今日は本当ビックリな動きですね!日本株…これはガチの上昇トレンドに突入した可能性が高いです!
その前に昨晩の米国市場ですが、投資家注目の「パウエルFRB議長の議会証言」がありましたが、冒頭にいきなりの「利上げのペースを加速する用意がある」と先制パンチの発言…
直近で1月の雇用統計や消費関連の指数が堅調だったことなどを背景に「直近の経済データは予想を上回る強さとなり、最終的な政策金利の水準が従来の予想よりも高くなる可能性がある」とタカ派寄りの発言をしたことで、市場はまさかの発言に米国市場は総じて売り優勢の展開となりました。
FOMCで0.25%の利上げを織り込んでの推移が続いていたところに、FRB議長の「利上げ加速の可能性が示唆」ですので、市場はパニック的な投げが出た訳ですが、NYダウ構成銘柄は製薬大手メルクを除いて全銘柄が売られ、NYダウは右肩下がりの下落となりました。
ナスダック総合指数も2年債利回りが10年債を上回る「逆イールド」が深まりハイテク株を中心に投げ売り続出して続落となりました。
正直、楽観視されていたところですので、まさに今回の発言は「パウエルショック」と言えますね。
失業率が上昇して利下げが来る可能性については「当面はない」と述べており、パウエルFRB議長の今回の発言からも次回FOMCでどういった判断となるのか見えなくなりました。市場を不透明感を嫌がりますので米国市場の警戒感は高まったと言えます。
日本株はまさかの逆行高!ガチの上昇トレンド突入の可能性高まる!
米国市場でNYダウが右肩下がりで600ドル近く売り込まれたにも関わらず、日本株は寄付きこそ値を下げましたが、売り一巡後は急速な切り返しを見せる展開となりました。中国市場も下落しているのに、日本株だけが独歩高という動きを見せたわけですが、ドル円が138円近辺まで円安進行となり、円安恩恵とは言っても今日の日本株の強さは異常とも言えます。
確実に外国人投資家が買いに回っている動きです。2月月次や中国の景気回復期待からファーストリテイ(9983)に資金が入り値がさ株が買われていましたが、米ハイテク株が崩れたのに、国内の半導体株も堅調推移ですからね(笑)
日経平均株価、TOPIX、新興市場とチャートは非常に強さがあると言っても、メジャーSQ週で「魔の水曜日」で米国市場が急落となっているのにアノマリーを跳ね返して、今日は東証プライム市場は値上がり1,237銘柄、値下がり521銘柄、スタンダード市場は、値上がり770銘柄、値下がり479銘柄、東証グロース市場は、値上がり243銘柄、値下がり銘柄数237銘柄と全市場が値上がり銘柄が多いです。
日経平均株価は28,444.19円と4営業日続伸して、22年9月13日の終値28,614.63円以来、約半年ぶりの高値水準となっていますが、長い間株式市場を見ていますが、こんな動きは久々です!!
むしろ米国、欧州、中国含むアジアが上がっているのに日本株だけが弱いというのは何度もありましたが、空売り比率含め売り材料しかないところでこの動き、ガチで日本株は上昇トレンドに入った可能性がありますね。
ちなみに今日の空売り比率ですが、昨日とほぼ変わらず41.2となっています。
空売り比率を見ながらではありますし、全体的に期待感の高い相場ですし、黒田総裁の最後の決定会合を今週末に控えていますが、市場の見方はほぼ無風の「政策変更なし」と見られています。日銀の植田和男新総裁も金融政策も従来路線の踏襲で、当面は大きな変更なしと見られていますのでこういった部分も下支えとなっていると言えますのでメジャーSQ日の金曜まで強そうではあります。
キーポイントとしては「為替動向」かと思います!
この逆行高も為替市場が円安となっていることで好感されていると言えますからね。円高方面となるとそれを狙っての機関投資家からの売りが出る可能性が高いです。正直、変な動きですので怖さはあります、ですが相場の流れが崩れるまでは「目を瞑って買え」という動きで攻めても良いと思っています。
テーマ株では、ChatGPT関連、AI(人工知能)関連銘柄、EV(電気自動車)関連と言ったところが引き続き強かったですが、Unipos(6550)、カヤック(3904)、ダイワ通信(7116)、エーアイ(4388)と言った銘柄が強い動きでした。
後は…トンピン銘柄もテーマ株という勢いで強かったですね。
アースインフィニティ(7692)もですが、過去のトンピンさんの銘柄、三ッ星(5820)、マツモト(7901)、トミタ電機(6898)などもSTOP高となっています。アースインフィニティは実際にトンピンさんも入っていますが、他銘柄は一瞬で暴落すると思いますので、触らない方が良いかと思います。
それでは今が旬のテーマでSTOP高をつけた銘柄の中から、億トレ注目のChatGPT関連、AI(人工知能)関連銘柄を記載します。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 エーアイ(4388)
エーアイは東証グロース上場、2003年設立、独自開発の音声合成エンジン「AITalk」は従来の「コーパスベース音声合成方式」と、最新の深層学習技術を活用した「DNN音声合成方式」を利用シーンに合わせて選択することで、人間らしい音声を追求した高品質音声合成エンジンを提供するChatGPT関連、AI(人工知能)関連の企業です。
法人向けにパッケージソフトやライセンス、クラウドサービスを提供しており、コンシューマー向けにもパッケージソフト「ボイスロイド」シリーズは機械音でなく、言語種類と感情表現ができることから導入企業も多く、主顧客は自治体の防災無線とNTTドコモの「mydaiz」など大手企業を持っています。
同社のテーマですが「AI(人工知能)」、「ChatGPT」「防災」 「ソフト・システム開発」 「クラウドコンピューティング」 「スマートフォン」 「組み込みソフト」 「SaaS」 「eラーニング」 「カーナビゲーション」 「テレワーク」 「サービスロボット」 「IT関連」 「自動翻訳」「メタバース」に該当します。
保有ブランドは「エーアイトーク」 「エーアイトーク声の職人」 「声の職人クラウド版」 「AITalk」 「AITalk 声の職人」 「Web読み職人」となります。
依存先はNTTドコモ「NTT」 (15.5%)となります。
エーアイは国内音声合成市場でNO,1「ChatGPTとオルツ社の「LHTM-2」を活用したサービス提供の実証実験を開始!
エーアイですが、導入実績2000社以上、音声作成実績400以上とインフラ導入で高い実績があり国内音声合成市場でNO,1を誇っています。
P.A.I.(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツと共に、「ChatGPT」にも搭載されているOpenAIが開発した自然言語処理の人工知能モデルやオルツの独自モデル「LHTM-2」で知られる大規模言語処理モデルの生成系AIを自社製品に活用することを目的に法人が利用可能なAIサービスを構築開始したと発表しています。
このオルツ社はAIの対話エンジンの開発 から生まれた音声認識テクノロジーを活用した「AI GIJIROKU」などのSaaSプロダクトを開発・提供しています。
オルツ社とは国内最大規模のAI議事録サービス「AI GIJIROKU」を開発しており5000社で活用中ですが約1か月で1000社増、日本経済新聞社で発表された増収率ランキング3位、売上9.5億→増収率17倍と驚異的なペース、推計企業価値ランキングAI部門9位となっています。
業績面を見ますと23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は600万円の赤字とはなっていますが、半導体不足が徐々に解消傾向となり防災案件の売上が回復傾向、AI(人工知能)はここから導入する企業が増加していく見込みを考えても業績の急回復の見込みは高いと言えます。
直近でSTOP高連発となっていますしPER488倍と割高ですので、一旦押し目がないと買いにくいところはありますが、買い一巡して深押ししたところは狙い目と思っています。
何よりもNTTドコモなど大手企業と太いパイプがありますので、大手企業への導入などの材料も期待が出来ることを考えても1000円台に桁替えとなる可能性も高いと見ています。
※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。
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