世界の株式市場は、月末のエヌビディアの第二・四半期決算の行方に注目が集まっていますね。
エヌビディアといえば世界で一番の生成AIの企業ですが、米現在はアップルに抜かれましたが国でも一時、時価総額NO,1の企業です。市場の大きな影響を与える企業ということもあり、昨晩の米国市場はNYダウは上昇となりましたが、エヌビディアが持ち高調整の売りが入り-2.25%、半導体株などが売られる展開となりました。
NYダウは終値41,240.52ドル、先週末比+65.42ドルと7月17日以来の史上最高値更新、ナスダック総合指数は、エヌビディアなど人気株が売られ、主要な半導体関連銘柄で構成するSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も前日比-1.33%となり、終値17,725.77ポイント、前日比-152.03ポイントと反落となりました。
筆者は米国株をこう見る。
ジャクソンホールでのパウエル議長は9月FOMCでの利下げをほぼ確定とさせましたし勢いに乗っていますが、エヌビディアの決算は今まで相場をけん引していただけに非常に警戒されています。ですが、ここを市場予想通りの通過となれば、相場はさらに勢いが増すと言えるでしょう。
エヌビディア通過→ハイテク株、半導体株が飛ぶというのは間違いない…と思っていますが、まずは無事に通過するかをしっかりと見てからですね。日本時間では8月29日の朝ですので要チェックポイントと言えます。
日経平均株価も上昇トレンドを示唆する動き!グロース市場が暴落前の水準まで回復!!
本日の日経平均株価は、米国市場がまちまちな展開ではありましたが、売られたところは買われて非常に良い動きを見せていますね。特にグロース市場が強い!!
グロース市場の動きを見ましても「令和のブラックマンデー」で482.29ポイントまで下落しましたが、1ヶ月も経たずに元の水準にきています。少し上げのスピードが速いという声もありますが、グロースは叩き売られ続けていたというよりも、コロナショック時よりも下回るなんて普通じゃありえない落ち方をしていました。エヌビディアを無事に通過となれば個人投資家がさらに強気となるでしょうし、さらに買いの連鎖となるかな?と見ています。
日経平均株価は終値38,288.62円、前日比+178.40円、TOPIXは終値2,680.80ポイント、前日比+19.391ポイント、東証スタンダードは値上がり1038銘柄数、値下がり394銘柄数。東証グロース市場は値上がり363銘柄、値下がり189銘柄となりました。
日本株に対して筆者はこう見る。
日本株は先程もお伝えしましたが、押し目は買われるという非常に良い動きです。以前投資主体別売買動向で「海外勢が買いを入れている」と記載しましたが、今日の動きを見てもまだまだ買っているという感じしますね。
ちなみにですが、結構私の周りの投資家は「二番底」を警戒している方が多いですが、日本のVI指数を見ても警戒感がかなり漂っています。基本的に警戒感が高い時は「リスクオフ」で動いていると言えますので、こういう時は大暴落というのは中々ないかな?と個人的に思っています。
さらに言えば上記で記載した通りですが、エヌビディアは世界を揺るがす企業ですので、ここがかなり大きなポイントとなるのは明白と言えます。
空売り比率は39.5%となっているという点は注意ポイントと言えます。
空売り比率が明日も30%台となりましたら、売りがでやすいですので明日の空売り比率も注目しておくポイントではあります。とは言ってもエヌビディア次第かな。といったところですが…
それでは億トレ注目の銘柄を記載致します。
億トレ注目の銘柄 ペプチドリーム(4587)
ペプチドリームは東証プライム上場、特殊環状ペプチドを創製する同社の独自技術、PDPSを用いて医薬品候補物質を探索。国内外の製薬企業との医薬品候補物質の共同開発。2014年からはPDPS技術のライセンス供与も開始しており、共同で次世代がん免疫治療薬開発も行い。特殊環状ペプチドで複合医薬開発にも注力する東京大学教授の技術を基盤として設立されたバイオ創薬ベンチャーです。
4月ノバルティスと放射性医薬品等提携!ロシュグループ企業との将来的にマイルストーン10億ドルの可能性も!
同社は
2022年3月末に、富士フイルムから約220億円で買収した放射性医薬品事業を連結化しております。ペプチドリーム本体が進める創薬開発と新設子会社PDRファーマが担う放射性医薬品の2事業を柱として、今後の成長のギアを上げる体制も整えています。
ロシュグループのGenentechと共同研究開発契約及びライセンス契約を締結したと発表している。4000万ドルの契約一時金、将来的なマイルストーン10億ドル、段階的ロイヤルティーを受領する可能性やノバルティスと放射性医薬品等提携といった大型契約が相次いでいます。
直近の決算を見ましても、24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は179億円の黒字(前年同期は7.2億円の赤字)に浮上し、通期計画の140億円に対する進捗率が128.0%とバイオ企業ですが業績は非常に良好といえます。
肥満治療の「マイオスタチン阻害剤」は将来的に市場規模は15~20兆円!!
同社は2026年頃までの中期で売上高500億円、2030年頃までの長期で同1000億円とする中長期目標を対外公表していますが、今後肥満治療の「マイオスタチン阻害剤」は大化けの新薬と言われておりますが、ペプチドリームはペプチドの特性を最大限生かし、経口薬マイオスタチン阻害剤の開発を行っておりますので、これは「爆発的な期待」があると言われています。
唯一開発の遅さという点がマイナス材料とは言われますが、臨床試験の前段階までを自社でできるようにしています。開発速度を上げたことからも今後もっと早く臨床試験に入れるようにできていているポイントもありますので、2026年末に上市数4つを達成する可能性がありますので今後も同社は期待値は高いと言えるのではないでしょうか。
※投資は自己判断でお願い致します。
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