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億トレが注目する地方銀行関連の厳選本命株【3選】

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こんにちは、億トレサラリーマンです。

現在、日本銀行の金融政策に関する観測が市場で注目を集めています。物価上昇を抑制するため、日銀は今後も金融政策を継続的に実施すると見られており、これに伴い金利上昇局面を迎える可能性が高まっています。長らく低金利環境が続いてきた日本ですが、仮に金利が上昇すれば、金融機関にとっては収益改善のチャンスとなります。

特に、銀行株や生命保険株といった金融関連銘柄は、金利の影響を受けやすい傾向があります。金利が上昇すると、銀行は貸出金利の引き上げによって利ざや(貸出金利と預金金利の差)を拡大できるため、収益環境が改善し、株価の上昇要因となります。また、生命保険会社にとっても、運用利回りの向上が期待されるため、同様にポジティブな影響を受けるでしょう。

地方銀行も例外ではなく、むしろ都市銀行以上に金利の影響を受けやすいと考えられます。地方銀行は、地域経済と密接に結びついており、企業向け融資や個人向けローンが主要な収益源です。そのため、金利上昇局面では利ざやの拡大が期待でき、業績向上につながる可能性があります。特に、これまで低収益に苦しんでいた地方銀行にとっては、金利環境の変化が大きな追い風となるでしょう。

さらに、地方銀行株の中には、依然として割安なバリュー株が多く存在しています。市場全体の評価が低く放置されがちですが、収益環境の改善が見込まれる今こそ、投資先として再評価する価値があります。長期的に安定した利益を狙いたい投資家にとっては、地方銀行株は魅力的な選択肢となり得るでしょう。

今回は、数ある地方銀行関連銘柄の中から億トレが注目する地方銀行関連の厳選本命株3選をご紹介します。

地方銀行関連の厳選本命株①

九州フィナンシャルグループ(7180)

九州フィナンシャルグループ(7180)の株価チャートの画像

東証プライム|PER10.7倍|PBR0.43倍|利回り2.82%|時価総額3,281億円

九州フィナンシャルグループは、熊本銀行・肥後銀行・鹿児島銀行を傘下に持つ九州最大級の地方銀行グループであり、地域金融機関としての強みを生かした幅広い事業展開が特徴です。

まず、九州FGの最大の強みは、熊本県と鹿児島県という2つの主要エリアにおいて圧倒的なシェアを持っている点です。両県は農業・観光業・製造業が盛んであり、地元企業との強い結びつきを生かして法人向け融資の分野で安定した収益を確保しています。

さらに、熊本に台湾半導体大手のTSMCの工場が建設されたことも収益拡大の追い風となることが予想されます。

また、九州フィナンシャルグループは、地方銀行の枠を超えた総合金融サービスを提供している点も強みの一つです。銀行業務に加え、証券、リース、コンサルティングなどの分野にも積極的に進出し、地域企業の経営支援や事業承継など、多角的なサポートを行っています。

さらに、九州FGはデジタル化にも力を入れており、オンラインバンキングやキャッシュレス決済の導入を積極的に推進しています。こうした取り組みにより、地方銀行の中でも競争力の高い地位を築いており、今後の成長が期待される金融グループの一つといえるでしょう。

2月13日に25年3月期第3四半期の決算を発表、累計経常利益が前年同期比7.7%減の300億円に、通期計画の415億円に対する進捗率が72.5%にとどまったことを嫌気され売られる展開となりましたが、中長期的にみると十分本命視できる銘柄だと思います。

地方銀行関連の厳選本命株②

いよぎんホールディングス(5830)

いよぎんホールディングス(5830)の株価チャートの画像

東証プライム|PER9.5倍|PBR0.56倍|利回り2.50%|時価総額5,024億円

いよぎんホールディングスは、四国最大の金融グループとして、地方銀行の中でも特に強固な経営基盤を持っています。特に、愛媛県を中心に高いシェアを誇り、地域経済と密接に結びついた事業展開を行っている点が強みです。

まず、いよぎんホールディングスは、四国地方における圧倒的な顧客基盤を持っており、個人・法人の双方に対して安定した金融サービスを提供しています。特に、地元企業との結びつきが強く、法人向け融資の分野で安定した収益を確保しています。

また、同社はリスク管理やコスト削減に優れた経営戦略を展開しており、全国的に見ても自己資本比率が高く、財務の健全性が際立っています。これにより、長期的な安定経営が可能となり、持続的な成長を支える基盤となっています。

さらに、伊予銀行はデジタル戦略にも積極的で、オンラインサービスの拡充やキャッシュレス決済の導入など、顧客利便性の向上に努めています。これらの取り組みにより、地方銀行の中でも競争力の高いポジションを確立しており、今後も成長が期待される金融グループの一つといえるでしょう。

地方銀行関連の厳選本命株③

千葉銀行(8331)

千葉銀行(8331)の株価チャートの画像

東証プライム|PER13.1倍|PBR0.79倍|利回り3.08%|時価総額1兆602億円

千葉銀行は、千葉県を地盤とした地方銀行の大手です。2024年の地方銀行業界売上高ランキングでは地銀トップの3107億円、純利益率は20.1%と地銀の中でダントツのトップで、かなりの利益体質だと言えると思います。

地方銀行の中でも特に規模が大きく、安定した経営基盤を持つ点が強みです。総資産や預金残高の規模は地方銀行の中でトップクラスであり、地域経済における影響力が大きいのが特徴です。

また、千葉県は東京に隣接し、成田空港や幕張新都心などの経済圏を抱えており、法人向け融資の需要が安定しています。特に中小企業との取引が多く、地域の経済成長とともに融資事業が拡大しやすい環境にあります。

さらに、千葉銀行はデジタル化にも積極的で、フィンテック企業との提携や、デジタルバンキングの強化を進めています。これにより、コスト削減と業務効率化を実現しつつ、顧客利便性を高めています。

加えて、千葉銀行は他の地方銀行との広範な提携を進めており、「ちばぎんコンソーシアム」などを通じて、地域金融の枠を超えたネットワークを構築しています。このように、規模の優位性、地域経済の成長力、デジタル戦略、他行との連携といった点で、千葉銀行は地方銀行の中でも特に競争力の高い存在といえます。

中期的に右肩上がりのトレンドを形成していること、2月7日終値で1300円をブレイクしていることからもじっくり上値を狙う展開になることが予想されるでしょう。


以上が、億トレが注目する地方銀行関連の厳選本命株【3選】でした。

そもそも銀行株ってボラティリティが低いイメージがあって地味な印象を持っている方も少なくないと思います。特に、地方銀行株ってテーマ株投資が好きな方からするとすごく地味に感じるかもしれません。しかし、今後の金利環境を考えていくと地方銀行関連銘柄のような投資先の引き出しを持っているかどうかというのが相場で勝ち抜くためには必要だと思うんです。

金利上昇局面ではこういったセクターをしっかりとケアして資産拡大を狙っていきましょう!

あくまでも億トレの個人的な見解ですので、投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってくださいね。


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