
こんにちは、億トレサラリーマンです。
2025年3月19日、昨年11月にIPOしたばかりのテラドローン(278A)が続騰して1万円の大台に乗り、上場来最高値を更新しました。
これにより東京株式市場でもドローン関連銘柄への注目度が再燃し、人気のテーマとなっています。
現実として、ドローンテクノロジーを活用した業務効率化や高度なサービスの提供の動向が、産業界全体で拡大傾向にあります。
第二次トランプ政権で政府効率省(DOGE)のトップを任され、電気自動車「テスラ」や宇宙ロケット「スペースX」などの事業を率いるイーロン・マスク氏もX(旧Twitter)にて『これからはドローンの時代だ、F-35戦闘機など作っているのは馬鹿だ』と言及しています。イーロン氏自身も通信衛星技術を活用したドローン配送サービスの事業を行っており、山間部などの電波が届かないエリアでの配送サービスなどに活用されています。
日本においても、物流業界の人手不足問題や生産年齢人口の減少に起因する労働力不足、地方における過疎化や高齢化といった社会問題の解決などさまざまな分野で有効な手段としてドローンの活用が期待されています。
そこで、今回の記事では、ドローンとは何かという基本的な解説や株式市場で注目を集めるドローン関連銘柄の本命株や注目すべき銘柄の一覧まとめについて詳しくご紹介していきます。ドローン関連のテーマに関心のある方は、ぜひ最後までお読みください!
ドローンとは?ドローンの種類や活用法
ドローンとは?
ドローンとは、遠隔操作や自動制御によって飛行する無人航空機のことです。もともとは軍事用として開発されましたが、現在では農業、物流、測量、災害救助、映像撮影など、さまざまな分野で活用されています。
ドローンは単なるラジコンとは異なり、GPSやセンサーを使って自動で飛行することができます。例えば、設定したルートを正確に飛行したり、障害物を避けたりすることが可能です。また、多くのドローンにはカメラが搭載されており、空中からの撮影ができるのも特徴のひとつです。ドローンの形状はさまざまですが、一般的には4つのプロペラを持つ「クアッドコプター」タイプが主流です。4つのプロペラがバランスを取りながら飛行するため、安定性が高く、初心者でも比較的操作しやすいのが特徴です。
ドローンは個人の趣味としても人気が高まっており、レジャー用途の小型ドローンから、企業が業務用に使用する大型ドローンまで、多種多様な機種が登場しています。例えば、農業では農薬散布ドローンが活躍し、物流では荷物を運ぶドローン配送の実験が進められています。このように、ドローンは今後ますます社会のさまざまな場面で活躍することが期待されている技術です。
ドローンの種類と活用分野

ドローンは近年急速に技術が進化し、私たちの生活や産業に革新をもたらしています。ひと口にドローンと言っても、その種類は多岐にわたり、それぞれが独自の設計、機能、用途を持っています。ドローンの種類によって見た目や構造、得意分野やできることは大きく異なります。ここでは、主な用途や機能から分類した6つの代表的なドローンの種類について詳しく解説します。
1. 空撮用ドローン
空撮用ドローンは、高解像度カメラや高精度な3軸ジンバルを搭載し、空中からの映像撮影に特化した機体です。これらのドローンは優れた飛行安定性と映像品質を実現しており、プロフェッショナルな映像制作現場で広く活用されています。
主な特徴:
- 高解像度カメラ(4K/8K対応)
- 3軸ジンバル搭載による映像安定化
- 長時間飛行が可能なバッテリー
- 自動追尾機能や自動航行機能
活用事例:
- 映画やテレビドラマの撮影
- スポーツイベントの中継(マラソン、サイクリングレースなど)
- 不動産や観光地の宣伝映像制作
- 結婚式や各種イベントの記録
代表的なメーカーにはDJI、Parrot、Autelなどがあり、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広いユーザーに向けた製品を展開しています。
2. 産業用ドローン
産業用ドローンは、堅牢な設計と高い耐久性、専門的なセンサーやツールを搭載し、さまざまな産業分野での業務効率化や安全性向上に貢献しています。悪天候でも安定して飛行できる設計や、高い積載能力が特徴です。
主な特徴:
- 高い耐久性と防水・防塵性能
- 専門的なセンサー(赤外線カメラ、マルチスペクトルカメラなど)
- 高い積載能力と長時間飛行
- 自律飛行システムとリモートオペレーション機能
主な活用分野:
- 物流:Amazon Prime AirやRakuten Droneなどによる配送サービス
- インフラ点検:電力線、橋梁、ダム、ソーラーパネルなどの点検
- 農業:作物の生育状況モニタリング、農薬散布、収穫予測
- 測量・建設:3D地形マッピング、建設現場の進捗管理
- 災害対応:被災状況の把握、救助活動支援
産業用ドローンは、特に人間が立ち入るのが危険な場所や、効率化が求められる現場で大きな価値を発揮しています。
3. 競技用ドローン
競技用ドローンは、高速飛行と敏捷性に特化した設計が特徴で、FPV(First Person View)システムを採用し、パイロットはゴーグルを通じてドローンの視点で操縦します。
主な特徴:
- 軽量かつ高出力のモーターによる高速飛行(最大時速150km以上)
- 高い応答性と操作性
- FPVシステムによるリアルタイム映像伝送
- カスタマイズ性の高さ
競技の種類:
- ドローンレース:障害物を避けながら決められたコースを競争
- ドローンサッカー:直径40cmの球体ドローンを使用したスポーツ
- フリースタイル競技:技を競う芸術的な飛行競技
競技用ドローンは、特に若い世代を中心に人気が高まっており、プロリーグも国際的に展開されています。Drone Racing League(DRL)などの大会は、テレビ放映もされるなど、徐々に認知度を上げています。
4. トイドローン
トイドローンは、入門者や子供向けに設計された小型で安価なドローンです。安全性を重視した設計や、操作の簡易性が特徴となっています。
主な特徴:
- 小型・軽量(通常100g以下)
- 衝撃に強いプロペラガード
- 簡単な操作システム
- リーズナブルな価格設定
活用例:
- 子供の教育ツール(プログラミング学習が可能なモデルもある)
- 室内での遊び
- ドローン操縦の入門機
トイドローンは、航空法の規制が比較的緩やかな重量クラスであることも多く、初心者がドローン操縦を学ぶのに適しています。近年では、教育向けのプログラミング学習ができるモデルも登場し、STEM教育の一環として学校現場にも導入されています。
5. 軍事用ドローン
軍事用ドローンは、高度な自律性と長時間飛行能力を持ち、偵察や攻撃などの軍事作戦に活用されています。民間ドローンとは異なる特殊な設計や機能を有しています。
主な特徴:
- 高度な暗号化通信システム
- 長距離・長時間飛行能力(数百km、数十時間)
- 高精度センサーと監視システム
- 武装能力(攻撃型ドローンの場合)
主な活用:
- 偵察・情報収集:敵地の監視、情報収集
- 攻撃作戦:精密誘導爆弾や空対地ミサイルの発射
- 電子戦:敵の通信を妨害するための電波干渉
- 後方支援:物資輸送、兵站支援
近年では、ロシアとウクライナの戦争でかなり活躍していたり、サウジアラビアの油田施設への攻撃やイエメン空軍基地への攻撃など、軍事用ドローンの活用が増加しています。これらのドローンは、弾頭を運んで爆撃したり、自爆型爆弾として使用されたりするなど、遠隔での攻撃能力を持ち、カメラやレーザーを使った高精度な標的識別も可能になっています。
6. 水中ドローン(ROV/AUV)
水中ドローンは、陸上や空中ではなく水中で活動する無人機で、主にROV(遠隔操作型水中機器)とAUV(自律型水中機器)に分類されます。
主な特徴:
- 防水・耐圧設計(深海用は数百〜数千メートルの水深に対応)
- 高解像度水中カメラと照明
- 音響測位システム
- マニピュレーターアーム(作業用)
主な活用分野:
- インフラ点検:港湾施設、ダム、橋脚の水中部分の点検
- 海洋調査:海底地形調査、海洋生物調査
- 漁業・養殖業:定置網の点検、養殖場のモニタリング
- 水難救助:水中捜索、水中救助活動支援
水中ドローンは、人間が入れないような狭い場所や深海、視界不良の濁った水中、強い水流がある危険な場所での作業を可能にします。これにより、従来は困難だった水中作業が安全かつ効率的に行えるようになり、海洋産業や海洋研究の発展に大きく貢献しています。
このように、ドローンは多様な種類に分かれ、それぞれが特化した機能で社会のさまざまな分野に革新をもたらしています。技術の進化とともに、今後もドローンの活用範囲はさらに拡大していくことでしょう。なかでも、産業用ドローン・軍事用ドローン・水中ドローンなどはかなり注目度が高く、日本でもさまざまな分野で実証実験が行われ、色々な場所での活用が拡大していくと思います。今回はそのあたりを踏まえて銘柄に触れていきましょう!
ドローン関連銘柄 一覧まとめ
それでは、ここからは株価変貌の可能性を秘めたドローン関連銘柄の一覧まとめをご紹介します。
ドローン関連銘柄一覧まとめ
コード | 銘柄名 | 概要 |
---|---|---|
278A | テラドローン | ドローンサービス企業として世界トップクラスのドローンや空飛ぶクルマなどの開発及びソリューションを提供 |
6232 | ACSL | ドローン専業 国産の産業用ドローンの開発・販売インフラ点検、災害、測量、物流、警備など様々な場面で産業用ドローンの実績多数 |
218A | リベラウェア | 産業分野に特化した小型ドローン・屋内点検分野に特化した小型ドローンの開発や販売、レンタル、点検サービスなど |
5597 | ブルーイノベーション | 複数・異機種のドローンやロボットなどを遠隔制御・統合管理するプラットフォームを提供 |
3626 | TIS | グループ企業のインテックがブルーイノベーションと業務資本提携 |
4375 | セーフィー | クラウド録画型映像プラットフォームを開発・運営 インフラ点検や公共機関、建築・土木、災害現場などでドローンを活用して映像と音声通話が可能 |
7701 | 島津製作所 | 水中光無線通信装置「MC500」を発売 水中ドローンを搭載し、ロボット間や洋上船間などの通信を可能に |
6986 | 双葉電子工業 | ホビー用ラジコン機器や産業用無線機器を手掛ける ラジコンのノウハウで産業用ドローンや産業用送信機を提供過酷な環境でも適用可能な産業用ドローンなど |
1417 | ミライト・ワン | NTT向けが主体の通信工事大手 子会社ミラテクドローン社がドローン販売やドローンソリューションを提供 |
3652 | DMP | 産業用ドローン向けAI認識モデルを開発 |
9432 | 日本電信電話 | 2020年に4社合弁で国産ドローン企業「NTTイードローン」を設立 |
3694 | オプティム | ドローンを用いたスマート農業ソリューションなど様々なロボティクスサービス・ドローンソリューションを提供 NTT東日本などと合弁でNTTイードローンを設立 |
9433 | KDDI | 子会社KDDIスマートドローンがさまざまなドローンソリューションを提供 |
4667 | アイサンテクノロジー | 測量技術に強み KDDIが提供するスマートドローンを活用しドローン測量ソリューションを提供 |
2667 | イメージワン | 各種画像処理・解析ソフトウェア・各種計測機器の販売、ドローン関連サービス・画像処理や解析業務を提供 |
3444 | 菊池製作所 | 装着型ロボットやドローンなどのフィールドロボットを開発・製造・販売 |
6946 | 日本アビオニクス | 2022年にドローン搭載用赤外線サーモグラフィの実証実験 |
8226 | 理経 | IT機器を輸入販売する技術商社 ACSL、VFRとともにACSL製国産ドローン「SOTEN(蒼天)」のバーチャルトレーナーの開発 |
4316 | ビーマップ | ドローンワークス株式会社が運営する屋外ロボット開発検証拠点KOIL MOBILITY FIELDに 日本初のTerragraphフィールド実験施設「ミリ波ラボ@柏の葉」を開設 |
5334 | 日本特殊陶業 | 2024年にドローンを活用した自動車整備工場への部品配送を試みる実証実験 |
6814 | 古野電気 | 産業用水中ドローンメーカーFullDepth社へ出資 |
2303 | ドーン | 地理情報システム(GIS)の開発企業 同社の映像通報システム「Live119」を活用しドローンが撮影する映像のリアルタイム共有を実現 |
3156 | レスター | 2024年10月、防衛装備庁と「小型無人機対処器材用ドローン」を契約 |
6758 | ソニーグループ | プロフェッショナルドローンAirpeakシリーズ ただしAirpeakシリーズは一部のアクセサリーを除き、2025年3月末をもって販売終了 |
4825 | ウェザーニューズ | 民間気象情報会社 ドローンの飛行可否判断や安全運航をサポート 2024年4月にお天気アプリ「ウェザーニュース」内でドローン操縦やスカイスポーツ向けの予報「空の天気 Ch.」をリリース |
ドローン関連銘柄/厳選本命株5選
ここからはドローン関連銘柄の中から厳選した本命株5選をご紹介します。
※2025年3月19日時点のデータ
ドローン関連銘柄/厳選本命株
テラドローン(278A)

東証グロース|PER-倍|PBR14.25倍|利回り-%|時価総額960億円
ドローン関連の本命株といえば、テラドローンは外せません。同社は産業用ドローンを活用した測量や点検などのソリューションを提供し、これまでに測量・点検・農業など多岐にわたる分野で3,500件以上の実績を誇ります。また、ドローン運航管理システム(UTM)は世界10カ国で導入されており、技術力の高さが評価されています。さらに、サウジアラビアの国有石油企業がアジア企業として初めて同社に出資するなど、国際的な注目度も上昇中です。その実力を示すように、2024年の「ドローンサービス企業世界ランキング」では世界1位に輝きました。
下水道管の老朽化への対応として点検作業などが急務として促進されているなか、点検用としての活用も期待され、下水道関連銘柄としての物色も期待ができそうです。
株価も堅調で、2024年11月のIPO以来、右肩上がりのトレンドを形成。3月19日には1万円の大台に乗せ、上場来最高値を更新しました。一時的な調整局面も予想されますが、今後の業績成長への期待は依然として高く、押し目は積極的に狙いたい銘柄といえるでしょう。
ドローン関連銘柄/厳選本命株
ACSL(6232)

東証グロース|PER512倍|PBR167倍|利回り-%|時価総額154億円
ドローン関連銘柄の本命株として注目したいのがACSLです。
同社は、物流、インフラ点検、防災・災害対応などで活用される国産の産業用ドローンを開発しており、技術力の高さが評価されています。9月3日〜5日に米国ラスベガスで開催された「Commercial UAV Expo 2024」にも出展し、現地企業から大きな関心を集めました。
また、能登半島豪雨の被災地である石川県輪島市では、災害時の支援活動に協力。ドローンを活用した孤立地域への物資輸送や、道路の被災状況の調査を実施するなど、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。
さらに、防衛省の外局である防衛装備庁の入札において、小型空撮機「SOTEN(蒼天)」の納入が決定し、約3.5億円の大型案件を受注。納期は2025年12月の予定で、業績への影響については開示可能になり次第、速やかに公表するとしています。
3月19日には、大引け後に非開示だった業績見通しを発表。2025年12月期の業績予想では、連結経常損益が1.8億円の黒字(前期は21.8億円の赤字)に転換する見通しとなり、今後の成長期待が高まっています。
ドローン関連銘柄/厳選本命株
リベラウェア(218A)

東証グロース|PER427倍|PBR34.69倍|利回り-%|時価総額214億円
リベラウェアは、ドローン関連銘柄の中でも注目すべき本命株の一つです。同社は、世界最小クラスの産業用ドローンを開発しており、機体はわずか20センチほどのコンパクトサイズ。独自の防塵構造モーターを搭載し、IP51規格に準拠しているため、粉塵や水滴が多い環境でも飛行可能です。さらに、飛行制御システムや丸みを帯びた機体デザイン(ラウンドフォルム)の採用により、狭く暗い危険な設備内での点検業務にも対応できるのが強みです。
また、同社はKDDIから分社化したKDDIスマートドローン、およびCalTa(東京都港区)と連携し、鉄道点検ソリューションの実用化を目指しています。3社は、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、西武鉄道とそれぞれ協定を締結。自律型ドローンを活用して鉄道インフラを点検し、デジタルツインプラットフォームを開発することで、安全かつ効率的な鉄道運行を支えることを目的としています。この発表を受け、リベラウェアの今後の商機拡大を期待した買いが集まりました。
株価も好調で、3月14日には前営業日比150円高の960円まで上昇し、一時ストップ高となる場面もありました。同日発表された2025年7月期第2四半期累計(2024年8月~2025年1月)の単体決算では、売上高が6億1,500万円に達し、前年同期比で2.3倍に増加。最終損益は2億4,600万円の赤字でしたが、赤字幅は縮小しており、点検ソリューションやソリューション開発の需要拡大が好感されています。
さらに、自衛隊今津駐屯地では、小型ドローン「IBIS2(アイビスツー)」の公開研修会を開催するなど、幅広い分野での活用が進んでいます。今後の成長性が期待される銘柄といえるでしょう。
ドローン関連銘柄/厳選本命株
ブルーイノベーション(5597)

東証グロース|PER-倍|PBR7.68倍|利回り-%|時価総額48.6億円
ブルーイノベーションは、ドローン関連銘柄の本命株としてぜひ押さえておきたい銘柄です。
同社は、複数のドローンやロボット、センサーなどのデバイスを遠隔制御・統合管理できる独自の統合プラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」を開発し、それを活用したサービスを展開。特に、下水道管や屋内施設の点検を効率化する技術に強みを持っています。
GPSが届かない環境や狭小空間での点検に適した「ELIOSシリーズ」ドローンを用い、埼玉県八潮市の陥没事故現場の下水管内調査を実施。リアルタイムで高精度3Dマップを作成し、調査精度の向上に貢献しました。さらに、国土交通省の「B-DASHプロジェクト」に参画し、老朽化した下水道管の点検効率化を目指した技術開発にも取り組んでいます。
また、9月26日には、ドローンやロボットを活用した医薬品物流の実現に向け、東邦ホールディングス(8129)と戦略的業務提携を締結。BEPを軸に、多数の企業や団体と連携し、新たなソリューション開発や実証実験を進めています。ドローンやロボットを活用した点検・測量ソリューション、ドローン自動巡回システムなど、幅広い分野での活躍が期待される銘柄です。
ドローン関連銘柄/厳選本命株
日本アビオニクス(6946)

東証スタンダード|PER21.9倍|PBR3.14倍|利回り0.22%|時価総額453億円
日本アビオニクスは、ドローン関連銘柄としても防衛関連銘柄としても注目すべき銘柄です。
同社は2022年にドローン搭載用赤外線サーモグラフィの実証実験を行うなど、ドローン技術の活用を進めています。また、防衛分野では、レーダー装置をはじめとする電子機器などを自衛隊向けに供給し、陸・海・空の各分野で高水準の需要を獲得しています。
さらに、政府が推進する2027年度までの5カ年防衛力整備計画では、総額約43兆円の予算が確保されており、前回計画比で約26兆円の大幅増額が予定されています。この防衛費の拡大により、日本アビオニクスの中期的な成長にも期待が高まっています。
加えて、同社の主要販売先は、防衛業界の双璧ともいえる三菱重工業(7011)とNEC(6701)。これら大手企業との強固な関係が、安定した成長を支える要因の一つとなっています。今後の業績動向にも注目したい銘柄です。
ドローン関連銘柄まとめ
今回は、ドローン関連銘柄の一覧まとめと、本命株5選をご紹介しました。ドローンは、農業、物流、測量、災害対策など、さまざまな分野での活用が進んでおり、今後さらにその重要性が増していくことが予想されます。技術の進化とともに、ドローンが私たちの生活やビジネスに与える影響はますます大きくなり、社会に不可欠な存在となるでしょう。
また、市場においてもドローン関連の関心は高まり続けており、投資家の注目を集めるテーマの一つです。しかし、ドローン関連銘柄はこれまでにも何度も物色されてきたテーマであり、その動向には慎重に向き合う必要があります。長期的な成長性を見極めつつ、しっかりとした投資戦略を立てることが重要です。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
「億トレサラリーマンのここではかけない特別銘柄をLINEで配信しています。宜しかったらLINE登録お願いします。」

億トレサラリーマンの「無料銘柄でも高いパフォーマンス!期待のテーマ株を多数配信する」注目するべき投資顧問一覧はコチラ↓
株情報サイト&メルマガ情報

橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。

高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。

グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。