〝国内初〟新型コロナウイルス治療薬製造販売承認を申請！【4507】塩野義製薬

今日の注目銘柄

本日は、夕方から夜にかけて打合せが入りましたので、日々の相場雑感と注目銘柄は明日にでも記載します。

ロシアのウクライナ侵攻が本格的になり、チェルノブイリは制圧され首都キエフにも迫ってきていますね。プーチン大統領はロシアを攻撃したら核攻撃も辞さないという姿勢ですが、本当恐ろしい方向に向いていますね。

プーチン大統領は、ルガンスク、ドネツクのウクライナからの完全独立を達成させ、事実上、ロシアの属国とするという動きですが、世界各国で武力行使だけはやめてくれ…そう願っていたのに、無視して戦争を仕掛けた。

ロシアに対して経済制裁が次々と発表されている動きですが、昨日はロシア株が-50％を記録！世界の株価は欧州も大幅安となり、米国市場も寄り付きから急落、下げ幅は一時、約860ドルしましたが、悪材料出尽くしとなり売り一巡後はNYダウも反発、NYダウは終値33,223.83ドル、前日比+92.07ドルとなりました。

ナスダック総合指数も、主力株が反発を見せ終値13,473.58ポイント、前日比+436.10ポイントと大幅反発となりました。

ただロシアは世界的には世界3位の産油国で石油輸出では世界2位ですからね。原油価格は2014年7月末以来、1バレル＝100ドルを突破しています。エネルギー価格は今後も高騰する可能性もありますし、原油高は経済活動への影響も与えますので、やはり懸念材料になりますね。

日本株も一旦の相場の底打ちが追い風となり、前場では日経平均株価、TOPIX、ジャスダック、マザーズと全面高となっていますが、やはり一旦反発しても上値が重たい展開は続くと見ていますので、注意しながら取り組んでいきましょう。

日々注目銘柄を記載していますが、今回は新規で注目している銘柄を記載します。

・塩野義製薬(4507)

東証1部、PER23.4倍、PBR2.61倍、利回り1.42％、時価総額2兆4,157億円。テーマ「新型コロナウイルス関連、新型コロナワクチン、治療薬、国内初新型コロナウイルス治療薬」

塩野義製薬は、1919年創業、武田薬品工業、アステラス製薬、大塚ホールディングス、中外製薬に次いで医薬品セクターで5位の日本国内の大手製薬企業です。事業内容は処方箋医薬品と医薬品を主とする製薬を開発、ＶｉｉＶ社に導出している抗ＨＩＶ薬にも強みをもっています。

同社ですが、日本国内初の新型コロナウイルス治療薬で高い注目が集まっていましたが、第２／３相臨床試験のうち２ｂパートの主要評価項目に関する解析が完了したことから、新型コロナウイルス感染症治療薬として開発中の経口抗ウイルス薬「Ｓ－２１７６２２」について、国内における製造販売承認を申請したと発表しています。

遂に悲願の国内初の治療薬！この発表を受けて株価は後場上昇となっていますが、この材料からも高値更新も十分に狙えると見ています。

同社ですが、ゴールドマンサックス証券も目標株価を9000円と強気な格付けをしています。信用買い残は多いですが、日足チャートも75日移動平均線上に位置。今はロシアのウクライナ侵攻の報道ばかりですが、国内初の新型コロナウイルス治療薬はニュースでも取り上げられていきそうです。

時価総額2兆円と大型ではありますが、今後の動きが楽しみな銘柄と見ています。

株式投資はリスクが伴いますので、投資は自己判断でお願い致します

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