はここまで下がったのか?
まず、他の銘柄よりも加速度的なな下げを見せていますが、NTT株が下がった要因は複数あります。
まず大規模な分割をしたことから新NISA組や新規投資家が多数入ってきたのはいいのですが、元々知名度があり配当も高い人気株、世界的な株高もありましたので信用買いがかなり増えてきていました。株価が動く要因は業績は勿論ですが、その業績に反応して需給で高まるわけですが、信用買い残てゃ、信用買いを行って6か月以内に決算ができていない残高です。
現在のNTTの信用倍率は70倍ですので、信用売りに対して70倍の信用買いがあるという状況、つまりは6か月以内に売却しなければいけない株が大量にあるという状況です。
信用買いが増える=短期的な売買が増える
信用買いが増える=将来の売り圧力につながる
という状況ですので、潜在的にネガティブ材料を抱えていると言えます。逆に信用売りが多かった場合は、将来的に買い戻さなければならないので、出来高が急騰して信用売りが増えたタイミングから6か月後は買戻しが入り上がりやすと言えます。
NTT株が上がりだしたタイミングをチャートで見ましても、2024年の年明けからですが、出来高は11月に急騰しています。信用買いが強烈に増えてきたタイミングを考えますと、信用期日が切れたタイミングが重なります。
そして、直近の5月10日の決算も携帯電話のNTTドコモやITサービスのNTTデータなどは堅調に推移していますが、東日本と西日本の両地域通信事業が低調で連結利益を押し下げる見通しを発表しており、同利益は市場予想の平均値を15%ほど下回る水準となっています。年間配当は前期から0.1円増の5.1円とし、14期連続で増配する方針はしていますが、ギブアップの売りが続出していると言えます。
後は、こういった信用買いが多い銘柄は、外資も売り圧力を強めてきますので、まさに狙い打たれたと言えるのではないでしょうか。
NTTの反発はどこから?
個人的には、今の150円というのは2023年8月に146.9円、12月147.4円の近辺となりますので、下値として非常に意識されやすい位置と言えます。
反発はいつ起こってもおかしくない位置にあり、反発したら目先175円くらいまでいく見込みは高いと見ています。先程も言った通り信用買い残が多いので、ここが減ってくれれば…とは思うところですが、この位置からなら勝ちやすいと見ています。
※投資は自己判断でお願い致します。
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中々難しい相場とはなっていますが、日本株自体がここから下がっていくのか?上がっていくのか!この判断はプロでも難しいところです。
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投資顧問歴40年「橋本罫線を駆使する」最高顧問 橋本明男とは
プロフィール:橋本 明男(はしもと あきお)
投資顧問歴40年。「株×株」最高顧問。昭和53年、当時まだ投資顧問のはしりだった時代に共栄リサーチに入社し、チャーチスト・投資助言者としての腕を磨く。昭和59年に独立しフューチャー出版を設立。顧客に利益をもたらさなければ報酬は一切貰わない、いわゆる成功報酬型のスタイルを顧客目線の「結果重視」で貫く。Yahoo!ファイナンスほか投資メディアで多数執筆。
「株×株」の最高顧問であり、Yahoo!ファイナンスほか投資メディアで人気コラムを執筆していましたが、yahooファイナンスの投資の達人でアクセス一位を取得はかなりの実力者と言えます。
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2021/08/19 306円 スタート
2021/11/02 4385円 最大【 +1333.01% 】
2022年無料銘柄1位
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<4393>バンク・オブ・イノベーション
2022/03/15 2496円 スタート
2022/11/01 16300円 最大【 +553% 】
23年3月無料銘柄1位
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<4011>ヘッドウォータース
2023/03/09 8050円 スタート
2023/06/08 29450円 最大【 +265% 】
23年4月無料銘柄1位
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<4011>ヘッドウォータース
2023/04/05 10600円 スタート
2023/06/08 29450円 最大【 +177% 】
23年5月無料銘柄1位
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<9522>リニューアブル・ジャパン
2023/05/09 608円 スタート
2023/07/25 1153円 最大【 +89% 】
23年6月無料銘柄1位
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<3993>PKSHA Technology
2023/06/05 2080円 スタート
2023/06/22 3545円 最大【 +25% 】
23年7月無料銘柄1位
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<2656>ベクターホールディングス
2023/07/03 330円 スタート
2023/07/19 422円 最大【 +27% 】
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橋本明男氏が最高顧問を務める「株×株」は、金融商品取引業者として金融庁から登録を受けた投資顧問会社で、利益が出なければ料金不要の「成果報酬型」プランのほか、有益な情報を無料で読める無料会員サービスを提供して多くの投資家から支持されています。
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