株プロサラリーマンの相場観と注目銘柄
昨晩の米国市場は10月PPI(米生産者物価指数)の発表がありましたが、前年同月比8%上昇、伸びは前月の8.4%から鈍化、2021年7月以降で最小、市場予想8.3%を下回る結果。
CPI(消費者物価指数)に続きインフレのピークアウトを示唆する内容でしたので、米国市場はこれを好感して買い優勢の展開となりました。
前日の米中首脳会談で両首脳で、両国間の緊張緩和を呼び掛けたことや、中国政府がゼロコロナ規制を緩和方向へ傾けている事やウォルマートの通期売上高および利益見通しを上方修正と好材料が重なりNYダウの上げ幅は一時450ドルを超える場面もありましたが、ロシア軍のミサイルがNATO加盟国のポーランドに着弾して2人死亡との報道を受けて、地政学リスクの懸念からポジション整理の売りが入り一時マイナス圏に沈む場面もありましたが、引けにかけて買われNYダウは終値33,592.92ドル、前日比+56.22ドルとなりましたが相変わらずボラの激しい相場となっていますね。
ナスダック総合指数はPPIでインフレ圧力が緩やかになっていることを示したと受け止められ、FRBの利上げペース減速への期待が改めて強まりネットフリックスや半導体大手のエヌビディアも上昇、半導体株は「投資の神様」ウォーレンバフェット率いるバークシャーハザウェイが台湾TSMCに41億ドルの投資をしたというのもあり、さらに買いの勢いが増していますね。終値11,358.41ポイント、前日比+162.19 ポイントとなりました。
地政学リスクの心配はありましたが、下値の堅さは健在ですので引き続き買い目線です。
決算シーズン通過!日経平均株価は28,000円を維持!グロース株は「イケイケの動き継続!」
日本株は地政学リスクの懸念や決算シーズンを通過して手掛かり材料難から利益確定売りが出る展開となりました。地政学リスクが重しとなり日経平均株価は一時250円に迫る下げ、心理的節目28,000円を割り込む動きとなっていましたが、場中にバイデン大統領が今回のポーランドへの着弾が「ロシアから発射された可能性は低い」と述べた事が安心感となり株価は反発、引けかけて買われ日経平均株価は終値28,028.30円、前日比+38.13円、TOPIXは終値1,963.29ポイント、前日比−0.93ポイントとなりました。
新興市場は寄付きは下落しましたが、やはり個人投資家が強気というのが分かる動きでしたね。売り一巡後にグロース株全体に断続的な買いが入る展開となりました。マザーズ指数を見ても上抜けて強い上昇トレンドを予感させますね。
三井化学への炭素繊維製造の実証設備供給を材料視【9227】マイクロ波化学がSTOP高!
本日は小型株が非常に動きが良かったですが、半導体株も強かったですし、材料発表の銘柄が素直に好感される動きとなっていましたね。
投資家注目の銘柄では【9227】マイクロ波化学がSTOP高となっていましたが、チャート的にはこれはまだまだ伸びそうです。三井化学への脱炭素繊維の供給ですので、テーマ的にも抜群です。材料はまだまだありそうですので押し目があったら入りたいところです。
半導体株では注目銘柄で記載の【6890】フェローテックは一段高!やっぱり業績抜群で大幅増配というところは買われますよね。中国市場も安定しているのも安心感となっていると思います。
eスポーツ関連の本命と言われるウェルプレイドのIPOの期待から【3904】カヤックが急騰していましたが、決算で押した事で買いやすくなったところもありますね、ウェルプレイドは上場して値付かずは確定と言われている相場ですのでまだ続きそうですね。
明日の注目銘柄ですが、【7433】伯東が伸びしろがありそう。億トレーダーも一押ししていたので記載致します。
半導体関連銘柄 7433 伯東
伯東は東証プライム上場、PER8.5倍、PBR1.06倍、利回り7.03、時価総額823億円
1953年11月に、水晶原石の輸入・販売を手がける商社として設立、現在は半導体デバイス・電子部品が主力のエレクトロニクス商社です。
同社の主力取扱品目は、プリント基板製造装置、半導体製造関連装置、光コンポーネントなどがあり、化粧品や工業薬品などのメーカー機能も持っています。
同社のテーマですが「LED関連」 「バイオテクノロジー関連」 「化粧品」 「専門商社」 「電子機器」 「NAND型フラッシュメモリ」 「プリント基板」 「半導体製造装置」 「半導体」 「電子部品」 「電気機器」に該当します。
同社の依存先ですがデンソー (10.3%) パナHD (10.1%)となります。
半導体商社ですので業績良いのは当たり前という感じになっていますが、同社の10月31日の決算では、電子部品事業において自動車、産業機器を中心に半導体需要が堅調に推移し、電子・機器事業においても半導体製造関連の活発な設備投資により売り上げが伸長となった事から23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比75.8%増の73億円に拡大!
通期の同利益を従来予想の69億円→117億円(前期は74.1億円)に69.6%上方修正して57.9%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新となっています。
抜群の決算にさらに今期の年間配当を従来計画の160円→250円に大幅増額修正、さらに上限を50万株(発行済み株数の2.62%)、または15億円とする自社株買いを実施すると発表しています。
株価は材料出尽くしで一旦株価は下落とはなりましたが75日移動平均線で下げ止まり反発の位置、週足、月足は完璧な右肩上がりのチャートとなっています。半導体株が買われる相場環境ですので高値更新の期待は十分と見ていますので注目銘柄として記載致します。
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