先週末に雇用統計が発表されましたが、雇用統計後の日本株の動きを予想を致します。
まず注目された米雇用統計ですが、景気の動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前の月に比べて23万6000人増加、失業率は3.5%と歴史的に低い水準となりましたが、労働者の平均時給も去年に比べて4.2%上昇とほぼ市場予想通りの結果となりました。
3月雇用者数が堅調なペースで増加し、失業率は再び過去最低付近に低下ではありましたが、この結果を見てもインフレ=物価の上昇につながる人手不足による賃金上昇が続いていることが確認される内容となりました。
米国市場は休場でしたが、日経平均株価先物は100円超えの上昇となっていますね。
インフレを抑えたいFRBではありますが、銀行破綻以降どうにも動けない。市場を混乱させないという方向ですので、非常にヤキモキしている状態かと思いますが、経済が鈍化しているという指標が続く中で利上げを継続すると、さらに市場は混乱する。
まさに3歩進んで2歩下がるじゃないですが、じっくりと経済は戻ってはきている様に見えたところで…という感じですので、判断が非常に難しい状態となっていると言えます。
5月FOMCに色々と判断を迫られるとは思いますが、来週はCPI(消費者物価指数)があります。雇用統計終わって良しここからだ!と言いたいところですが、重要指標前は警戒して買い意欲が低下するというのは、先週の動きを見ての通りですので、来週も慎重な姿勢は続けるべきと言えます。
日本株の今週の動きは?上昇トレンドは継続!再び28,000円を試す展開を予想!
上記予想というか、ここ最近は上げすぎたからガス抜き的な売りがきていましたので、雇用統計がほぼ市場予想通りでしたので経済懸念は後退します。
経済への停滞という部分が緩和されたと言え、FRB高官の利上げ発言がでてもおかしくない内容ですので米国市場は買戻しが入りやすく、日本株も上昇すると見ています。
ですが、12日のCPI(消費者物価指数)を通過するまでは売り物は相変わらずでてくると見ていますし、政府の対応から金融システムへの不安が後退していますが、14日にはJPモルガン・チェースの決算など米銀行の決算が控えています。
混乱の原因となった米銀行の決算は世界の投資家が注目しています。
昨今の下落は上昇過程での調整という動きでしたので上昇しやすいと見ていますが、CPIそして銀行の決算を注視している投資家も多く、売り方も通過するまでは買戻しをしてくるという感じはなさそうですし、後は日本株の特有の問題では
黒田→植田総裁となり、日銀が長期金利を直接誘導する「イールドカーブ・コントロール(YCC)」の見直しの有無が焦点というのもあります。そろそろ軌道修正をしていくのではないか?との声もありますので、来週も上下は激しい相場とはなりそうです。
現時点では日本株は上昇していく見込みは高い!引き続き押し目は買いのスタンスは継続!
基本的な戦略として、CPIの結果で大きく動くのはハイテク株です。
国内では半導体株がCPI後に大きく動きやすい傾向がありますが、CPIで「インフレの鈍化が示されれば安心材料」となりますので、半導体株がCPI前に売り込まれていたら打診してみるというのも良いかと思います。
後は為替が円安方向になっていますので輸出関連なども買われやすいことを考えても輸出関連も狙ってみるのもありですね。引き続き少子化対策といった国策銘柄も直近の下落でいい押し目を入れている銘柄も多いですので、もうそろ打診してもという感じです。
※「PR yahooファイナンス1位の実績!急騰線銘柄を無料プレゼント!」
明日注目の銘柄ですが、週末にSTOP高となったアイビーシーはもう一段の急騰があると見ています。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 アイビーシー(3920)
アイビーシーは東証グロース上場、社内システムの性能監視ソフトなどITシステム性能監視ツールの開発、販売を主力としITシステムの性能評価サービス、ITシステムの設計・構築、コンサルティングIoTセキュリティ基盤の開発の提供、ソフトウェア販売を展開するIT関連の企業です。
同社のテーマですが、「ソフト・システム開発」 「コンサルティング」 「クラウドコンピューティング」 「ビッグデータ」 「データ分析・解析」 「情報セキュリティ」 「IT関連」 「フィンテック」 「IoT」 「ブロックチェーン」 「生産性革命」 「Society5.0」 「あえてスタンダード」に該当します。
同社の保有ブランドですが「クサビ」 「グローバルベースライン」 「システムアンサー」 「今日のレスポンス」 「楔」 「Global Baseline」 「kusabi」 「System Answer」などがあります。
ブロックチェーン関連で特許を持つIoTセキュリティ電子証明基盤サービス「Kusabi」で急成長の期待!
時価総額40億円と小型ですが、同社の業績は改善傾向にあり、コロナやウクライナとロシアの戦争などから半導体不足などの問題が起こっていますが、サーバー供給の状況が正常に戻ってきており、同社は「System Answer シリーズ」の機能拡張を機とした既存顧客へのサポート強化等の施策や昨年度より実施していたパートナービジネスの強化が功を奏し、ライセンスの販売及びサービスの提供が大幅に増加、3月31日に業績修正を発表していますが23年9月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字から2億2000万円の黒字と2.2倍上方修正上方修正を発表しています。
同社のブロックチェーン関連「Kusabi」はIoTセキュリティ電子証明基盤サービスで技術は各種特許(特許第6340107号、特許第6340120号、特許第6480528号)を取得しています。
kusabiはブロックチェーンへ格納する情報を拡張し、バリアブルに格納できるカスタムプロパティを新たに追加。設計から開発、量産、運用まで、すべての段階において一貫性のあるセキュリティ対策のための証明書を提供し、デジタルIDを駆使したリモート制御、デバイスのライフタイム設定に活用可能、かつ、従来の電子証明書機構にはないブロックチェーンを利用している同社の独自システムです。新たな機能の追加により様々なセキュリティ対策に活用できますので、今後利用する企業の拡大が期待できると言えます。
4月3日に売り禁措置入りしてから直近高値を更新中!週足を見ると上昇機運は十分!
直近で人気化して急騰していますが、日足は年初来高値更新、出来高100万株を突破と需給を伴ってという動きになっています。週足を見るとまだ出遅れ位置にありますので週明けは空売りを踏み上げながらのパターンに期待がもてると言えます。
売り物は出尽くしたという位置から急速に反発していますが、同社のポテンシャルの高さやチャート位置を考えても〝桁替え候補〟と見ています。
「株式相場で勝率を高めるなら億トレも参考にしているサイト一覧!」※毎日急騰期待銘柄を配信していますよ↓
株情報サイト&メルマガ情報
橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。
高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。
グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。