やはり利上げ問題に対して神経質に今後もなっていく感じがありそうですね。
昨晩の米国市場ですが、FRBパウエル議長は「ECBフォーラム」のパネル討議にてインフレの高止まりについて「想定していたよりもしつこい」、「検討から外していない」と述べ、利上げを連続で実施する可能性を示唆しました。
これにより景気敏感株が下落、ハイテク株も米ウォールストリートジャーナルが「米バイデン政権がAI(人工知能)向け半導体の対中輸出について新たな規制を検討している」との報道もあり、これを嫌気して半導体株も売りが入りました。
NYダウは終値33,852.66ドル、前日比-74.08ドル、ナスダック総合指数はエヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイスなど半導体株が下落、週末に四半期の新車販売台数の発表の期待からテスラが買われ、アップル、ネットフリックスが買われ終値13,591.75ポイント、前日比+36.08ポイントと続伸となりました。
米国市場の動きを筆者はこう見る!
欧州でもECB(欧州中央銀行)のラガルド総裁がインフレ鈍化の十分な証拠が見られないとタカ派姿勢を示していますし、米国でも労働市場の強さもですがFRBパウエル議長など揃って利上げ姿勢を示しています。
高い位置ですと悪材料に素直に反応するという感じになっています。
7月7日には6月米雇用統計発表も控えています。NYダウのチャートを見ても売り圧力が強いポイントですので下ブレやすい相場というのは念頭に置いておくべきでしょう。
日経平均株価は6月配当権利落ち後でも上昇!為替の円安進行が下支え!ただ…海外勢が遂に売り越し!
本日の日本株ですが、昨日は米国市場の上昇&円安&6月権利配当と揃っていましたので勢いよく買われて大幅高となっていましたし、配当落ち後で今日は落ちるかなと思っていましたが予想以上の強さとなっていました。
為替市場で円安進行している事から電機や機械、精密機器、自動車など輸出関連銘柄を中心に業績改善を期待した買いも入りましたが、半導体株も下落するかと思っていましたが米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーが28日発表した2023年3~5月期の決算で、売上高などが市場予想ほど落ち込まなかったのを受け、半導体市況の底入れへ期待が高まり、値がさの東京エレクトロン(8035)が年初来高値、レーザーテック(6920)やアドバンテスト(6857)も上昇となりました。
日経平均株価は終値33,234.14円、前日比+40.15円、TOPIXは終値2,296.25ポイント、前日比-2.35ポイントとなりました。
新興市場はスタンダード市場は、値上がり708銘柄、値下がり535銘柄、東証グロース市場は、値上がり296銘柄、値下がり210銘柄と値上がり優勢となりました。
日本株の動きを筆者はこう見る!
日経平均株価も安いところの買い意欲はありますが、注意しなければというのは政府も円安進行に対して牽制してきています。円安恩恵で輸出関連の業績期待の買いがありますので、円高に振れますと売りが降ってくるという可能性は高いです。
後は今までガンガンに買い越しを続けていた海外勢13週ぶり売り越ししており、個人が買いという図式になっています。正直今までと逆転現象となっています。日本株上昇の原動力となった海外勢の買いが収まるとなると売りも出やすいと言えます。
ですが上昇トレンドが崩れたというわけではありませんので、引き続き逆指値を入れて取り組んでいくのが宜しいかと思います。
注目銘柄で記載したイオレ(2334)は今日も良い動きでしたが、これは全体が売られても下値の堅さが際立っていますのでここからの動きも期待しています。
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億トレサラリーマンの注目銘柄 Waqoo(4937)
Waqooは東証グロース上場、PER67.9倍、PBR8.69倍、利回り---%、時価総額82.8億円
ペット用品の販売を事業目的に「有限会社ぷらすぺっと」として創業、現在は化粧品や健康食品の自社ブランドの企画や開発、販売に加え、医療クリニックの広告分析等も展開、消費者の反応や要望をダイレクトに汲み取り商品の企画・開発に活用するD2C(Direct to Consumer)事業を手がける企業です。
※D2Cとは、ブランドのDX(デジタルシフト)であり、販売手法のイノベーション
同社のテーマですが「クラウドコンピューティング」 「スキンケア」 「SaaS」 「化粧品」 「CRM」 「eコマース」 「D2C」 「2021年のIPO」に該当します。
同社の保有ブランドは「コウボディ スリムプラス」 「炭酸クレンジング」 「炭酸美白」 「肌ナチュール」 「Cobody Slim+」 「HADA NATURE」
今後の業績の期待十分!通期計画の1億4900万円に対する進捗率が145.0%と超過!
同社グループは主な取り組みとしては、SBCメディカルグループとの業務提携を通じ、次の3つの成長戦略を軸にして、事業を推進していますが、新規顧客の獲得単価の高騰により広告宣伝費を抑制した一方、既存顧客の継続率が想定よりも上回って推移しており主力商品である「HADA NATURE(肌ナチュール)」ブランドが好調な売り上げ、クレンジングを中心にD2C事業における既存顧客に対する施策などが奏功し、継続率が想定よりも上回って推移したことから直近発表した23年9月期第2四半期累計の決算は連結経常損益が2億1600万円の黒字)に浮上し、従来予想の1億4300万円の黒字を上回って着地しています。
利益を押し上げ要因では広告媒体を抑制し広告宣伝費が減少したことも収益押上げに寄与していますが、新たに液だれやべたつきを徹底的に解消した薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」の発売を開始しています。
育毛剤分野はファーマフーズ(2929)などがありますが、ヒット要素は高く、化粧品分野でも今は男女共に美容への意識が高まっていますので業績への期待が高まりますね。
新興市場の動きが激しい中でも同社のチャートを見ますと6月15日から右肩上がりの上昇トレンドを形成しています。今後の業績面への期待もですが上場来高値を更新して青天井チャートとなっていますので、億トレ注目銘柄として記載致します。
※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。
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※最終的な投資判断は自己責任にてお願いします。当ブログは銘柄への投資を推奨している訳では御座いません。