バイオ関連銘柄 相場雑感と注目銘柄

日経平均は遂に急落!天与の買い場はどこだ?億トレの注目銘柄DNAチップ研究所(2397)

本日もお疲れ様でした。

昨晩の米国市場は、直近上昇していた反動からも利益確定売りが入り寄付きは小幅安となりました。その後、高値圏にある銘柄が売られNYダウは一時160ドル下げる場面もありましたが、出遅れ感があった景気敏感株やハイテク株の一角に物色買いが入り下げ幅を縮小、NYダウは終値33,573.28ドル、前日比+10.42ドルの小幅高、ナスダック総合指数は米投資銀行パイパー・サンドラー目標株価を150ドルに引き上げた半導体大手アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)が上昇、半導体株、主力ハイテク株が買われ終値13,276.42ポイント、前日比+46.99ポイントとなりました。

米国市場の動きを筆者はこう見る!

米国市場は売り物もでますが、ハイテク株の動きは悪くないですし、あくまで高値圏の銘柄に利益確定売りが出たという動きと言えます。ですが、来週FOMC、米CPIを控えている。

そして重要指標がないことからFRB高官の利上げ発言といったところで相場が右往左往するという方向感のない展開となる可能性があります。

過熱感があるという程ではありませんが、高い位置での推移となっていますので注意はしておくべきかと思います。

日経平均株価は5営業日ぶりに-600円に迫る大幅反落!下げ幅は今年2番目!

買って買って買いまくれ!という乱暴な上昇が続いていた日経平均株価ですが、本日は5営業日ぶりに反落となりました。朝方は米国市場の上昇もあり買い優勢となりましたが、10時頃から利益確定売りが入り、その後も先物主導で断続的な売りが続き日経平均株価は31,913.74円、前日比-593.04円、TOPIXは2,206.30ポイント、前日比-29.98ポイントとなりました。

新興市場はスタンダード市場は、値上がり534銘柄、値下がり693銘柄、東証グロース市場は、値上がり260銘柄、値下がり238銘柄とまちまちではありましたが、日経平均のあの暴落の中ですので、新興市場に資金が戻ってきた感じはありますね。

日本株の動きを筆者はこう見る!

日経平均株価は、5月1日から3000円もの株価上昇となっていますので、改めて見ても短期的な過熱感がありましたので、どこで売られるか?という感じでした。今週はメジャーSQがあり一番荒れやすいSQ週の水曜を見事狙われたと言えます。

ただ下げたと言っても日経平均株価は5日移動平均線も下回っていませんし、ただの調整というレベルです。窓埋め近辺の31500円近辺で止まるかというところですが、海外勢が売っているかというところが注目ですね。

本日の引け後の空売り比率と騰落レシオですが↓

引け後の空売り比率↓

引け後の騰落レシオ↓

両方とも昨日よりは改善されています。ですがSQ週ですので余りあてにはせずに、警戒しながら取り組んでいきましょう。

半導体関連が売られていましたが、東京エレクトロン(8035)は-4.18アドバンテスト(6857)は-3.79%、レーザーテック(6920)は(-5.24%、ソシオネクスト(6256)は-4.29%と売られていましたが、半導体株が相場をけん引していて高値圏にありましたので、もう一段の下落ということは想定に入れておくべきかと思います。

本日も国策テーマとなった水素関連がしっかりの動きでしたが、本命と言われる山王(3441)が+10.58%、加地テック(6391)が+10.4%となっています。

今日の環境で上げていましたが、2連騰するとそろそろ失速というパターンがありますので、乗るにしても枚数少なめで打診というのが宜しいかと思います。

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億トレ注目銘柄ですが、以前も記載したDNAチップ研究所です。チャート的にも伸びしろが高くここから上昇しそうですので注目ですよ。

億トレサラリーマンの注目銘柄 DNAチップ研究所(2397)

DNAチップ研究所は東証スタンダード上場、1999年に創設、米国アジレント社製DNAチップや次世代シークエンサーを用いた遺伝子解析受託を主力とするバイオベンチャー企業です。

遺伝子解析の顧客は大学、研究機関、製薬・食品企業が多く、診断事業の研究開発にも注力しており、患者の負担が少なくて済む、血液を用いて肺がんの遺伝子変異を検査する「EGFRリキッド」の市場への普及を最優先事項として取り組んでおり、リウマチ、うつ病などのアルツハイマー病の診断メニューも研究中

同社のテーマですが「遺伝子解析サービス」 「バイオ関連」 「メタボリック対策」 「試験・検査・計測」 「遺伝子検査」 「モノクローナル抗体」 「バイオマーカー」 「DNAチップ」 「MEMS」 「再生医療」 「がん最先端治療」に該当します。

保有ブランドは「肺がんコンパクトパネル」となります。

依存先は岩井化学薬品(7.2%) 田辺三菱製薬「三菱ケミG」 (10.6%)となります。

DNAチップ研究所(2397)肺がんコンパクトパネルの承認、三井化学との業務提携により人気化!

DNAチップスは1月24日に三井化学(4183)との資本業務提携から人気化していますが、三井化学に第三者割当で新株を発行、三井化学は発行済み株式数の8.24%を保有との提携と希薄化とはなります。

ですが第三者割当して診断事業における開発アイテムに関する協業ですし、時価総額6000億円を超える三井化学との提携は時価総額60億程度の同社からすると好材料ですね。

国内の肺がんパネル検査での売上で来期の黒字化が濃厚!3月、4月で「追加承認で上乗せ」でさらなる上昇も!

DNAチップスがぶっ飛ぶ要素満載というポイントですが、「肺がんコンパクトパネルDxマルチコンパニオン診断システム」が保険適用されたと発表したところでしょう!

日本の年間新規肺がん患者数は13万人と言われていますが、同社の「肺がんコンパクトパネルDxマルチコンパニオン診断システム」のシェアは予測では、2/10に保険適用で承認された検査費用は11,000点と言われていますので、11,000点の半分と考えても1点=10円ならば5万人で55億円の売り上げとなります。

3月、4月で「追加承認で上乗せ」するとも言われていますが、国内の肺がんパネル検査での売上予測は大きくなり、三井化学との提携で世界の市場を狙えるというのも大きなポイントと言えます。三井化学との提携で肺がん以外のがん検査市場も獲得できるようになるとも考えられますので、来期の黒字化が濃厚と言われております。

何よりも代表的ドライバー遺伝子である4遺伝子の変異検出及び薬剤の適応判定を行うことが可能となっており、今回の申請はこれら4遺伝子に加えて3遺伝子の変異検出と薬剤の適応判定の機能を追加するための一部変更申請になります。

DNAチップ研究所(2397)時価総額100億円どころか…200億円、300億円の可能性を秘める!

チャートは売り物もそろそろ出そろったかな?という形になっています、決算を4月27日に控えていますが、3月22日に下方修正を発表していますので、大きな下振れがあるというのは考えにくいです。

「肺がんコンパクトパネルDxマルチコンパニオン診断システムの追加承認で上乗せ」となれば11,000点から20,000点に跳ね上がりますので、シェア3割近くだけでも国内売り上げ100億円に達する可能性があります。

そして国内シェア7~8割とも言われておりますので、もしもそうなれば…時価総額200億円~300億円も短期的に射程圏内に入りますので今後も注目のバイオ株と言えるのではないでしょうか。

「肺がん コンパクトパネルDxマルチコンパニオン診断システム」 (医療機器プログラム)の臨床検査センター受託開始の!

株式会社DNAチップ研究所は、「肺がん コンパクトパネルⓇ Dx マルチコンパニオン診断システム」(以下、肺がんコンパクトパネル) につきまして、国内主要臨床検査センターでの取り扱いが開始致しました。

【今後の展開】
肺がんコンパクトパネルは、肺癌に重要な遺伝子(ドライバー遺伝子1)に特化した遺伝子検査(医療機器プロ グラム)です。肺癌、特に非小細胞肺癌患者2 のコンパニオン診断*3 として、代表的なドライバー遺伝子である 4遺伝子(EGFR、ALK、ROS1、MET)の変異検出及び薬剤の適応判定の補助を保険診療により行うことが可能です。

医療機関のご登録が出来次第、上述の臨床検査センター経由でご依頼いただけます。また、昨年 12 月 16 日に提出した一部変更申請により、既に承認された 4 遺伝子に加え、新たに BRAF、KRAS、RETの3つのドライバー遺伝子の検査機能についての追加承認および保険適用を目指しております。引き続き、非小細胞肺癌における All-In-One のコンパニオン診断を目指して、今後さらに上市される薬剤にも素早く対応してまいります。
最先端の遺伝子解析技術で医療現場のニーズに応えることで、患者様の治療成果と QOL の向上に貢献できるよう努めてまいります。尚、これらは本年度業績目標には織り込み予定です。

上記の材料が発表されましたが、今月末の決算で業績に反映されますので中々面白そうですね!

※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。

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