昨晩の米国市場は流石に連騰の反動という感じとなり主要3指標揃って下落となりました。
週末の雇用統計前の前哨戦と言える2月のJOLTS(米雇用動態調査)は、非農業部門の求人数が993万1,000件と、市場予想の1,040万件を下回り、2021年5月以来の低水準となりFRBの追加利上げ観測の後退はありましたが、米景気後退懸念が強まり売りが広がりました。
主力銘柄に対して利益確定の売りが入りましたが、これだけ上げてればそりゃ売りも入る水準ですからね。3月のISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数も20年5月以来の水準に低下していますので、強い米経済と思われていたところで弱めの経済指標が続いたことで米景気の先行き不透明感がでたとは言いますが、前日までの4営業日で、NYダウは1200ドルほどと急ピッチな上昇が続いていましたからね。
NYダウは終値33,402.38ドルと前日比-198.77ドルと反落、ナスダック総合指数はSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も前日比-1.81%と半導体株の下落や自動運転テスラが続落となった影響から終値12,126.33ポイント、前日比-63.12ポイントとなりました。
「億トレ」サラリーマンの米国市場の感想!
昨晩の米国市場の下げは米2月JOLT求人件数が予想外に1,000万件を割り込み、21年5月来で最低となり、米2月製造業受注も予想を下回る内容、普通の相場ならもっと急落するわけですが、悪い指標でFRBの利上げ観測後退となりましたので下支えとなっています。主要産油国による追加減産表明して原油価格が4日続伸し、5月物の清算値は前日比0.29ドル高の1バレル=80.71ドルとなっています。
インフレ加速となっていますが、「FRBは利上げができない」という状況ですが、FRB高官もタカ派発言をしてきそうなところはあります。ですのでもう少し押し目を入れそうですが、上昇トレンドは続くと今のところ見ています。
日本株は米国市場の下落もあり利益確定売りが入り大幅安!ただこの押し目はチャンス有り
日経平均株価は大幅下落となりました。直近で米国市場同様に上げすぎていましたので、利益確定売りがでたと言えますが、昨日も記載しました通り28500円に近づくと売り方も本気をだすと記載しましたが、思った通り雇用統計前に利益確定売りがでましたね。
日経平均株価、TOPIX、新興市場共に軟調な推移となりましたが、直近で楽観的な買いという動きが続いていましたので一旦の利益確定売りを急ぐ投資家の投げがでたと言えます。
「億トレ」サラリーマンの日本株の感想!
日経平均株価の空売り比率42.2までいってましたので、ドスンくるかなぁ~と予想していた通りとなりました。
今回の下落はある程度予想はついていた投資家は多いかと思いますし、私のブログでも空売り比率40前半は売りがきやすい~、一旦押し目入れそう~と記載していましたので、見て頂いてる方は軽症で済んだかと思います。
今週の株価27700円くらいまで下落するという予想もしていましたが、大体その辺りまで落ちたら拾っていくのが良さそうです。
昨日ブログで記載しましたイメージマジックはSTOP高張り付きとなりましたね。2000円位まで上昇してもおかしくないですが、ただここから追うというのもリスクは高そうですのでホルダーは明日高かったら一旦手仕舞いするで良いかなと思いますが…まああくまで投資は自己判断ですからね。ただちょっと怖い位置というのは念頭にいれておくべきかと思います。
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今日はLINE登録の方に配信したJHD(2721)がSTOP高となりましたね。ここからの動き結構面白そうなのでJHDを億トレの注目銘柄として記載します。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 JHD(2721)
JHDは東証スタンダード上場、1993年に全国の工務店を対象とした戸建て住宅(ブランド名「イザットハウス」)のFC本部として設立、イザットハウスは外壁に断熱材を入れる外断熱工法が特徴で、FC加盟店への住宅資材販売と加盟店からのロイヤルティ収入が収益源だったが2016年に撤退し、フットサル施設や太陽光事業など様々な事業を展開していましたが、現在は産廃事業に主軸をシフトさせている企業です。
同社のテーマですが、「産業廃棄物関連」「産廃」「スポーツ」 「不動産関連」 「太陽光発電関連」 「不動産情報サイト」 「ウェブサービス」 「不動産テック」に該当します。
同社の保有ブランドですが「ジェイホーム」などがあります。
依存先は横浜マリノス(18.3%) となります。
産廃事業を本格化!中期計画の売上20億円に向けての取り組みも前進!
時価総額20億円とかなり小型の同社ですが、少し前まで上場廃止の懸念もある企業でしたが、2022年12月31日時点でスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、株式会社東証が行った審査の結果、株主数、流通株式数、時価総額、流通株式比率と全ての基準を上回っております。
今まではどうしても箱モノ企業という感じはありましが、6日発表の26年12月期までの今後4カ年を対象とする中期経営計画では、中期経営計画の最終年度である26年12月期には売上高20億円(前期実績は1億1600万円)、営業利益4億円(同1億2900万円の赤字)、ROE8%の達成を目標に掲げております。
正直今までの同社はこのこの目標達成は絵に描いた餅という感じでしたが、環境ソリューション事業(産業廃棄物処理事業)を岡山県倉敷市において、産業廃棄物最終処分場を運営するエイチビー株式会社を買収し営業を開始しています。
スタートしてすぐに産業廃棄物処理事業者4社とも提携しており、同社IRにも記載がありますが、「今後、相手方各社より本契約にて定められた品目、数量の産業廃棄物がジェイ・グリーンヒルズ倉敷へ搬入される予定であります。また、エイチビー社の売上高の計上については、産業廃棄物を受け入れた都度、その処分金額に応じて計上することを想定しております。」との事ですので、今後の産廃事業での新たな提携企業含めての材料などが期待できそうです。
あの大物相場師トンピンさんもJHD(2721)に注目している!思惑で株価はSTOP高!
トンピンさん銘柄と言えば、スタンダードで時価総額が小さく、信用売りができない、流通株式数が少ないという銘柄を狙う傾向がありますが、ある意味ドンピシャと言える同社株を購入した可能性が高い様です。
トンピンさんのTwitterで貸付残高の画像が添付していますが190万株もの空売りが詰まっています。
チャートを見ましても400円を抜けますと、一気に売り機関の踏み上げとなる可能性があり、そうなりますと大化ける可能性が非常に高いです。桁替えとまではいいませんが、トンピンさん銘柄はアースインフィニティ(7692)などはぶっ飛びまくっています。
今回初動とも言える位置からTwitterで同社株に対して触れていますので、ここから相場になる可能性は秘めているかもしれませんので注目ですよ。
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