
こんにちは、億トレサラリーマンです。
ここ数ヶ月、AI関連銘柄は一時的な過熱感や、トランプ政権の政策による世界経済の悪化懸念などから全体的に売られる展開が続いていました。投資家心理の冷え込みによりハイテクセクター全体が調整フェーズに入り、多くのAI関連企業の株価は下落傾向がみられていました。
しかし、東京株式市場においてAI関連株はある程度の調整を経たことで落ち着きを取り戻しつつあります。加えて、懸念されていた相互関税措置が一旦停止となったことで、投資家のリスク許容度が改善。AI関連などのハイテク株やグロース株を再評価する流れが少しずつ見られるようになってきました。
特に注目すべきは、最新技術を武器に着実に業績を伸ばしている銘柄への資金流入です。これらの企業は一時的な市場センチメントの悪化にも関わらず、継続的な成長を示しており、投資家からの信頼を取り戻しつつあります。
その筆頭とも言えるのがヴレインSです。同社は大幅増益と4期連続最高益更新というポジティブなニュースから、4月15日にはS高となり、市場の注目を集めています。この株価上昇は単なる一時的なリバウンドではなく、同社の堅実な業績と成長性に裏付けられた動きと言えるでしょう。
AI市場はまだ発展途上な産業といえますが、過度な期待と失望のサイクルを経て、より成熟した投資判断が行われるようになってきています。今後は実力のある企業と単なるAIブームに乗った企業との選別がさらに進んでいくことが予想されるでしょう!
今回の記事では、旬な話題株をピックアップ!AI関連の急成長株!4期連続最高益のヴレインS(135A)に注目ということでマーケットの話題を集めているヴレインS(135A)について解説していきたいと思います。話題の株で利益を狙いたいという方は是非チェックしてみてください!
※2025年4月15日のデータを参照しています
AI関連の急成長株!4期連続最高益のヴレインS(135A)に注目
ヴレインSとはどんな企業?
ヴレインS(VRAIN Solution)は、「モノづくりのあり方を変え、世界を変えていく」をミッションに掲げ、製造業に特化したAIソリューションを提供しています。
事業内容は、AIシステム事業とDXコンサルティング事業の二つに分かれます。
AIシステム事業では、生産性向上を目的としたAIシステムの企画・研究・開発を行い、顧客の製造ライン環境や課題に合わせて撮像機器などの周辺ハードウェアと組み合わせたシステムを提供しています。主力製品であるAI外観検査システム「Phoenix Vision/Eye」は、熟練検査員の目視による良否判定を自動化し、省力化に貢献します。導入事例として、大手自動車メーカーでの部品の傷の自動検査、大手食品メーカー「アヲハタ」での異物混入や不良品の自動検出などが挙げられます。
DXコンサルティング事業では、AIやIoT技術を活用し、製造業の顧客のDXプロジェクトにおける課題設定からデータ評価、PoC(実証実験)、システム開発、運用・水平展開までを一貫して支援する伴走型ソリューションを提供しています。
VRAIN Solutionの強みは、製造業に特化してきたことによる豊富な知識と実績、そして自社開発のAIプロダクトを活用したワンストップでのソリューション提供です。製造現場の深い知識を持つ専門人材が、顧客の課題を的確に捉え、最適なAIシステムとコンサルティングを提供することで、高い付加価値を実現しています。特に、AI外観検査システムは、多様な検査項目に対応可能でありながら、専門知識がなくても容易に扱える点が評価されています。また、創業以来黒字経営を継続しており、高い成長性と収益性を両立している点も特徴です。
ヴレインSの成長性と業績推移
製造業で世界と戦う日本において、少子高齢化や人口減少を背景とした将来の労働生産性の向上というテーマは最重要課題であり、既存システムの刷新やDXの推進によるIT投資の動きは今後さらに加速していきます。製造業に特化したAIソリューションを提供している同社の事業は順調に拡大しており、今後はさらに拡大していく可能性が高いと言えるでしょう。
また、同社は4月14日大引け後に決算を発表しました。
〈2025年2月期通期決算〉
売上高:21億4400万円/前期比51.9%増
営業利益:5億9400万円/前期比16.9%増
経常利益:5億9500万円/前期比20.2%増
最終利益:4億2500万円/前期比26.1%増
〈2026年2月期決算見通し〉
売上高:32億1500万円/前期比50.0%増
営業利益:9億1500万円/前期比54.0%増
経常利益:9億1500万円/前期比53.8%増
最終利益:6億1000万円/前期比43.5%増
今期も50%増収を達成し、さらに来期も同様の50%増収が見込まれており、これで5期連続の増収となる見通しです。利益面でも4期連続で最高益を更新する見込みとなっており、その成長ぶりは市場の注目を集めています。
このような安定した成長曲線を描けている背景には、同社の緻密な事業戦略と時代のニーズを的確に捉えた経営計画があるといえるでしょう。特にAI技術の進化と社会実装が加速する現在の市場環境において、同社のポジショニングは極めて良好です。
業績の安定性と将来性を考えると、今後の成長にもかなり期待ができる銘柄だと思います。もちろん、テクノロジー企業を取り巻く環境は常に変化していますが、これまでの実績を見る限り、同社はそうした変化にも柔軟に対応できる体制を構築していると見ることができそうです。
話題株ヴレインS(135A)の株価は今後どうなる?

東証グロース|PER39.5倍|PBR16.96倍|利回り-%|時価総額241億円
ヴレインS(135A)は、AI関連の成長株として株価変貌の可能性を大いに感じる銘柄です。
ヴレインSは2024年2月22日に東証グロース市場へIPOを果たしました。公開価格は2,990円に設定され、初値は5,190円と73.6%の大幅高でのスタートとなり、市場の期待の高さを示しました。しかし、その後は多くのIPO銘柄でよく見られるように下落トレンドに入り、2025年4月7日には過去最安値の1,481円をつけるまで値を下げました。
ただ、最安値をつけた後は明確な反転の兆候を見せ、現在は急激なリバウンドの最中です。特に注目すべきは、今回の急騰で200日移動平均線(2,355円)を上抜けたことで、テクニカル的には中期的な下落トレンドからの脱却を示唆しています。
しかし、ここからは戻り待ちの売りが出てくる可能性も高く、2,600円近辺でしばらく揉み合いとなることが予想されます。チャート形成としては、この価格帯での十分な時間的調整を経ることで、より強固な上昇の土台を築けるかどうかが注目ポイントとなるでしょう。
長期的な視点では、同社の5期連続増収や4期連続最高益更新という驚異的な業績の伸長、さらにAI関連というテーマ性の強さを考慮すると、IPO初値である5,190円水準を再び目指していく展開も十分に考えられます。
業績面での裏付けがある上昇であることから、短期的な調整はあるものの、中長期投資家にとっては有望な投資先として位置づけられるでしょう。今後の四半期決算や事業展開のニュースに注目していきたいところです。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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