
こんにちは、億トレサラリーマンです。
4月1日の大引け後に発表された新会社「Japan Aerospace & Defense Consulting(JADC)」設立のニュースにより、SHIFT(3697)の株価が前日比6.66%高と7営業日ぶりに大きく上昇しました。
現在、世界的な安全保障環境の悪化を背景に、三菱重工業(7011)や川崎重工(7012)などの防衛関連企業が市場の注目を集め、活発な取引が行われています。米国のトランプ政権は先日、日本政府に対して2028年度以降も防衛費増額を継続するよう求め、特にGDP比3%という具体的目標を示したことが報じられています。この水準は現行の防衛費から約1.5倍の増額を意味し、年間10兆円超の追加予算確保が必要になると予測されています。
投資家の間では日本の防衛予算が今後さらに拡大するとの見方が広がっており、防衛産業に関わる企業の中長期的な業績拡大に期待が寄せられています。今回、SHIFTが設立した新会社「JADC」は防衛産業に特化したコンサルティング企業であり、防衛関連銘柄が市場の注目テーマとなっている今、どのような存在感を示していくのか大きな期待が持てそうです。
今回の記事では、旬な話題株をピックアップ!防衛関連株の新星!?新会社設立のSHIFT(3697)に注目!ということでマーケットの話題を集めているSHIFT(3697)について解説していきたいと思います。話題の株で利益を狙いたいという方は是非チェックしてみてください!
※2025年4月2日のデータを参照しています
防衛関連株の新星!?SHIFT(3697)の新会社に注目
SHIFTとはどんな企業?
SHIFTは、ソフトウェアの品質保証・テスト事業を主力とする企業です。ソフトウェアのテスト・品質保証サービスを主要事業としており、ゲーム、Webサービス、業務システムなど、幅広い分野のソフトウェアに対応しています。また、ソフトウェア開発におけるコンサルティングや人材育成なども行っています。
SHIFTの主力事業は、ソフトウェアテスト・品質保証サービスです。ソフトウェア開発の上流工程から下流工程まで、あらゆる段階で品質保証を支援しています。特に、ゲーム業界におけるテスト実績が豊富で、多くの大手ゲーム会社の品質保証を担っています。SHIFTの強みは、独自のテスト技術とノウハウ、そして豊富なテスト実績です。長年のテスト事業で培った技術とノウハウを活かし、高品質なテストサービスを提供しています。
新会社「JADC」設立の背景
国際情勢の不安定化を背景に、日本政府は防衛予算を増額し、特に高度化するサイバー攻撃への対策を強化しています。防衛省は情報セキュリティポリシーの見直しや組織改革を進めていますが、官民双方の実情に精通した技術専門家が少なく、専門的なコンサルティングを提供できる国内企業も限られています。
SHIFTは2022年から防衛関連システムの支援を開始し、専門人材の採用や顧問招聘を進めてきた実績があります。2024年には「RMF対応支援コンサルティング」を開始し、「防衛産業サイバーセキュリティ基準」への対応認定も取得しています。この実績と官民とのつながりを活かし、今回「Japan Aerospace & Defense Consulting(JADC)」を設立。JADCは防衛産業特化のコンサルティングに加え、米国Aviation Week Networkとの協業により防衛関連省庁向けの調査研究・政策立案支援も行います。宇宙・サイバーセキュリティ領域に加え、電磁波領域や装備品移転などの重点分野への支援を拡大し、国家安全保障全般の課題解決に取り組むそうです。
JADCが提供する主なサービス
JADCには、防衛関連省庁や企業の出身者など、国家安全保障の状況や日本の防衛産業について深い知識を持つ人材が多く所属しています。そのため、官公庁と民間企業の両方の視点を理解した、実際に役立つ提案や支援ができるようです。
提供する主なサービスは以下の通りです。
■調査研究
グローバルインテリジェンスの提供などを通じて、国家安全保障に関わる省庁・政府機関の政策立案や技術戦略策定を支援。
<支援内容例>
・防衛力強化に貢献する最先端技術情報の収集・提供
・「技術基準」策定に向けた調査・分析
・国家安全保障に関する海外動静・民間動向に関する最新情報の提供
・AI、サイバーセキュリティ、ニューロテックなどをはじめとする先端技術に関する政策立案・戦略策定支援
・装備品移転に関する戦略構築と販売チャネル構築に関する支援
■技術支援・工程管理
SHIFTが培ってきたプロジェクトマネジメントや標準化、コンサルティングのノウハウを活用し、国家安全保障に関わる省庁・政府機関に対して高品質な技術支援・工程管理を提供。
<支援内容例>
・政府が定めた防衛・セキュリティ方針準拠に向けた技術支援、官民間の事業調整・連携支援
・非IT部門に対する、伴走型のプロジェクトマネジメント支援
■RMFコンサルティング
米国国防総省(DoD)や防衛省で導入されているRMF(Risk Management Framework)に関する各種コンサルティングサービスを提供し、DoDI 8510、NIST SP800に準拠した体制構築を全面的に支援します。RMFコンサルティング経験が豊富な、国内有数の専門チームがRMF対応の早期実現と継続的実施をサポート。
話題株SHIFT(3697)の株価は今後どうなる?

東証プライム|PER40.8倍|PBR9.31倍|利回り-%|時価総額3,280億円
現在のマーケットにおいて最高の注目度を集める「防衛関連銘柄」に分類されたSHIFTは、今回の新会社設立により株価動向が大きく変化する可能性を秘めています。
同社株は2024年8月5日に付けた572.9円を底値として上昇トレンドを形成していましたが、2025年2月13日に記録した高値1526円を境に調整局面へと転じていました。3月11日には一時1100円の下値支持線で反発する動きも見られたものの、再び押し戻される展開となっていました。
テクニカル面では芳しくない状況が続いていましたが、今回のJADC設立という好材料により、再び上昇トレンドへの転換点となる可能性があります。当面の目標は直近高値である1526円となりますが、この水準を突破した場合、株価の様相は大きく変わることが予想されるでしょう。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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