相場雑感と注目銘柄

絶賛大暴落のグロース市場は「復活の兆し有り!6月はグロース株で勝負も一手!」

ここ最近、日本株がとにかく弱いという動きが続いていますが、昨日は日経平均株価が一時900円を超える急落、新興市場も売られました。その中でも特にグロース市場は3月以降は下落基調が続いており、非常に苦しい状況になっています。

ここまでグロース市場が叩き売られている状況の要因として、グロース(成長)株にとって債券市場では金利上昇は割高感が意識されやすく売られやすいというのがありますが!

大底の雰囲気が出てきましたので6月はグロース株に注目してみるのも面白いかと思います。

まず今のグロース市場の状況含め記載しますが、市場では日銀による早期の利上げ観測が高まっており、長期金利が12年半ぶりの水準まで上昇!

今まで利上げをせずにいた日銀ですが、6月の日銀金融政策決定会合で日本の金融緩和度合いの大きさを踏まえれば、日銀が政策調整を進めることは自然であり、状況が許せば6月の金融政策決定会合での追加利上げもあり得るとの見解が示されています。これもありここ最近で長期金利が12年半ぶりの水準まで上昇となっています。

追加利上げがいつあってもおかしくない状況は、グロース市場にとって打撃となる大きな要因と言えます。

国内を見ても賃金が上昇しているのは日本を代表する優良企業に勤めているごく一部であり、その他の企業の働き手の賃金はほぼ上がっていないのが現実と言えます。

米国の様に、全ての働き手の賃金も上昇しての物価上昇は、日銀による利上げも良い金利の上昇となりますが、今の状況だと負担ばかりが増えてしまいますので、消費は委縮し経済にはマイナスとなってしまいます。

グロース市場は、今後の成長企業が多いことからも、まさにその煽りを受けやすく、業績もまだまだ不安定な企業が多いです。

プライム市場と違うグロース市場は業績が拡大して安定している企業はグロース→スタンダード→プライムという順番になりますが、グロース市場は「新興企業や成長が見込まれる企業が多く上場しており、ハイリスク・ハイリターンな投資が特徴」です。

実際に、グロース市場は投機目的の個人投資家が多く一日で20%上昇、1週間で2倍という銘柄も年明けからの流れで多数輩出されました。時価総額が小さい銘柄が多いことから「材料&思惑」だけで激しい上下をしますので「リスクの高い市場」と言えるでしょう。

そのグロース市場ですが、グロース250を見ますと2024年3月7日787.23ポイントから5月30日で594.16ポイントまで下落しています。コロナショックで大暴落した時で527.30ポイントとなりますので「まさに暴落している」という状況となります。

円安が加速していたこともあり「今後の日銀の利上げがいつきてもおかしくない。」そういった部分もあり大口が売り、個人が投げる、これが続いていたと言えますが、日銀が6月に利上げに動くとの観測で最後の大きな売りが入ったと筆者は見ており、これで悪材料出尽くしとなったと見ています。

グロース市場は6月で700ptくらいまで戻りはあってもおかしくないと言えますので6月相場はグロース株を狙ってみるのも面白いかと思っています。

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