米重要イベント前ですので、全体としてはどうしても様子見ムードが強まりますが、日経平均株価は下落となりましたが、新興市場は買い優勢と底堅い動きとなっていましたね。
1月31日から2月1日にかけて行われるFOMCでは、0.25%はほぼ織り込まれており、年内での利下げも織り込まれています。実際にここ最近の指標を見てもこれ以上の利上げは考えにくいという状況です。
FOMCは日本では実質2月1日となりますが、本日はパウエルFRB議長が重視していると明言している雇用コスト指数(3カ月に1度の発表)が明らかとなります。FOMCではパウエル議長が「年内利下げ」の方針となれば、株高の期待は高まります。
ただNYダウも昨日は下落しましたが、直近で6連騰していますので「0.25%を織り込んでの先回り買い」が入っていたと言えます。市場予想通りですんなりと上げるか?というのは疑問視がありますし、ネガティブ発言一発でドスンというパターンも想定して無理せず取り組むのが宜しいと言えるでしょう。
好決算で割安のDX関連の株プロの注目銘柄をPICKUPしました。
株プロサラリーマンの注目銘柄 アイエックス・ナレッジ(9753)
アイエックス・ナレッジは東証スタンダード上場、日本ナレッジインダストリとアイエックスが1999年に合併、コンサルティングやシステム開発、システム運用を一貫して提供、金融や証券、情報、通信、公共、物流等にサービスに強みを持つ独立系システム開発を手掛ける企業です。
同社のテーマですが、「ソフト・システム開発」 「コンサルティング」 「クラウドコンピューティング」 「ビッグデータ」 「システムインテグレーション」 「マイナンバー」 「情報セキュリティ」 「IT関連」 「金融向けシステム」 「人工知能」 「仮想通貨」 「ブロックチェーン」 「RPA」 「Society5.0」 「DX デジタルトランスフォーメーション」 「デジタル通貨」に該当します。
依存先はNTTデータ (15.3%) KDDI (13.0%) 日立 (10.4%)となります。
アイエックス・ナレッジは世界トップクラスのIBMとブロックチェーン技術でビジネスパートナー契約!
アイエックス・ナレッジは時価総額90.8億円と小型ですが、エンタープライズ向け許可型ブロックチェーン分野での事業展開を目的に、エンタープラズ向け許可型ブロックチェーン関連技術において世界トップクラスの実績・ブランドを誇るIBMとビジネス・パートナー契約を締結しています。
また、「IBM XaaS」 「Software open distribution products」製品群の国内リセラー(販売代理店)として展開しており、今後、日本での許可型ブロックチェーンアプリケーション開発・導入、及び運用のリーディングカンパニーとなることを目指すとしています。
アイエックス・ナレッジは上方修正の常連!最高益予想を更新中!PER7.8倍の割安、利回り3.7%
同社は成長性の高い企業ですが、コンサルティング及びシステム開発において、金融機関や資産運用事業者、大手ベンダー経由の開発案件が拡大しており、運用サービスにおいては、大手ベンダー経由のシステム運用・保守案件や基盤・環境構築案件が拡大中!
適正な原価管理による売上原価率の低減、働き方改革(リモートワークや通勤費や出張費の削減)や社内DX化への継続的な取り組みにより、販管費を抑制できたことが寄与、近年戦略的に推進しているクラウドやRPA、アジャイル等の専門領域の知識を有する人材育成も功を奏しており、23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.7%増の13.3億円に拡大。
併せて、通期の同利益を従来予想の13.4億円→14.9億円(前期は12.3億円)に10.9%上方修正、増益率が9.1%増→21.0%増に拡大、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せとなっています。好調な業績に伴い期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は20円)に増額修正していますが、上方修正常連で株主還元も積極的ですので魅力は高い銘柄と言えます。
日本のトップ企業、NTTデータグループ、三菱UFJフィナンシャル、みずほグループなどの案件も増加!
同社の魅力の高いポイントですが、NTTデータグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、日立グループ、KDDIグループ、NECグループなどを大口の顧客を持ち案件も大きく伸長しています。
大手10社での売上構成比も72.1%となっていますが、日本のトップ企業に太鼓判を押してると言えますので魅力は高いと言えますね。
人材の「採用」「育成」「処遇」における人材マネジメント力が奏功し、人材不足が叫ばれる業界においても計画どおりの人材確保を実現しており、新規採用に占める女性の比率は約半数、全体でも女性SE比率は約2割となっています。
2021年3月には健康優良企業「金の認定」を取得しており、女性の育児休業取得率100%が示すように、女性にとって働きやすい環境を整えていますので「育休・少子化対策・キャリアアップ」と言った今の時流に沿ったところも好感できますね。
チャートを見ても底堅く推移してジリジリと上昇傾向、好決算&増配の発表もあり1000円台の桁掛けの期待がもてる銘柄と見ています。
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