こんにちは、億トレサラリーマンです。
2024年12月26日、大手化学メーカーの積水化学工業(4204)が「来年1月にペロブスカイト太陽電池の設計・生産を行う別会社を設立し、来年度から販売を開始する」と発表しました。量産に向け2027年度には大阪府堺市の工場にある太陽電池の生産ラインを一部利用し、100メガワットまで生産能力を増強、2030年度にはさらにその100倍に生産能力を拡大するとの話でした。
再生可能エネルギー拡充の鍵とも言えるペロブスカイト太陽電池の量産が本格化するというニュースを市場は好感、積水化学工業(4204)はとんでもない出来高を伴って急動意する格好となりました。
「ペロブスカイト太陽電池関連銘柄を買いたいけど、どの銘柄を買えばいいのか分からない。」「もうすでに動意づいちゃってエントリーしていいか分からない。」なんて思っている方も多いと思います。
当ブログでも12月に入ってから取り上げていたペロブスカイト太陽電池関連銘柄ですが、市場の関心もかなり高いこともあり、せっかくなので2025年億トレが大絶賛するペロブスカイト太陽電池関連の本命株を東京株式市場に上場している日本株の中からいくつかピックアップしてご紹介します。
億トレが大絶賛する！ペロブスカイト太陽電池関連の本命株①
伊勢化学工業(4107)
億トレが大絶賛する！ペロブスカイト太陽電池関連の本命株
伊勢化学工業(4107)
東証スタンダード｜PER33.8倍｜PBR5.06倍｜利回り1.06%｜時価総額1,738億円
伊勢化学工業(4107)は、もうペロブスカイト太陽電池関連銘柄といってこの銘柄を選ばないと嘘になります。そのくらいテーマの本流、ド本命株といって過言ではないでしょう。
同社は、ペロブスカイト太陽電池の主原料となるヨウ素を製造している企業で、世界20カ国、全世界で約15%のシェアを占める世界的ヨウ素製造大手企業です。シンプルに「ペロブスカイト太陽電池が量産される＝ヨウ素をたくさん使う」ってことになりますし、ヨウ素は日本国内で賄える資源ということで同社の業績はほぼ間違いなく上がると確約されているようなものなのです。
株価的には3万円台と、とにかく高い！買いにくい！のですし、株価もある程度材料を織り込んでいるというのは間違いないんですが、ペロブスカイト太陽電池はビッグテーマかつここからが本番のテーマになると思うので、中長期的な目線でエントリーするタイミングを狙っておくべき銘柄だと思います。過熱感がある時は必ず一旦の利確売りも出てきますし、エントリーは焦らずしっかり狙っていきましょう！今後、株式分割などで流動性が向上すればもっと大きな相場になるかも、、、なんて思っています。
あと、伊勢化学工業の株式を過半数以上持ってるのはこれまたペロブスカイト太陽電池関連銘柄のAGC(5201)なので、こちらもセットでチェックしておくのをおすすめします。
億トレが大絶賛する！ペロブスカイト太陽電池関連の本命株②
K&Oエナジーグループ(1663)
億トレが大絶賛する！ペロブスカイト太陽電池関連の本命株
K&Oエナジーグループ(1663)
東証プライム｜PER18.3倍｜PBR1.02倍｜利回り1.16%｜時価総額1,030億円
K&Oエナジーグループ(1663)も、伊勢化学工業と同じくペロブスカイト太陽電池の主原料となるヨウ素を製造する企業です。
全世界で約5%のシェアを占めており、こちらも世界的ヨウ素製造の大手企業だと言えます。
選出理由も伊勢化学工業と同じく、本命視せざるを得ないという感じ。
株価的にも直近の過熱感は否めないにしても、伊勢化学工業よりは割高感は少なく買いやすい水準かと思います。
週足チャートでみてみると一時下落基調転換かという水準から再度トレンド転換の様相もうかがえるため、エントリーのタイミングさえ見計らえば中長期的にしっかりと上値の狙えるペロブスカイト太陽電池関連の本命株だと思います。エア・ウォーター(4088)はK&Oエナジーグループ(1663)の大株主なので併せてチェックです。
億トレが大絶賛する！ペロブスカイト太陽電池関連の本命株③
日本精化(4362)
億トレが大絶賛する！ペロブスカイト太陽電池関連の本命株
日本精化(4362)
東証プライム｜PER15.3倍｜PBR1.14倍｜利回り3.06%｜時価総額614億円
日本精化(4362)は、ペロブスカイト太陽電池の正孔輸送材料である「Spirokite（スピロカイト）」の開発・製造を手がけています。
ペロブスカイトだけではうまく発電できず、正孔輸送材料が電子をブロックし、正孔だけを通すことで、電気の方向を整え、効率よく発電できるようにするための材料です。このように、正孔輸送材料は効率よく発電するための大きな役割を担う部分なので、需要拡大に伴った業績伸長が大きく期待されます。
主原料のヨウ素とまではいかずとも、こちらのペロブスカイト太陽電池の大事な一翼を担うような材料となるため本命株として選出しました。
直近はやはりペロブスカイト太陽電池関連銘柄として物色が集まっているものの、株価的には割高感は少なく、時価総額的にも少し軽めなのでかなり面白い銘柄じゃないかななんて思っています。
以上が、億トレが大絶賛するペロブスカイト太陽電池関連の本命株【3選】のご紹介でした。
ペロブスカイト関連銘柄といっても、東京株式市場に上場している日本株のなかで本命と言えるのはそんなに多くないのかなという印象があります。量産に関するニュースが出ていた積水化学工業(4204)に加えてこの3銘柄は特に注目していていいんじゃないでしょうか。
直近の物色ぶりをみてもペロブスカイト太陽電池関連ってかなり大きなテーマですよね。他の銘柄の動向にも目を光らせておかないといけないですね。
最後に、あくまでも億トレの個人的な見解になるので投資の際はご自身の判断で余裕資金内で行ってくださいね。
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