やはりそろそろ大きな下げが来ると予想していましたが、米政権の圧力で中国への輸出規制が強まる可能性が嫌気され、オランダの半導体製造装置メーカーASMLホールディングが一時-12.74%と急落となりました。
米国市場では、FRBが9月に利下げに踏み切るとの見方が広がり利上げ観測の高まりから浮足立っている相場が続いていますが、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど決算の良好な銘柄などを中心に買われNYダウは上昇となりましたが、トランプ前大統領が16日配信のブルームバーグ通信のインタビューで、台湾が米国から半導体ビジネスを奪ったと発言などもあり利益確定売りを急ぐ投資家が多くエヌビディアなどが-6%を超える下落、主要な半導体関連銘柄で構成するSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は、前日比6.81%安の5,408.71ポイントと急落しておりハイテク株、半導体株が売り込まれました。
米国市場は、NYダウは終値41,198.08ドル、前日比+243.60ドルと6日続伸、ナスダック総合指数は、終値17,996.92ポイント、前日比-512.42ポイントと4日ぶりに大幅反落となりました。
筆者は米国株をこう見る。
利下げが織り込まれてきたというところから材料出尽くしを懸念しての売りがでているわけですが、やっぱ下げる時は早いですね。ナスダック総合指数は18000ポイントを割り込みましたが、これだけ急騰したということや、米国では夏休み休暇に入って売りが加速しやすいタイミングです。月末にもFOMCといったイベントもあります。
ナスダック総合指数はここで下げ止まらずもう一段下押しすると17300ポイントくらいまで下げが予想されます。買いは引き続き強い相場ではありますが、今週末に米SQもありますので今無理して買うというところではないかな?と思います。
日経平均株価は155円の急速な円高進行!半導体が売り込まれ日経平均株価は大幅安!
本日の日経平均株価は、米国市場で半導体株が投げ売りが続出となった影響や外国為替市場で円高・ドル安が進行を受けて大幅安となっていますね。
河野太郎デジタル相による「足元の円安は行き過ぎで、日銀に追加利上げを求めた」との一部報道や、トランプ氏によるドル高是正と円や人民元の弱さを名指しで批判した発言したとの事ですが、あからさまに過熱感のある相場でしたし、空売り比率も30%を超えているのは6月25日以降は3日だけです。
それでけ買い残が増えていた状況でしたので、今日の急落である程度改善されたのか。気になるところですね。
日経平均株価は終値40,126.35円、前日比-971.34円、TOPIXは終値2,868.63ポイント、前日比-46.58ポイント、東証スタンダードは値上がり201銘柄数、値下がり353銘柄数。東証グロース市場は値上がり201銘柄、値下がり353銘柄と値下がり優勢となりました。
日本株に対して筆者はこう見る。
売りがあってこそ相場は上がる。日経平均株価のチャートを見ても7/11の値動きの両側にマドを形成する格好となり、目先の天井感が強いパターンに見える形になっていました。その後に7月12日に日経平均株価は-1,033.34ストンと落ちる動き、そして今日が900円の下げですからね。
7月12日から今日までで2000円近い下げ幅は中々にえぐいわけですが、過熱感ありありでしたしブログでもリスク面は伝えていましたので、この下げはある程度予想して対処できた方も多いのではないでしょうか?
私は半導体株のレーザーテック(6920)を保有していますが、34000円のところで同枚数空売り入れて、これにより大きな下げを乗り切っております。今日で買戻ししましたが、まだ下げるのか。チャート的には下髭つけてという形ですので戻すとは思っています。
半導体株は東京エレクトロン(8035)、ディスコ(6146)、スクリーンHD(7735)、ローム(6963)がどれも5%~10%近くの下げですからね。半導体だけで日経平均を400円以上下げている可能性がありますね。
人気の半導体がこれだけ売られる…、半導体株を保有の投資家は意気消沈でしょうが、極端にドスンと売られたことを考えましても売り物が落ち着いたところはドカッと拾いたいところです。個別ではこれだけの下げの中、半導体ウエハーなどを手掛ける信越化学(4063)がしっかりの動きとなっていますが、チャートも底堅く魅力的な形となっていますね。
米国市場が問題なければ、今日で一旦底打ってリバウンドする見込みも高いですが、日経平均株価は4万円を明確に割り込みますと売り圧力が一気に膨らみますのでそこは念頭に入れておくべきでしょう。
今日の急騰した個別株ではリベルタ(4935)が急騰していますが、かなりのポテンシャルが高い企業ですので注目銘柄として記載致します。
億トレ注目銘柄 リベルタ(4935)
リベルタは東証スタンダード上場、PER51.7倍、PBR4.34倍、利回り0.87倍、時価総額62.5億円。「ベビーフット」などコスメを筆頭にトイレタリー、機能性アパレル、ミリタリーウォッチ、健康美容雑貨、アスリート向け加工食品などを独自に企画、国内外の協力工場でファブレス生産方法をとっており、北米、欧州、アジア中心に60カ国以上へ輸出をしております。
同社株価が直近で急騰していますが、同社と住友化学の冷感印刷技術を合わせ冷感衣料の進化版を今夏発売!
夏の暑さは毎年異常とも言える程ですが、住友化学の温調樹脂と当社商品化済み冷感印刷技術を合わせ冷感衣料の進化版を今夏発売しております。
猛暑関連の商品も多数扱っており、 塗るタイプの冷感アイテムブランド「クーリスト」を展開する同社に新たな猛暑対策関連として関心が高まっています。「クーリスト」ブランドは、前期の販売実績が好調であったことから、24年12月期は第1四半期では取り扱い店舗数が約5000店舗増加となっています。
さらに当社は、猛暑対策に特化した氷撃ウエアブランド「FREEZE TECH」シリーズから発売 の「FREEZE TECH 衣類用冷感ミスト」が、累計販売本数32万本を突破の材料を発表しております。
同社のもっとも株価が跳ねる期待は!3月設立の米国法人はスポーツ大手等と冷感生地の商談本格化している!
現在、世界初の温調素材×冷感プリント技術を用いた「氷撃α」の米スポーツ大手等との商談本格化しております。この猛暑は日本だけでなく世界的な猛暑ですので猛暑対策関連としての関心度が高いと言えます。
直近の決算は、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は1億8100万円の赤字(前年同期は4100万円の赤字)に赤字幅が拡大とはなっていますが、猛暑で同社商品の需要は高まっておりますので業績も黒字化は見えてくる見込みは高いと見ています。
そして先程記載した米国法人はスポーツ大手等と冷感生地の商談本格化ですが、これがもしもナイキやアシックスといった世界的なブランドならばかなり業績への期待も高まり、同社株は上場来高値1060円を超えてさらにそこから2倍という可能性もあると言えますので億トレ注目銘柄として記載致します。
※投資は自己判断でお願い致します。
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