昨晩の米国市場は、NYダウは前週に1,057ドル上げ、11月上旬から7週連続で上昇していたこともあり買い一巡後は伸び悩み、下げに転じる場面となりましたが、利下げへの期待が根強いです。FBR高官から市場の早期利下げ観測を牽制する発言はあってもそこまで悪材料と捉える感じはありませんでした。
NYダウは終値37,306.02ドル、先週末比-0.86ドルとなりました。ナスダック総合指数は、ネットフリックスなど大型株もですが、半導体のエヌビディアがしっかりの展開、利下げの期待から割高感のある小型株も買われ終値14,904.81ポイント、前日比+90.89ポイントとなりました。
米国市場の動きを筆者はこう見る!
欧州では前週末のFRB(米連邦準備制度理事会)高官のタカ派的発言を受け、市場では米早期利下げ観測が後退。ECB(欧州中央銀行)についても早期利下げに否定的な高官のコメントがありますが、とにかく今の市場は米国が強い!!
改めて雇用の強さもですが、利下げという動き含め、流石という動きになっていますね。ただもうすぐクリスマス休暇などもでてきますし、一本調子で上げている状況ですので、そろそろ注意しておくべきかなといった印象です。
日銀は現状維持!懸念材料出尽くしで株は強い上昇!年末高の期待は十分!!
本日の日本株は、日銀政策決定会合の結果公表を前に19日の日経平均は売り買い手控えられ、前日比16円高の32,774円と小幅高で寄付きました。その後は前日終値を挟んでの方向感の定まらない展開でしたが、日銀の金融政策決定会合で緩和継続の報道を受け後場は一段高で寄り付きました。
市場予想通りの内容でしたが、為替市場が円安方向に振れたこともあり輸出関連株などが買われました。その後は3万3100円水準でのもみ合いが続きましたが、引けにかけて再度買いを集め高値引けとなりました。日経平均株価は終値33,219.39円、前日比+460.41円、TOPIXは終値2,333.81ポイント、前日比+16.95ポイントとなりました。
東証プライムの値上がり銘柄数は1,212銘柄、値下がりは401銘柄、変わらずは47銘柄。スタンダード市場は、値上がり903銘柄、値下がり551銘柄、東証グロース市場は、値上がり381銘柄、値下がり152銘柄と、全市場が値上がりが優勢となりました。
日本株の動きを筆者はこう見る!
改めてここ最近の相場を見ても戻り待ちの利食い売りがあり、定石通りにもみ合う場面もみられていました。ですが、その戻り売りをこなすとさらに上に伸び、11月20日には7月3日の年初来高値である3万3,753円33銭を上回り、1990年3月以来33年8ヶ月ぶりの高値水準をつけました。
その後に再び売られはしましたが、市場はインフレが終了の段階に差し掛かっており、こうした流れは、海外勢が日本株を買い直す動きを後押しする見込みは高いです。
岸田政権&円高要因も、落ち着いてきた感じもでておりますので、これは…年末高への期待が高まったと言えますね。
億トレサラリーマンの注目銘柄 ウェルスナビ(7342)
東証グロース上場、PER---倍、PBR6.29倍、時価総額756億円
ウェルスナビは、スマホやパソコンで自動で行える資産運用サービスを全自動化したロボアドバイザーの開発や提供、手数料収入を収益の柱とする企業。
同社のテーマは、資産運用、投資助言、投資情報、人生100年時代、2020年のIPO、新NISAに該当します。
ウェルスナビの目標は現在の預かり資産残高約9500億円から10年後は20兆円に増やす目標!
荒い値動きが続く相場ですが、新NISAも始まりますので資産運用サービスを提供する同社は注目を集める見込みは高く、直近の11月10日に発表した決算では、売上高が前年同期比22.6%増の58億9300万円、営業利益が同3.9倍の5億2900万円、ロボアドバイザーの機能追加や提携パートナーの拡充、テレビコマーシャルなどの広告宣伝活動が奏功しています。
億トレが注目ポイントとして挙げるポイントですが、同社の目標は現在の預かり資産残高約9500億円から10年後は20兆円に増やす目標を掲げています。同社は手数料ビジネスを主体としていますので、仮に20兆円に対する手数料収入は今現在の手数料収入の20倍になると単純に計算できます。
少額投資から簡単に預け入れができ、個人からの人気も高い、分散、貯蓄型投資スタイルなので新NISAで今後個人投資家の増加を考えますと長期的な投資家向けが増えてくる見込みは高いですね。
近い将来、大手金融株と肩を並べる金融株として評価されていくといえますし、チャートを見ますと一押し入れてから再び上昇、月足を見ますとまだまだ出遅れの位置、上場来高値4740円を考えますと伸びしろは高いと言えるのではないでしょうか。
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