こんにちは、億トレサラリーマンです。
2025年1月3日、米マイクロソフト社はAIモデルのトレーニングとAIアプリケーション展開のためのデータセンター構築に2025年度に約800億ドルを投資する計画を発表しました。
特にここ数年大きくデジタル社会を変革しているAI技術とその進化に必要不可欠であるデータセンター投資が世界中で激化している状態といえるでしょう。アジアやアフリカといった新興市場でもデータセンター需要が高まり、日本においても次なるデジタル社会構築のため多くのデータセンターが作られているといった状況です。
こうした技術革新や市場拡大に伴い、データセンター関連企業への注目はさらなる高まりを見せています。
実際にデータセンターの建設や運営を手掛ける企業だけでなく、サーバーやネットワーク機器に関連する企業、データセンター運用のための冷却システムを提供する企業、さらに再生エネルギーの供給企業などさまざまな銘柄が成長市場の大きな役割を担っています。
というわけで、2025年億トレが注目する!データセンター関連の本命株を東京株式市場に上場している日本株の中からいくつかピックアップしてご紹介していきましょう。
億トレが本気注目!データセンター関連の本命株①
さくらインターネット(3778)
東証プライム|PER121倍|PBR6.76倍|利回り0.09%|時価総額1,967億円
さくらインターネット(3778)は、1996年の設立以来、データセンター事業やクラウドサービスを中心に展開する国内大手のITインフラ企業です。同社の主力事業は、大規模データセンターの運営とそれを基盤としたホスティングサービス、クラウドコンピューティングサービスの提供です。特に「さくらのクラウド」「さくらのレンタルサーバ」などのサービスは、個人から企業まで幅広い層に利用されています。
データセンター事業では、北海道石狩市や東京都内などに大規模施設を保有・運営しています。特に石狩データセンターは、寒冷地の特性を活かした省エネルギー型の設計で注目を集めており、外気冷却システムの採用により、従来型と比べて大幅な電力削減を実現しています。
近年は、AI・IoT時代に対応したインフラ整備にも注力しており、GPU(画像処理プロセッサ)を活用した高性能計算環境の提供や、エッジコンピューティング向けのサービス展開も進めています。
2023年にも新たなデータセンター建設計画を発表し、需要増加に対応する体制強化を進めています。また、再生可能エネルギーの活用にも積極的で、データセンターの環境負荷低減に向けた取り組みを強化しています。
さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴うクラウドサービス需要の拡大を背景に、サービスラインナップの拡充や技術支援体制の強化も進めています。5G時代の本格到来やデジタル化の更なる進展により、データセンター需要の増加が見込まれており、同社の成長が期待されています。
データセンター関連銘柄の大本命ということもあり、2023年ごろから本格的に物色が集中、大きな相場を形成しているといった状況ではありますが、中長期的に見るとまだまだ途中というような感じを受けます。株価指標面では買えるような水準にはないとしても、本当に大化けする銘柄って株価指標ほぼ関係ないですからね。
億トレが本気注目!データセンター関連の本命株②
鹿島建設(1812)
東証プライム|PER11.6倍|PBR1.11倍|利回り3.16%|時価総額1兆5,069億円
鹿島建設(1812)は、日本を代表するスーパーゼネコンの一つで、1840年に創業。同社は土木、建築、開発事業を中心に、多岐にわたる建設プロジェクトを手掛けています。国内外での実績を持ち、特にインフラ整備や都市開発の分野で高い評価を得ています。2024年の通期では売上高が増加し、特に海外事業が北米やオセアニア地域での建設プロジェクトの伸長により好調です。
データセンター関連事業において、鹿島建設は高いシェアを占めています。特に国内では、インターネットの需要増加を背景にデータセンター建設の需要が拡大しており、最適な建設技術や効率的なソリューションを提供しています。ただし、内部の再編により専任部署の縮小が進み、新たな戦略が模索されています。2025年に向けて大規模な公共インフラプロジェクトへの関与が注目されています。また、建設事業全体の効率化や脱炭素化への取り組みが進んでおり、再生可能エネルギー施設や環境配慮型建物の建設にも注力しています。
データセンター建設に関する大本命銘柄ですが、時価総額が1兆5000億円ほどとかなり大型の銘柄になるので短期的な値幅を狙うような形ではなく中長期的な目線で取り組むのに適した銘柄だといえます。中長期的にみると堅調な右肩上がりのトレンドから上昇一服といった格好になるので、エントリーするタイミングとしてはバッチリだと思います。それから大きく崩れるようなことがなければ保有継続という感じでいいじゃないでしょうか。
億トレが本気注目!データセンター関連の本命株③
トリプルアイズ(5026)
東証グロース|PER334倍|PBR11.82倍|利回り-%|時価総額100億円
トリプルアイズ(5026)は、AI技術を活用したシステム開発、データ解析、ソフトウェア開発を中心とするテクノロジー企業です。東京都を拠点とし、特に高性能パソコンの開発やAI・ビッグデータ関連システムの提供で成長を遂げています。また、同社のグループ企業「ゼロフィールド」がデータセンター関連事業を展開しています。
ゼロフィールドは、国内外に5拠点のデータセンターを構え、再生可能エネルギーを活用する「コンテナ型データセンター」製品「DINO Rex」を提供。この製品は、顧客のニーズに合わせたカスタマイズが可能で、AI、機械学習、ブロックチェーンといった技術に対応する高いパフォーマンスを特徴としています。また、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)の分野への参入も推進しており、持続可能なエネルギー利用と技術力の活用を強化しています。
直近のニュースとしては、同社が北米市場でのGPUサーバー事業展開を加速させる動きを見せており、現地のデータセンター視察を通じて市場戦略を具体化していることが報じられています。この動きは、データセンターの需要拡大とAIの発展に伴う市場環境を活用するための戦略の一環と考えられます。AIや再生可能エネルギーなどの成長分野における市場のニーズを的確に捉えており、今後のさらなる発展が期待されています。
株価的には低調な動きが継続している状態ですが、心理的節目となる1000円を割り込むような水準まで下落するような展開になることは考えづらいので損切りラインをしっかりと設けたうえで安いところを買っておくような形での取り組みがいいのかなと思います。上記2銘柄と違ってかなり小型な銘柄なので動意付いてからの値動きはかなり早いんじゃないかなと!
以上が、億トレが本気注目!データセンター関連の本命株【3銘柄】のご紹介でした。
データセンター関連銘柄といっても、かなり多くの企業が関連してくると思うので銘柄を絞り込むのは難しいと思います。ただ、本命どころだけはしっかりとマークしておいたうえでほかのデータセンター関連銘柄にフォーカスしておくことがすごく重要です。
生成AIやモビリティーサービスなど高速でリアルタイムなデータ処理が不可欠になってきているデジタル社会で、最も不可欠なインフラといってもいいデータセンター。株式投資をするうえでこのテーマを無視できるはずがありませんよね。今後もどんどん銘柄を掘ってご紹介していきますので是非ともチェックしてみてください!
最後に、あくまでも億トレの個人的な見解になるので投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行なってください。
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