全体としては悪くない動きが続いておりますね。
昨晩の米国市場は、サウジアラビアで5月から年末にかけて原油生産を自主的に日量50万バレル減らす発表、「OPECプラス」諸国も自主削減に応じ、従来の日量200万バレルを合わせると減産幅は日量366万バレルに拡大しました。
国際エネルギー機関(IEA)は需要が今年これから急増すると見込んでいる中でしたので、今回の市場の不意を突いた「OPECプラスの原油減産はサプライズ」となり米国産標準油種WTIの中心限月5月物は前週末比約6%高の1バレル=80.42ドルを付け、1カ月ぶりに80ドル台に到達となりました。
原油価格の上昇はインフレ懸念を高め、景気後退懸念…
との市場の声はありますが、3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は前月比1.4ポイント低い46.3と、市場予想47.3を大幅に下回る内容、好不況の境目である50を5カ月連続で下回りましたのでFRBの「利上げが早期に停止する」との期待が広がったことや石油関連株、エネルギー関連株、景気に左右されにくいディフェンシブ株が買われたことからNYダウは+300ドル以上の上昇、終値33,601.15ドルと4日続伸となりました。
ナスダック総合指数は自動運転のテスラが、価格値下げを打ち出したにも関わらず、「1~3月期の出荷台数が前期比4%増」と市場予想に届かなかったことで急落、ここ最近調子の良かった半導体株も売られ下落となり終値12,189.45ポイント、-32.45ポイントと4日ぶりに反落となりました。
「億トレ」サラリーマンの米国市場の感想!
経済活動が回復している中で減産という動きは正直驚く内容ではありましたしインフレ加速という内容ではあります。市場は「利上げ観測後退=株高」という図式は相変わらずと言った感じです。
ナスダック総合指数も下落しましたが4日ぶりですからね。テスラのイレギュラーがあってこの下げですので引き続き市場は強いと言った印象です。
日本株は利益確定売りをこなしながらも高い水準を維持!
日経平均株価は直近で上昇している反動からも利益確定や戻り待ちの売りは入りましたが続伸スタートとなりました。ハイテク株などは売りが入りましたが、値がさ株のファーストリテイ(9983)とダイキン(6367)が指数を押し上げ日経平均株価、TOPIX共に上昇となりました。
新興市場は米ハイテク株が売られた流れからスタンダード市場が、値上がり549銘柄、値下がり699銘柄。東証グロース市場は、値上がり130銘柄、値下がり372銘柄と揃って値下がりが優勢となりました。
「億トレ」サラリーマンの日本株の感想!
ここ最近の上昇で利益確定売りが出てもすぐに拾われていますが、機関投資家、外国人投資家が日本株を買っていますし、今日は新興市場は軟調でしたが安いところは拾われていますので下値は堅く4月は株高を予想させます。
ただ空売り比率が昨日に比べ42.2となっていますし、上値も重たくはなっていますので一旦下落はありそうかな?と言った印象です。
個別銘柄では面白い値動きだったものとしては、投資家の井村さんの保有銘柄が凄かったですね~、前日に住石HD(1514)は急落していましたが、前日引け後に井村さんが大量保有報告を発表、保有比率が12.71%から13.22%となりましたのでこれを好感して+12%を超える上昇となりましたが、井村さんパワー恐るべしですね。
実際に当たっている投資家ですので井村さん銘柄は提灯つきやすいですね。
私のブログでも紹介したIPO銘柄のFusic(5256)はSTOP高張り付きとなりましたね。IPOで今人気のAI関連ですのでもう一発くるとは思っていましたが、やはりという感じですね。ブログ紹介の銘柄ではサイフューズ(4892)もSTOP高となっていますが、私も参考にしている株 株でも紹介していますね。
勢いある銘柄はそのまま提灯がつくという動きになっていますので、需給のある強い銘柄にロスカットを決めて乗っていくという戦略も一つの手かと思います。
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それでは億トレ注目のテーマ株を記載致します。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 イメージマジック(7793)
イメージマジックは東証グロース上場、1995年5月に創設、インターネットを通じ顧客が入稿したデータをアパレルや雑貨に印刷加工するオンデマンドプリントサービスを展開、自社のクラウド生産管理システムを活用することで受注から最短5分で梱包出荷処理が可能。クラウド生産管理システムやプリンター等のハードウェアを提供するソリューション事業も手がける企業です。
同社のテーマですが、「ソフト・システム開発」 「クラウドコンピューティング」 「SaaS」 「アパレル」 「プリンター」 「デジタル印刷」 「印刷」 「eコマース」 「IoT」 「デジタルトランスフォーメーション」 「2022年のIPO」に該当します。
同社の保有ブランドですが「イメージマジック」 「オリジナルプリント.jp」 「カーペットプリント.jp」 「ミートマイグッズ」 「ミートマイグッズ・メイク」 「メーカータウン」 「IMAGEMAGIC」 「maker town」 「MEET MY GOODS」 「MEET MY GOODS MAKE」などがあります。
依存先はGMOペパボ (25.8%)となります。
イメージマジックの純正DTFプリンターインクが国際基準の環境認証「エコパスポート」を取得&海外輸出可能水準!
イメージマジックは時価総額33億円の小型ですが国内最大級かつシミュレーター付オンデマンドECにより受注自動化のパイオニア
・オリジナルグッズを作成できるECサイト
・当社独自開発のデザインツールにより
簡単にカスタマイズ可能
・価格/納期/仕上がりイメージを
事前に確認可能なサービスのパイオニア
・アパレル・雑貨等
約1,900種類の豊富なアイテムを1点から作成可能
・注文から出荷連絡までのサイトオペレーションを自動化
というポイントがあります。
イメージマジックが手掛ける純正DTFプリンターインク(DTFプリンターは白インクに熱で転写可能なホットメルトパウダーを付着させ転写シートを作りますが、弱点として透明な部分に転写できなかったりボカシのデザインが実現できない弱点がありましたが、その弱点を解消させる日本で初開発のクリアインク)が国際基準の環境認証「エコパスポート」を取得&海外輸出可能水準となっています。
企業はエコパスポート認証を受けた同インク及びそれを使うプリンターを導入することでSDGs推進アピールとなりますが、世界中で環境問題を深刻に捉えており、世界基準の共通認証、認証製品は海外への輸出が用意となれば同社の企業価値も高まり業績も改善する見込みは高いと言えます。
直近の決算では売上原価や販管費などが膨らみ、減益とはなっていますが、通期予想は前期比91.5%減の0.26億円で据え置いたが、第3四半期累計時点で既に上回っております。4Q以降ハードウェアの販売促進、オリジナルプリント.jpのプロモーション強化により売上総利益増大を目指すとしていますが国内外で輸出可能水準となれば業績面への期待は高いと言えますので注目銘柄と言えるのではないでしょうか。
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